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枯れ木の夕日です

2023年01月20日 18時00分14秒 | いろいろな出来事
もうすぐ1月も終わりますね🍀


1/29/2022
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博多・女性刺殺事件》警察の発表前にSNSで容疑者の名前を拡散したホステスの“思いと過ち”

2023年01月20日 13時03分49秒 | インターネットにまつわるはなし


博多・女性刺殺事件》警察の発表前にSNSで容疑者の名前を拡散したホステスの“思いと過ち”

1/20(金) 5:16配信



川野美樹さん(左)と寺内進容疑者

 逃走していた容疑者が逮捕される前日、Twitter上に「拡散お願いします」という文言とある画像がアップされた。そこには被害女性の顔写真とともにメールの文面をスクリーンショットしたと思われる画像があった。

 【写真】抱きつき、顔を近づけ…女性に執拗に迫る寺内容疑者 

《〇〇ママ 昨日殺された河野美香さんです。ラウンジで働いていました38歳です。 寺内進は系列のラウンジで働く人で31歳です。ご存じの方はご一報ください》 

 被害女性の名前は少し違うし、犯人と名指ししてはいないものの“寺内進”が容疑者ではないかという噂はネット上で瞬く間に拡散。関係者のリークなのか、あるいはデマなのか……マスコミのあいだでもさまざまな憶測が飛び交った。

  事件は16日の午後6時14分ごろ、博多駅の出口、博多口から150メートルほどのところにある朝日新聞社ビル裏側の路上で発生した。 

「現場近くにある派遣会社に勤めていた川野美樹さん(38)が駅へと向かう帰宅中に、黒い服を着た30~50代の男がいきなり刃物で襲いかかり、女性に馬乗り状態になってメッタ刺しにしたのです。男はそのまま逃走、川野さんは病院へ搬送されるも40数分後に死亡が確認。死因は失血だった」(全国紙社会部記者)


ストーカー男の凶行


 当時、逃走中の容疑者は被害者の元交際相手と目されていた。被害女性は、昼は前出の派遣会社、夜は飲食店で働いていて、元交際相手はその飲食店で出会ったという。およそ半年間付き合っていたが、昨年の秋ごろに別れていた。

 「男は納得いかなかったのか、被害女性をつけ回したり、職場に押しかけたりと執拗にストーカー行為を繰り返した。それで被害者は警察に相談し、警察からストーカー規制法に基づく“接近禁止命令”が出ていたのです。男が被害女性を刺したのは、警察に通報したことへの逆恨みだと思われる」(同・社会部記者)

 冒頭の書き込みにあった “〇〇ママ”とは福岡県博多区の歓楽街・中州のあるクラブのママの名前だった。被害女性との関係を知るべく、中洲のママを取材すると、

実はね、うちの系列の店への連絡事項で書いたんだけど結局、送らなかったメールがあって。そのメールの下書きを使ってうちのクラブに勤めるA子がSNSで勝手に拡散しちゃったのよ。 

 だからもう、容疑者も被害者もうちの系列で働いていたんじゃないかって、マスコミがどっと押し寄せてきてね。そうじゃないんだけど」 

 ママがメールに被害女性の名前を間違って入力したため、拡散された画像もそのままに。だが、容疑者の名前は当たっていた。18日、飲食店従業員の寺内進容疑者(31)が逮捕されたのだ。 

 なぜママが犯人の名前を知っていたのかと尋ねると、

 「私はある知人から、そう聞いたの」(中洲のママ)

  夜の世界のネットワークでママの耳には届いていたようだ。

  そして、書き込みをしたA子さん本人にも話が聞け、その真意を『週刊女性プライム』だけに打ち明けてくれた


捕まってほしいという一心で…


「私も長年、中洲でホステスをしとるけど、この中洲で働いとる人同士のあいだで事件が起きて、犯人はあんな残虐な殺し方をして逃げとる。悲しいし、悔しいし、なんとか捕まってほしいという一心で、あんなことをしてしまったとですよ」 

 被害女性と容疑者とは顔見知りでもなく、

 「2人はほかの系列の別々の店で働いとったと聞いています。ママの名前のところは伏せるはずが、間違えてそのまま出しちゃって……。私のSNSも炎上しました」 

 とはいえ、もし“寺内進”が容疑者ではなかったら……。罪なき人に“殺人者”という汚名を着せてしまった可能性もあるのだ。一時の感情に流されたSNSへの書き込みには注意が必要だろう。



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キャリア官僚の息子の悲劇…医大入試で自力で合格点をとっていたのに、自分の知らないうちに勝手に「10点加算」され、「裏口入学」と凄まじいバッシング…!

2023年01月20日 11時03分32秒 | 事件と事故


キャリア官僚の息子の悲劇…医大入試で自力で合格点をとっていたのに、自分の知らないうちに勝手に「10点加算」され、「裏口入学」と凄まじいバッシング…!

1/19(木) 7:03配信
11コメント11件
photo by gettyimages

医学部入試の女子受験生差別が発覚するきっかけとなった東京医大「不正入試」事件。自分の知らないうちに一次試験の点数に10点加算されて合格した文科省キャリア官僚の次男だが、捜査の過程で明らかになったのは、その10点加算がなくても次男は実力で合格できる得点を取っていたという事実だった。事件を描いたノンフィクション『東京医大「不正入試」事件』から、次男の入試で何が行われていたかを描く連載第2回。 


 『東京医大「不正入試」事件』(2)前編 

4000万円の補助金の見返りに入試で10点を加算


 2018年夏の一大騒動となった東京医科大学「不正入試」事件。受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕・起訴された文部科学省科学技術・学術政策局長(役職は当時、以下同)の佐野太被告は、近い将来の事務次官就任を確実視されていたエリート官僚だった。同被告の立件に向けて特捜部が構築したシナリオは次のようなものだ。

  約4000万円の補助金を受け取れる文科省の「17年度私立大学研究ブランディング事業」対象校に選定されたいと考えた東京医大理事長の臼井正彦被告(贈賄罪で起訴)は、顔馴染みだった同省大臣官房長の佐野被告と17年5月10日に会食した際、同事業の提出書類の記述内容に関する助言・指導を依頼した。

  佐野被告がその場でこれを承諾したことから、臼井被告はその見返りとして18年2月4日、東京医大の18年度一般入試を受験した次男の賢次(仮名、1浪中)の第1次試験の点数に10点を加算。賢次が初めから75人の定員枠内で合格する正規合格になる形で、佐野被告に賄賂を贈った。

  実は件の会食の模様は、会食を設定したコンサルティング会社役員の谷口浩司被告(受託収賄幇助容疑で逮捕・起訴)が、ボイスレコーダーを使ってその場で隠し録りし、音声データに変換して保存していた。このデータが17年10月末、同被告の与り知らないところで、周辺から特捜部に提供されていたのだ。

4人の被告人員が容疑を全面否認していた


 特捜部は佐野、谷口両被告を逮捕する18年7月4日の約2週間前から、臼井被告と東京医大学長の鈴木衞被告を任意で事情聴取。特捜部が構築したシナリオを認める供述を両被告から強引に引き出す。その上で任意の取り調べを全く行わないまま、佐野、谷口両被告を逮捕・起訴し、臼井、鈴木両被告も併せて在宅起訴した。 

 佐野、谷口両被告は逮捕時から一貫して容疑事実を否認。身柄拘束に対する恐怖から、事実とは異なる特捜部のシナリオを認めたにもかかわらず、最終的に起訴された臼井、鈴木両被告も、起訴後に否認に転じた。 

 佐野被告は公判で、(1)ブランディング事業の提出書類の記述内容に関する助言・指導は当初から断った、(2)同事業の趣旨を説明できる文科省の担当者紹介は請け負ったものの、それも翌日に臼井被告と直接面談して取り消した、(3)賢次の入試の成績に加点した事実は臼井被告から全く聞かされておらず、こちらから頼んだこともない

――などと検察のシナリオを完全否定し、無罪を主張。他の3被告も無罪を主張して争った。 

 だが1審の東京地裁の西野吾一裁判長は22年7月20日、4被告全員に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。4被告は全員が東京高裁に控訴している。

  これが東京医大「不正入試」事件の概要だ。文科省高官だった父親の佐野被告が突如逮捕されたことで、何一つ与り知らないまま大人たちの事件に巻き込まれたのが、事件発覚当時は同大医学部医学科の1年生だった賢次である。

佐野被告が逮捕・起訴されると、賢次はインターネット上で「裏口入学した」などと、凄まじいバッシングの嵐に晒された。 

---------- 後編記事【「裏口入学」の汚名を着せられながら医大に通い続ける日々…東京医大「不正入試」事件、キャリア官僚の息子の“その後”】に続きます

2023.01.19
「裏口入学」の汚名を着せられながら医大に通い続ける日々…東京医大「不正入試」事件、キャリア官僚の息子の“その後”


医学部入試の女性受験生差別が発覚するきっかけとなった東京医大「不正入試」事件。自分の知らないうちに一次試験の点数に10点加算されて合格した文科省キャリア官僚の次男・賢次(仮名)だが、捜査の過程で明らかになったのは、その10点加算がなくても賢次は実力で合格できる得点を取っていたという事実だった。事件を描いたノンフィクション『東京医大「不正入試」事件』では、東京医大が入試において、これまで行ってきた受験生の優遇・差別、賢次のその後がレポートされている。
                    『東京医大「不正入試」事件』(2)後編


縁故や寄付金の額に応じて不合格でも合格に

東京医大は同窓生の医師など縁故者の子息を一般試験で優遇するため、遅くとも02年頃には、縁故者からの依頼があれば、理事長や学長の判断で1次試験または2次試験の小論文の得点に適宜加点して、正規ないし補欠で合格させる措置を講じるようになった。

その際は依頼した縁故者と受験生との関係や、合格後に受験生の父兄から納付が見込まれる寄付金の金額などの条件が考慮され、該当する受験生の得点が1次試験の通過基準に達しなくても合格させることさえあった。


こうした不正な仕組みの権限を一手に握っていたのが、名実ともに東京医大の最高権力者である理事長の臼井正彦被告だった。公的給付金の獲得額の増加や大学病院の収支改善など、学長時代(08年10月~14年6月)に数々の功績を残した同被告は、その当時から単独で1次試験終了後に結果資料を確認し、縁故者から優遇措置を依頼された受験生に一定の点数を加算していた。



入試システムにアクセスして点数を改竄

学長を退任して入試手続きに関与する立場でなくなってからも、臼井被告は依頼を受けた縁故者の意向に沿えるよう配慮。後継学長の鈴木(衞)被告に持ち掛けて、15年度入試からプレビュー(注:加点対象者やその加点幅を決めるため、試験翌日に臼井、鈴木両被告、それに教育部医学科学務課長が秘密裏に集まって開く会議)を主宰し、引き続き縁故者絡みの受験生への加点を続けた。鈴木被告は公判で次のように話した。

「受験生への加点を2人で議論、検討することはほとんどありません。私が検討対象とする受験生も含め、加点するか否か、何点加算するかを判断・決定するのは臼井さん。私は意見を述べることはあっても、臼井さんの決定に異論を差し挟むことはありませんでした。臼井さんの決定内容は、プレビューに同席した学務課長が大学に持ち帰り、その後に担当職員がコンピューターの入試システムにアクセスして点数データを改竄していました」

さらにこうしたプレビューとは別に、臼井被告は鈴木被告に伝えることなく自身の縁故受験生の受験番号を学務課職員に伝え、職員も学務課長に伝えることなく、臼井被告の意向に合わせてこの受験生に加点するケースもあった。鈴木被告はこの事実を全く知らされていなかったという。



補欠繰り上げ合格から正規合格になっていた次男

ここで医学部受験の〝常識〟について簡単に説明しておこう。大手進学塾「河合塾」が運営する医学部志望者向けサイト「医進塾」によると、21年度の私立大医学部(医科大)の6年間の学費総額(入学金を含む)は、最も安い国際医療福祉大学で国公立大医学部の約5・5倍、最も高い川崎医科大学では約13・5倍にものぼる。

このため学費の安い国公立大医学部に合格した受験生はほぼ例外なく、併願してすでに合格していた私立大医学部の入学を辞退して国公立大に進む。いきおい私立大医学部の入学者は、定員割れに備えて大学側があらかじめ成績順に決めておいた補欠繰り上げ合格者が、その大半を占めることになる。入学後、正規合格者と補欠繰り上げ合格者との間に格差のようなものは何ら存在しない。
その上で浪人受験した賢次が東京医大の18年度一般入試で収めた成績を整理してみる。この入試の1次試験で、臼井被告が賢次の4科目の合計点に10点を加算して正規合格させたことが、佐野被告への「賄賂」に当たるというのが検察側の主張なのだ。


だが実は賢次は、臼井被告の10点加算がなくとも実力で補欠繰り上げ合格できていた。

18年2月3日に2614人が受験した1次試験での、賢次の4科目合計点は400点満点中226点で、順位は248位(合格点の下限は217点、437位)で合格。翌4日の1次試験後のプレビューで臼井被告が10点を加算したため、賢次の得点は236点となり、順位も169位に上昇した。

次いで2月10日に451人が受験した2次試験の小論文で、賢次は65点の高得点を上げた。このため女子受験生や多浪生への差別的扱いである属性調整後の順位は87位に大幅ランクアップ(10点加算がなければ150位)。さらに2次試験での適性検査と面接の結果が協議される2月14日の入試委員会で、賢次より上位の合格候補者5人が不合格とされたことから(その前段階でセンター試験利用の上位合格候補者8人が除外された)、同点2人の74位に浮上した賢次は、結果的に最下位の正規合格者となった。


私立医大の合格者の大半は補欠合格者

これについて佐野被告は、公判で次のように供述している。
「東京医大側から私たちに示された成績開示の資料によると、18年度の同大の入試では226位の生徒までが合格しました。賢次は10点の加算がなかった場合、150位でした。東京医大では性別などの属性で点数調整が行われていたと聞いていますが、そうした属性調整や加点が一切なくても、賢次は226位までの合格者中171位で、正々堂々と合格していたことがわかります。10点の加算がなくても合格したのですから、その加点が賄賂に当たるとはまったく考えていません

加点がなくても賢次が合格していた事実を前に、検察側は補欠合格ではなく、正規合格で入学させたことに意味があったかのように、公判でことさら強調した。だが、合格者の大半は補欠合格者であり、入学してから正規か補欠繰り上げかを問われるようなこともない。

仮に臼井被告が佐野被告に対する賄賂として、賢次に正規合格者の地位を与える意向があれば、あと1点足りなければ補欠合格になるような危ない橋を渡ることなく、最初から10点と言わず大量点を加算して、余裕で正規合格させていなければ理屈に合わない。

現に18年度一般入試の1次試験では臼井被告がそれぞれ49点、48点、32点を加算した受験生が実在し、全員が補欠繰り上げ合格している。

つまり、1次試験の点数に10点加算した程度では、検察側が主張する「正規合格者の地位を与えるに足りるような賄賂」となる利益とは到底言えまい。
臼井被告の勝手な差配により、あたかも「裏口」入学したかのような汚名を着せられながら、医師になることを目指して、賢次はいまも東京医大に通い続けている。












https://news.yahoo.co.jp/articles/ebf8402e15ec7a72752082b640d2fb93c42db793
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初日の出、2023年1月1日

2023年01月20日 08時03分47秒 | 日々の出来事
元旦の初日の出です。6時53分でした。



1・1・2023
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【新型コロナ】なぜ子供は重症化しにくいのか?

2023年01月20日 03時03分04秒 | 医学と生物学の研究のこと
【新型コロナ】なぜ子供は重症化しにくいのか?

>(5歳から)さらに数年間成長する間に、子供の免疫系は“ちょうどいい”状態に到達し、過剰な反応をすることなく感染症を抑制するのに十分な強さを持つようになる。成人の最悪の症例は、過剰な免疫反応によって健康な細胞までが破壊された結果であることが多い


11/16/2020

新型コロナウイルスはだれにでも感染する。国、性別、職業に関わらずだ。当初は子供にかかりにくいともされたが、中国での最新の数値を見ると18歳以下も成人と同程度に感染することを示している。

 ただし不思議なことに、新型コロナに感染した子供はあまり重症化することがない。感染したとしても、小児患者の90%以上は軽症か中等症、あるいはまったく症状を示さない。こうしたパターンは、水疱瘡などにおいても見られる。

 今のところ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を受ける人の大半は、顕著な症状が出ている人だ。今後、検査数が増えれば子供の重症化率も変化する可能性はある。それでも初期の検査結果は「子供は影響を受けにくい可能性が非常に高い」ことを示していると、米ハーバード公衆衛生大学院で感染症を研究する医師で、医学誌『New England Journal of Medicine』の編集長を務めるエリック・ルービン氏は述べる。

 これと類似のパターンは、SARSやMERSの流行時にも見られた。SARSもMERSも、コロナウイルスによって引き起こされる重篤な呼吸器疾患であり、子供たちにはほとんど影響がなかった。新型コロナウイルスとそれに抵抗する免疫系についてはまだわからないことが多いが、子供が今回のコロナウイルス「SARS-CoV-2」によって重篤な症状になりにくい理由を解明することは、病気の拡散と闘う一助となるかもしれない。

「このウイルスを倒す方法とは、人間がウイルスにどのような反応を示すのかを見極めることです」と、香港中文大学の小児呼吸器科医で、COVID-19の子供の罹患率についての研究を発表したゲーリー・ウィン・キン・ウォン氏は語る。

■免疫系の繊細なバランス

 感染症にかかると、悪性の病原体とそれに対抗する免疫系が、体の中で生物学的な戦争を繰り広げる。理想的な状況だと、免疫系が、人間の細胞に二次的なダメージをあまり与えることなく、病原体を体外に排出する。しかしさまざまな要因から、このデリケートなバランスが乱されることもある。免疫系が弱っていたり消耗していたりすると、十分に反応することができずに、侵入してきた病原菌が暴れるのを許してしまう。一方で、免疫反応が過剰に起こって、病原体そのものよりも大きな害を及ぼすこともある。

 子供よりも成人にCOVID-19の症状が強く出るのは、成人の免疫系が不十分な反応と過剰な反応の間のいい具合を見つけられないためではないかと、ルービン氏は言う。

これまでのところ、高齢者に死者が多いのは、免疫系が衰え始めているからと考えられる。成人はまた、子供とは異なり、糖尿病や心臓病などの基礎疾患を患っていることが多く、病気と闘う能力を弱めてしまう。

 一方で、未熟な免疫系にもリスクがある。なぜなら、小さな子供たちはまだ、十分な時間をかけて多様な病原菌に対する反応を発達させていないからだ。COVID-19の幼児の症例はまだまれだが、この病気と診断された2143人の子供(18歳未満)を対象とした中国の研究では、重症または重篤な症例の大半は5歳以下であることがわかっている。

 しかし、それからさらに数年間成長する間に、子供の免疫系は“ちょうどいい”状態に到達し、過剰な反応をすることなく感染症を抑制するのに十分な強さを持つようになる。成人の最悪の症例は、過剰な免疫反応によって健康な細胞までが破壊された結果であることが多いが、子供にはこうしたケースが少ないと考えられる。こうした無差別の攻撃は、たとえて言えば、家に侵入した強盗2人に対して戦車大隊を派遣するようなものだと、ウォン氏は述べている。「そんなことをすれば、村全体を破壊してしまいます」


以下はリンクで>



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