ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

恋人たちのパレード

2012-02-25 01:44:46 | か行

ここでもロバート・パティンソンが
ロマンチックなラブを披露。

「トワイライト」と同時期公開とは
タイミングが悪いのか、運命のイタズラなのかー(笑)

「恋人たちのパレード」58点★★★

1930年代のサーカスが舞台。

大学で獣医学を学んでいたジェイコブ(ロバート・パティンソン)は
ある出来事から大学を辞め、路頭に迷ってしまう。

行く当てもなく
やぶれかぶれで、やってきた列車に飛び乗るジェイコブ。

それはサーカス一団の列車だった。

そこでジェイコブは
一座のオーナーの妻(リーズ・ウィザースプーン)に
一目惚れしてしまうのだが……。


老人の回想から始まり
「列車に飛び乗って人生が開ける」という展開、

そしてどこかノスタルジックな映像、と
終始おとぎ話譚な雰囲気。


ロバート・パティンソンも
リーズ・ウィザースプーンの切ない恋も悪くないし、

なにより大所帯のサーカスというモチーフは
魅力的なんですが


動物好きの番長に盲点だったのは、
サーカスって動物がいっぱい出てくるんだよ!ってところ。

暴君なサーカスのボスが
動物に非人道的な行為をするシーンは
かなりつらかった。


まあそれは抜きとしても
描きたいことへの情熱は感じるんですが、

どうも筆が流れがちで
場面転換が不自然だったり、作りにちょっと不安定さがありました。

しかし
ロバート・パティンソンって
誰相手でも、ラブな雰囲気キメるよなあ……。


★2/25(土)からシネマート新宿で公開。

「恋人たちのパレード」公式サイト
コメント
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