生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

ワタフキカイガラムシ

2012年10月31日 | 日記


鈴の宮公園です。
ここのユキヤナギの枝に、ワタフキカイガラムシが一杯居ました。
この虫には結構なストーリーがあるとの事です。


このカイガラムシは、現在では余り見られないとの事です。
それは「天敵による防除が成功した」からと言うストーリーがあるからです。
このカイガラムシはオーストラリア産の柑橘類の害虫で、アメリカで被害が多かったそうです。
カイガラムシはロウ状の物質を出して身体を覆っているため農薬による防除が難しいそうです。
この対策として天敵のベダリアテントウを、やはりオーストラリアから導入して防除が成功したと言う事です。
日本でもワタフキカイガラムシの侵入が見られて、直ぐに同じ対策がとられて被害は問題なくなったと言う事です。
おそよ100年前の事だそうです。
今も、ベダリアテントウが細々と活躍しているのだと思われます。
今度は、是非ともベダリアテントウを見つけたいと思っています。
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まだまだ蝶や蛾

2012年10月30日 | 日記
民家の空き地に、ヤナギハナガサとセイタカアワダチソウが生い茂っています。
ここに蝶が、沢山集まって来ています。
モンシロチョウとツマグロヒョウモンが、飛び回っていました。
長閑な風景です。


キマダラセセリがツルドクダミの花に止まっています。
吸蜜中です。
この蝶の幼虫はイネ科を食草にしている様です。


シロオビメイガが、セイタカアワダチソウに止まっています。
2匹が、止まっていました。
キク科の花が、好きかも。
幼虫の食草の幅が、広いそうです。

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帰ってきたヨコヅナサシガメ

2012年10月29日 | 日記
菰池公園です。
奈良時代に掘られた灌漑用のため池が整備されて、綺麗な公園になったものです。
周囲には、杉系の樹木が植えられています。

ヌマスギだと思います。

カモとカメが休んでいます。ゆったりした感じです。

この公園のケヤキで、ヨコヅナサシガメの幼虫が越冬します。
樹木の窪みや樹皮の裂け目などに集まります。
そろそろ、集まりだしました。




ちなみに、7/20に載せた段階では、こんなに小さかったんです。

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勿来の関、続き

2012年10月28日 | 旅行
他にも色々咲いていたので、載せておきます。
キク科です。
ヨメナかノコンギクか、良く分かりません。
白と、やや紫に見えます。




アキノキリンソウです。


ニガナに似ていますが、花が結構大きかった。


可哀想な名前のベニバナボロギクです。
アフリカ原産とか。


タデ科です。
ミゾソバですが、赤が勝っていたり、白が勝っていたり、面白いです。



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勿来の関

2012年10月27日 | 旅行
最近、出張が続いています。
勿来の関は、福島県のJR勿来駅から徒歩で2km位の処にあります。
最寄のJR鳳駅の始発に乗り、11時過ぎ勿来駅に着いて、約2時間で行って来ました。
勿来の関公園の入口付近です。

源義家(八幡太郎)の像がありました。

関跡の碑です。
この関は、古くは東北への玄関口としての歴史性があるとの事です。

赤松に菰が巻かれていました。

公園へ行く途中や帰路で見かけた生き物達です。
マムシグサの実が赤くなっていました。


他にも、秋の実としては、ノブドウの青や紫の実、ガマズミの赤い実が見られました。




花では、コウヤボウキの白い花、アザミの紫の花が見られました。




虫ではジョロウグモですが、巣から離れて、草に止まっていました。
珍しいです。

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