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【 商用車の雄キャラバン完敗の謎】後発なのになぜハイエースに勝てないのか?

2021年12月17日 23時00分48秒 | 日々の出来事
【ああ無情 商用車の雄キャラバン完敗の謎】後発なのになぜハイエースに勝てないのか?

2004年8月にデビューした現行ハイエースはプロユースの1BOX車として不動の人気を誇っている。


3・30・2020

【画像ギャラリー】ハイエースとNV350キャラバンの違いとは?

 一方、ハイエースのライバルといえば、2012年6月にハイエースを研究して新型にフルモデルチェンジした現行5代目NV350キャラバン。

 2019年の新車販売台数を見ると、ハイエースバン(レジアスエース含む)は6万8027台、NV350キャラバンは2万551台と4万7476台差で、なんとNV350キャラバンの約3.3倍もハイエースが売れている。

 デビューから16年が経つハイエース、方やNV350キャラバンは8年あまり。

 研究しつくして後出ししたNV350キャラバンとハイエースの差は、なぜここまで差が開いたのか? NV350キャラバンがハイエースに勝てない理由をモータージャーナリストの野里卓也氏が解説する。

文/野里卓也
写真/トヨタ 日産 ベストカーWeb編集部
2004年8月に登場した200系と呼ばれるモデル 。写真はハイエースバンDX“GLパッケージ”(2WD、2000ガソリン、6AT、5ドア、標準ルーフ        
 


ハイエースとNV350キャラバンのボディ形状の違いは?
 
 NV350キャラバンが「後出し」で、先行するハイエースをしっかり研究して発売したことで、ハイエースの存在も脅かされるかと思いきや、発売から8年以上経過した現在でもそんな話はとんと聞かない……。

 まずは、ハイエースとNV350キャラバンのボディ形状を見ていこう。

  ハイエース、NV350キャラバン同様にビジネスユースとして使用されることが多いため、メイン車種は“4ナンバー枠”全長4700mm以下、全幅1700mm以下、全高2000mm以下となっている。


2012年6月にデビューしたNV350キャラバン。2017年7月にマイナーチェンジを実施。インテリジェント エマージェンシーブレーキをはじめとした安全装備を充実させた。写真は NV350キャラバン・バンプレミアムGX(2WD・ガソリン)、ロングボディ        
 



 
 ハイエースの全長はロング(4ナンバー4695mm、1ナンバー4840mm)と5380mmのスーパーロングの3種類。全幅は1695mmの標準と1880mmのワイドの2種類となる。

  全高は標準ルーフが1980mm(ジャストロー1985mm)、ミドルルーフが2105mm、そしてがハイルーフ(ロングボディは2240mm、ジャストロー2245mm)、スーパーロングの2285mmとなっている。

一方のNV350キャラバンは、全長は4695mmの4ナンバーのロング、全長5080mm、5230mmの1ナンバーになるスーパーロングの3種類。全幅は標準の1695mmとワイドの1880mmの2タイプ。

 そして全高は標準ルーフの1990mm、ハイルーフの2285mmの2種類とハイエースと比べるとシンプルな構成だ。

 これらのボディタイプが組み合わされているわけだが、注目のポイントはハイエースにはスーパーロングにはワイド幅しか設定されていないのに対して、NV350キャラバンはスーパーロングにも標準幅のモデルが用意されていることだ。
NV350キャラバンの広大なインテリアスペース。5:5分割可倒式シートはハイエースにはない装備        
 


新車販売台数はNV350キャラバンはハイエースの約3分の1
 
 続いて、人気を測る指標である新車販売台数を見ていこう。 2018年はハイエースバン(レジアスエース含む)は5万7893台と、NV350キャラバンの2万3713台に3万4180台の差をつけている。

 2019年はハイエースバン(レジアスエース含む)は6万8027台、NV350キャラバンは2万551台と4万7476台差で、もはやハイエースが一人勝ちの状態になってきた。

 両車ともこれまでにも小変更や一部改良を続け、先進装備のセーフティーセンスや、エマージェンシーブレーキなどを採用するなどブラッシュアップが図られているのだが、ここまで差を付けられるとは……。

 しかし、ここで強く言っておきたい。『NV350キャラバンはそんなに魅力がないワケではない』と! 

 実際にNV350キャラバンのオーナーに話を聞くと後席の使い勝手や、ディーゼルターボの力強い走りなど魅力も数多いのだ。NV350キャラバンの優位点をいくつか挙げてみよう

■リアシートが5:5で分割して倒れる

 後席分割可倒式シートは1BOXタイプの商用車ではNV350キャラバンのみ(軽商用車除く)。

  メリットは数多くあり、長物を積載してもシートを片側だけ倒すことで、後席の居住性が確保できるほか、シートを片側だけ倒して車内で靴を脱いだり、履いたりするスペースにも使える。

■ディーゼルターボは低速からグイグイと力強い走りが堪能できる

 ハイエースバンは136ps/18.6kgmを発生する2L、直4ガソリンエンジン、160ps/24.8kgmの2.7L、直4ガソリンエンジン、そして151ps/30.6kgmを発生する2.8L、直4ディーゼルターボの3タイプ。

 組み合わされるトランスミッションは6速ATで、2Lガソリンエンジンには5速MTが用意されている。

 NV350キャラバンは、130ps/18.1kgmを発生する2L、直4ガソリンエンジン、最高出力147ps/21.7kgmを発生する2.5L、直4ガソリンエンジン。

 そして129ps/36.3kgmを発生する2.5L直列4気筒ディーゼルエンジンの3種類。組み合わされるトランスミッションは5速ATを中心に、2Lガソリンそして2.5Lディーゼルに5速MTが用意されている。


 NV350キャラバンはディーゼル車にも5速MTが用意されており、積載量が多いクルマには最高出力よりトルクの方が重視されるが、人気のディーゼル車では、ハイエースよりもNV350キャラバンのほうがトルクが5.4kgmも勝っている点は大きなポイント。
荷室長はハイエースより50mm長いクラスNO.1の3050mm        
 


 
■荷室はハイエースよりも広い

 さすがにハイエースを研究しつくしただけあって、NV350キャラバンの荷室長は3050mm(バン プレミアムGX)と、ハイエースは3000mm(標準ボディ・スーパーGL)より50mm長い。
 
■新車購入時にハイエースよりも安い

 「ハイエースと購入比較した際に、安いプライスを提示されることも多いので、そうしたユーザーはNV350キャラバンを選ぶオーナーも少なくない」(ハイエース専門店スタッフ・談)といったことが挙げられる。

 上記はNV350キャラバンのオーナーに取材をして購入に至った理由や普段の使い勝手で気に入っているポイントを挙げてもらった。

 購入価格についてはハイエースの専門店で取材したスタッフから聞き取りを行った。

  というワケでライバルのハイエースに比べて魅力が全く無いわけではなく、細かい所で確固たる差があることで、オーナーも満足のいくNV350キャラバンライフを過ごせているのだ。

ハイエースはなぜこれほど人気なのか?
 
 ハイエースはデビューから今年で16年目、初代は半世紀前に誕生しており、トヨタのなかでも50年以上の歴史を持つモデルだと、クラウンとランドクルーザー、それにトヨエースがあるのみ。それほど息の長いモデルでもある。

 ちなみにモデル末期だから月間販売台数も伸び悩んでいるかと思いきや、ハイエースバンは1ヵ月平均約5600台(2019年)も販売しているのだ! そんなハイエースの強みを挙げると……。

■ブランド力がある

 老舗のモデル=16年継続して販売されてきたモデルとして安心感がある。

■信頼性が高い

 ビジネスシーンで使われるだけに故障の頻度は少なければ少ないほど優秀。「壊れにくく、安心して使える」(ハイエース専門店スタッフ・談)

■カスタムパーツが豊富

 内外装ともにカスタムパーツが豊富に出回っている。おかげで所有してからも自分でカスタマイズする楽しみがある。

■リセールが良い

 現行ハイエースは新車購入時の下取りや中古車販売店などに販売する時、高値で買い取ってくれる。新車購入から3年経過したモデルでも約7~8割の価格で取引されている実績もある。

  というわけで、NV350キャラバンに商品力がないわけではなく、ハイエースの方が購入時の安心感や信頼性、アフターパーツが豊富であること、そして手放す時も高価な買い取り価格が期待できるということで選ばれているのだ。
     
海外仕様の新型ハイエース。写真はショートボディ標準ルーフ。ボディサイズは全長5265×全幅1950×全高1990mm。ちなみにロングボディハイルーフのボディサイズは全長5915×全幅1950×全高2280mm、ホイールベースは3860mm        
 


新型ハイエースはどうなった?
 
 ハイエースもモデル末期であり、海外ではすでに新型ハイエースが先行して発売されているのはご承知のとおり。では日本のハイエースが今後どうなるのか、気になっている人も多いハズだ。

 ハイエースの海外モデルをベースとしたグランエースが2019年11月に登場しているが、ハイエースの後継モデルではなく全く別のモデルであり、国内では現行モデルのまま、2021年頃まで継続販売される予定だ。

  とはいっても、4ナンバーサイズ(乗用車の5ナンバーサイズと同じ規格)のハイエースバンは、商用車として絶大な支持を得ているので、このサイズのハイエースバンを廃止するとは考えにくいので、新型のメイン車種も4ナンバーサイズをキープするだろう。



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「大手と中小で平均年収に300万円の差」年収が上がったのは"大手企業の男性だけ"という事実

2021年12月17日 20時09分49秒 | 雇用と職のこと
しかし唯一、平均年収の上がった人たちがいます。それが5000人以上の事業所で働く男性です。大企業で働く男性はこの期間、人数こそ33万人から31万人まで減りましたが、平均年収は716万円から735万円まで増えました

12/16(木) 11:16配信

バブル崩壊以降日本には長い好景気が2度もあったにも関わらず、1997年以降、日本人の給料は上がっていない。社会保険労務士として長年従業員の給料を見てきた北見昌朗さんは「アベノミクスにより平均年収は上昇に転じて正規従業員が473万人増えたため、一見すればある程度成功したように見えますが、東京と地方、大手と中小、そして男性と女性の格差は開きました」という――。 


【図表】過去30年間の平均年収推移  ※本稿は、野口悠紀雄/ほか著『日本人の給料 平均年収は韓国以下の衝撃』(宝島社新書)の一部を再編集したものです。


 ■好景気でもなぜ給料は上がらなかったのか  

政府の統計によれば、1990年代前半のバブル崩壊後の30年間で、日本では長い好景気が2回あった。2002年2月に始まる「いざなみ景気」は2008年2月まで実に73カ月間も続き戦後最長を更新した。2008年にリーマンショック、2011年3月に東日本大震災に襲われたあと、2012年12月に始まる好景気は2018年10月まで71カ月続き、いざなみ景気を上回る勢いだった。  

しかしこの間、日本人の給料は長期減少傾向が続いたため、多くの人たちが好景気を実感できなかった。長年にわたり賃金の動向を見続けている北見氏によれば、とりわけ1997年の金融危機後の10年間の給料減少は激しかったという。そして、安倍政権は雇用者数の増加と給料総額の上昇をもってアベノミクス成功を喧伝したが、内実を見ると様相は異なるのだ。(取材日:2021年8月20日) 

■この30年間で日本人の給料はどの程度減少したか 

 【北見】公的機関と民間を合わせて賃金の調査はさまざまありますが、一番信頼できるデータは毎年11月頃に公表される国税庁の「民間給与実態調査」です。非課税の通勤手当を除いて、年末調整後の給与と賞与の合計が算出されているからです。 

 これによれば、正規と非正規を合わせた日本人の平均年収は、1997年の467万3000円をピークとして下り坂を転げ落ち、リーマンショック翌年の2009年には405万9000円まで下がりました。約10年間で年収は61万円減り、減収幅は1カ月で5万円を超えたのです。 

 その後、2010年、11年、12年が底となり、第二次安倍政権が発足して2013年から上昇に転じ、2018年までの6年間で平均年収は440万7000円まで上がりました。しかし、上昇に転じて給料が上がり続けたとはいえ、2018年の平均年収はピークの1997年より約30万円も低いのです。 

 2019年は若干落ちて436万4000円。これは同年10月に消費税が8%から10%に増税された影響があるかもしれません。コロナ禍の影響を受けた2020年の平均年収は、国税庁の9月の公表によれば、前年から0.8%減って433万円でした。しかし9月の公表は概要だけです。 

 11月に公表される詳細を見れば、より深刻な面が見えてくるかもしれません。  

1997年以降、日本人の給料は長期的に見れば減少傾向が続いており、まさに“失われた20年”と言えるのです。


■1997年からの10年間は特にひどい状況だった  

【北見】勤続年数1年未満の人も含む勤労者が受け取った給料の総額は、1997年の220兆円が2007年には201兆円まで減り、10年間で約20兆円消えました。 

 文字どおり“消えた年収”です。そしてこの10年間で、年収300万円以下の人の割合は32.2%から38.6%へ6.4ポイントも増えました。この数字を見ると低所得者が増えて、いわゆる格差が開いた印象を持つかもしれませんが、実はそうではなく、年収1000万円超の人数も減っています。この期間は日本全体で低所得化が進んだのです。 

 私の地元の名古屋市は、この期間、自動車産業がけん引していち早く景気が浮揚したと見られていました。しかしそれは先入観であり、実態は異なることがわかりました。あの頃は新聞を開けば自動車関連産業の求人広告が溢れていましたが、少なからず驚いたのは自動車産業に従事する人の数は増えていなかったことです。

  国税庁が発表する給与調査は、全国12の国税局ごとの集計や、おおまかな業種ごとの集計も行っています。これを見ると、自動車産業が含まれる「金属機械工業」の分野に従事する人数は、東海地方では100万人からほぼ横ばいで増えていません。

 ■非正規雇用ばかりが増えていた 

 逆に「サービス業」は14万人増えていました。自動車関連工場に非正規雇用者を派遣する人材派遣業はサービス業に含まれます。要するに自動車産業で非正規雇用者ばかりが増えたと推測できるのです。 

 東海4県(静岡、愛知、岐阜、三重)を管轄する名古屋国税局管内でも、1997年から2007年までの10年間で、給料の総額は1兆3000億円減りました。 

 そして年収700万円を超えていた人の割合は17.4%から13.6%に減り、逆に、年収300万円以下の人は31.5%から36.6%まで増えました。総じて低所得化が進んだのです。

しかし唯一、平均年収の上がった人たちがいます。それが5000人以上の事業所で働く男性です。大企業で働く男性はこの期間、人数こそ33万人から31万人まで減りましたが、平均年収は716万円から735万円まで増えました。名古屋における景気浮揚の実態は、ごく一部の人だけが享受したということなのです。

以下はリンクで>


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クリニック院長の父親が証言『事件前に息子から何らかのトラブルあったと相談受けた』大阪ビル火災 警察は放火の疑いも視野に捜査

2021年12月17日 18時08分16秒 | 事件と事故
クリニック院長の父親が証言『事件前に息子から何らかのトラブルあったと相談受けた』大阪ビル火災 警察は放火の疑いも視野に捜査

12月17日、大阪市北区の繁華街のビルで火事があり、27人が心肺停止の状態で病院に搬送され、捜査関係者によりますと19人の死亡が確認されたということです。 


 午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地のビルで「4階が燃えている」と119番通報がありました。消防などによりますと、火元と見られる4階部分・約25平方メートルが焼け、火は午後5時過ぎに消し止められましたが、火元とみられる4階にいた27人は心肺停止の状態で病院に搬送されました。捜査関係者によりますと、これまでに19人の死亡が確認されたということです。 

 ビルは8階建てで、火元と見られる4階には心療内科などの患者を診察するクリニックが入っています。捜査関係者によりますと、火事の直前、現場に60歳前後の男性がいて、持っていた袋から液体が漏れ、そこから火が出たという目撃情報もあるほか、4階のクリニックの出入り口付近が激しく燃えていたということです。  

クリニックの院長の父親は取材に対して「事件前に院長から何らかのトラブルがあったと相談を受け、そのことも警察にすべて伝えた」と話していて、警察は放火の疑いがあるとみて、けが人の中にこの男性がいるのかなど詳しく調べています。



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大阪ビル火災>男が紙袋を置いたら火が…」現場の女性が府警に証言 

2021年12月17日 17時34分14秒 | 事件と事故
「紙袋から液体が出ていた」という目撃情報もあるという。この男も火災で病院に搬送された可能性もあるとみて、慎重に調べている。 


 大阪市北区曽根崎新地1丁目の8階建て「堂島北ビル」で17日に発生し、27人が心肺停止となり、うち4人の死亡が確認された火災で、4階のクリニックを訪れた男が出火に関わった疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。男が受付付近に置いた紙袋から出火したという目撃情報があり、大阪府警は放火事件とみて捜査している。


 【写真】火災現場から救助される人=2021年12月17日午前10時38分、大阪市北区曽根崎新地1丁目、白井伸洋撮影  

捜査関係者によると、出火時にクリニックの受付近くにいた女性が府警に、「男性が紙袋を置いたら、強い火が上がった」と説明しているという。近くにはストーブがあった。 


 「紙袋から液体が出ていた」という目撃情報もあるという。この男も火災で病院に搬送された可能性もあるとみて、慎重に調べている。 

 受付はクリニックの入り口付近にある。クリニック内にいた人は出火に気づいても入り口を通って避難することができず、多くの人が巻き込まれた可能性がある。大阪市消防局によると、心肺停止の27人はいずれも4階から搬送された。


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クリニック患者の50~60代男性が放火疑い 3人死亡 大阪ビル火災

2021年12月17日 15時09分39秒 | 事件と事故
クリニック患者の50~60代男性が放火疑い 3人死亡 大阪ビル火災



12・17・2021

大阪市北区曽根崎新地1の雑居ビル4階のクリニックで起きた火災で、クリニックの患者で50~60代の男性が放火した疑いがあることが捜査関係者への取材で判明した。この男性が液体の入った紙袋を持ち歩いていたという情報がある。

【大阪・繁華街ビル火災 激しく燃えた現場】

  また、大阪府済生会中津病院は3人が死亡したと明らかにした。一酸化炭素中毒の症状があったという。   

◇  17日午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地1の8階建て雑居ビル「堂島北ビル」で、「4階が燃えている」と多数の通行人らから119番が入った。大阪府警や市消防局によると、4階には心療内科と精神科の医療機関「西梅田こころとからだのクリニック」が入っている。

  火は約30分後にほぼ消し止められたが、男女28人が負傷し、うち27人が心肺停止の状態になっている。府警は現場の状況から放火事件の疑いが強まったとして捜査を始めた。【安元久美子、郡悠介】


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