ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

ファイナル・デッドブリッジ

2011-10-02 22:38:14 | は行

最初の橋のシーンだけで
もう十分満足!という感じ(笑)

映画「ファイナル・デッドブリッジ」31点★★


ターゲットとなった人々の“死に方”を
多彩な方法で描き、
大ヒットしているシリーズ第5弾です。


会社員のサムは同僚たちと、
バスに乗って社員研修旅行に向かう。

が、巨大な吊り橋にさしかかったとき、
惨劇が起きた――!


サムを含む8人は、九死に一生を得るが
しかし、生き延びた8人は
その後の日々のなかで
一人また一人と、命を落としていってしまう。

死ぬはずだった8人は
その運命から、逃れることはできないのか?

あるいは、死から逃れる方法はあるのか――?!


事故から生還した8人が、
次々に無惨な死を遂げていく。

次は自分の番か?と思うと、
キッチンのヤカンの蒸気や、
タンスの角にさえビクビクしてしまうという

そうした
日常に潜む全てが凶器に見えてくる様が
本作の狙いでしょうね。


番長はホラー、特にスプラッタは苦手なんですが、
これは橋のシーンがおもしろそうだったので
見たかったんです。

で、そのシーンは
期待通り面白かった。

2D版で見ましたが、
バリバリ3D意識した映像なんで、
3Dで見るのがいいかもれません。


しかし終始、
内臓パックリ、骨もグッサリと
どんなに「痛そう」に殺すか、が主旨の映画だけあって、

いやはや、最初の30分でもう十分、
おなかいっぱいでした(笑)


特に中盤からは、
激しいスプラッターに耐えられず、
画面、ほとんど見られず。

英語のヒアリングにはなりました。

ということで
スミマセン、あまりちゃんと評価できてないなあ。


しかし本作は
一般の方と一緒の試写で見たのですが、

思ったより年齢層高く、
シニアカップルも多く、

番長が下向いたり、そっぽ向いたりしてるのに

みんなまったく動じず、画面に釘付け!
しかもなんか食べてるし!

みなさん、肝が太いなあと、
マジで感心いたしました。

好きなかたには
たまらないのでしょうねえ。


★10/1から全国で公開。

「ファイナル・デッドブリッジ」公式サイト
コメント
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