66歳の貧乏なアルバイター

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

事実が何なのか知らない世代

2022-08-15 21:05:07 | エッセイ

朝晩、少しだけ涼しくなってきている。
汗をかく量がちょっと減った気がする。
だからと言って体調が良くなったのではなく気分的なものではないかとも感じる。

よく人は、人の痛みを知るというけれど、それは無理というもの。
あなたは他人だから私の痛みが分からない。
当然です。
みんなそうです。
でもってそれが当たり前です。
他人の痛みを知れ、という言葉はいわゆる脅迫的な物言いですね。

日本に居てウクライナで死んだ人の痛みを知るのは無理。
でも、近親者の死ならば随分と悲しく感じるでしょう。
それは自分に利害関係が生じるからじゃないか、とも思う。
もしウクライナの人の悲しみを分るならばすぐにでも助けに行くのではないかしら。
でも、そうしないのは結局は他人の痛みが分からないから。

同様に被爆国の日本人の悲しみは実際に被爆をしてみないと分からないだろう。
そういう意味では、現代に生きる若者は戦争を経験していない、事実が何なのか知らない世代。
唯一の被爆国であるとは言ってても、実際にその経験をしてないならばやはり痛みは知らない。
被爆の経験があった国、その国に住んでるというだけ。
世界に伝えるとは言ってもそれは親から受け継いだただの物語になりつつある。
戦争も実際に経験しないから、本当の痛みな知らない。
その知らない世代が増えてくると、段々と過ちを繰り返す可能性も高まる。

これは輪廻というべきかな、プーチンさん、習近平さん。

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