最近、老化防止に本を読む。
本は読み始めて暫くは何を書いてるかピンとこない、理解できないことが多い。
自分は4~5回読む直す。
そうすると少しづつなんとなく解る様になる。
だんだんとだ。
その繰り返しで読み続けるうちに理解がスムーズにできる様になる。
今まで自分は文章の理解力が低いなぁ、と思っていた。
他にも 人が言う事の理解ができない事がたびたびある。
けれど、今はそうでもない気がする。
本の内容が理解できないのは読み始めた最初だ。
それが 読み進めててもずっと理解の程度が低いままなら、理解力が低い事になるだろう。
書物は最初、全体の意味とか言葉の意味とか前後の脈絡とかを多く気にしないといけないからねぇ。
最初、前後に意味を交錯して理解を進める。
それが一度流れに乗ると前後の意味合いが繋がり理解しやすい。
これは文章だけでなく、全てのことに当てはまる。
例えば、仕事も、最初は多くの内容を取り込んで解釈したり動作を覚えたりする事が必要だ。
慣れてくると大したことではなくなる。
慣れるからね。
スポーツもそうだし、人間関係もそうだろう。
何事も最初にハードルがあり、そこを越えれば大丈夫なことが多い。
ただし、慣れてからは一つづつを注意深く進むことが次の課題になる。
たいていの失敗は落とし穴のようにひっそり待ち構えてる。
思春期、好きな異性に声を掛ける若者の第一声は宇宙規模のハードルがある。
ハードルを一度越えたらどうでもよくなるくらいのところに落ち着くこともありがち。
だからくっついては離れ、離れてはくっつくのが若者の恋愛模様なのではないだろうかな。
既婚者のほうが気楽にナンパできるのはその辺にあるのかもしれないな。
ちょっと意味が違うか。
産みの苦しみ、と言う言葉と似た感じ。
違うけど。
従って、何事もちょっとかじっただけで、ダメだ、と感じる人は多いと思うが、それは当然のこと。
最初は何度もやり直すのが当たり前であって、最初に成功したら、それは勘違いを生む不幸なのだと思ったほうが良かぁないか。
全ての物事には最初の一歩に越えるべきハードルがある、と言うところかな。
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