ぐるっとパスで世田谷美術館に訪問です。
アメリカ軍に接収されていたゴルフ場だった砧公園の一角にある世田谷美術館へ。世田谷区は都内23区でも90万人を超える巨大な人口を抱える所です。特別区の権限を超越する政令指定都市の要件すら備えています。そこらの区とは財政規模も大きく異なる筈です。その為か世田谷美術館は立派な建物です。
企画展が目的でから自分の想像以上の高額な入場料で驚きました。我が家はぐるっとパスを利用して料金は同じと言う事で二人で〆て2600円でした。(結果、使用しませんでした。)
ピーターラビットのお話はそもそも:「ポターの元家庭教師、アニー・カーター・ムーアの5歳の息子ノエル・ムーアのために送った絵手紙が始まり。」です。ハガキサイズより少し小さい感じのウサギの絵と文が描かれたお手紙です。展示されていましたが、小さいし芸術的な価値は良く分かりませんでした。童話で育った世代にはかくべつかと。(自分はロビンソン・クルーソーや宝島でした。)その後の擬人化して絵本として発刊されて現在の地位を築きました。
ウサギと言えばイギリスではカントリ・サイドに行けばよく見かける動物です。それも羊飼いにとっても農業を行う人たちにも害獣であることに変わりません。しかし、その愛くるしさから擬人化して世界に轟く児童書籍としての地位を得ました。日本人にとってはNHKのプロパガンダ放送もあり大人気です。瀬戸内海の島ではウサギの島があります。そんな可愛いウサギさんも現実社会となると害獣として持ち込みを禁止する国もある状況です。また、イギリスでは駆除の対象になるラビットくんですが、物語と自然保護としては良い題材なのかもしれません。
1 ピーターラビットでイメージする画像を一番にもってきました。
2 道玄坂上からバスに乗り三本杉で降りて向かいます。
3 沿線物語とコラボです。
4 日本では絶大な人気のあるピーターラビットが出版されて120年だそうです。
5 砧公園の脇の環八は、東名を走って来ると必ず通る所です。
6 世田谷美術館が木々の間から見えてきました。
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9 館内から撮影です。
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11 撮影しても問題がないものだと思いますが、英国から借りて来たものですから致し方ありません。でも、5個所に撮影スポットがありましたのでまだ良い方だと思います。
12 イギリスの湖水地方に行った時、作者のビアトリクス・ポターの世界にお邪魔した時のスレッドはこちらです。
13 ピーターラビットの童話で育った人にとっては嬉しい展示です。
14 すぐ横にいる係員の方に「ウサギのお尻が動いていますね。」そうなんです、柵を潜るためにお尻を振っていますが、動画は撮影禁止なのでと。
15 人参を食べているのではありません。さてなんでしょうか?
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17 頂いたピーターラビット展のパンフレットのみどころ4番目にハッピーバースディ!ピーターラビット とありました。
本展のためにイギリス湖水地方のテーマパーク The World of Beatrix Potter Attraction が制作した、高さ180㎝の特大のバースディケーキで『ピーターラビットのおはなし』の出版120周年をお祝いします。
18 館内から外を
19 隣のレストランに向かう壁の装飾です。
20 入って直ぐの所です。
21 こちらのパンフレットから一部引用させて頂きました。
狩猟などの一部として行われるウサギ狩はこちらです。これも現実です。
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