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2023年01月22日 17時03分31秒 | 日々の出来事
冷たい風のお参りですね❗



1/21/2023
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小池氏「国民主権でなく、米国主権だ」 防衛費増額めぐり批判

2023年01月22日 15時03分40秒 | 政治のこと


共産・小池氏「国民主権でなく、米国主権だ」 防衛費増額めぐり批判


2023/01/17(火) 08:22:05

共産党・小池晃書記局長(発言録)

 (訪米した岸田文雄首相が)日米共同声明で防衛費の増額を約束してきた。バイデン米大統領が全面支持をした、と。当たり前じゃないですか。米国の高額なミサイルなんかをどんどん買いますと約束すれば、大歓迎することは間違いない

 問題は、これを次の国会で論戦を通じて国民に説明するということ。米国にまず約束しておいて、次は国会で国民に説明する。順序が逆でしょ国民主権じゃなくて米国主権ですか。全くあり得ない話で、国民の「これでいいのか」という怒り、不信が広がるのではないか。(記者会見で)

朝日新聞
2023/1/16 18:30 

コメント (1)
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【最新研究】執刀医が男性だと女性患者の「術後死亡率」が32%高まることが判明

2023年01月22日 03時03分48秒 | 医療のこと
【最新研究】執刀医が男性だと女性患者の「術後死亡率」が32%高まることが判明


2022/01/26(水) 17:40:

【最新研究】執刀医が男性だと女性患者の「術後死亡率」が32%高まることが判明

 男性優位と言える医療の世界。
 やはり男性の医者のほうがより良い結果を残すものかと思いきや、外科医に焦点をあてた最新の研究によると、患者が「女性の場合」はむしろ逆なのだという。
 いったいなぜなのか?



ジェンダーは医療に関係するか


手術をしなければならなくなり、自分の執刀医を選ぼうというとき、いくつかの要因について考えるはずだ。費用はどのぐらいかかるか。予約はいつ頃取れるか。信頼できる筋からの紹介はあるか。世間の評判はどうか。 


うしたなか、医療格差について調べている医療研究者は近年、患者のケアの質に大きな影響を与えるかもしれない別の要因に注目している。担当医の「ジェンダー」である。そしてもしジェンダーが影響するなら、それはどの程度のものなのか。 医学雑誌「JAMA Surgery」に発表された論文によれば、執刀医が女性であるほうが、男性患者も女性患者も共に術後の結果が良好であることがわかった。



女性患者の場合は執刀医が男性か女性かによる違いがより顕著で、女性の執刀医による手術後の合併症率や再入院率、死亡率は、男性執刀医の場合に比べてはるかに低かった。 既存の研究でも、患者が受ける診療に医師の性別が与える影響が指摘されており、特に医師と患者の性別が同じである場合にその影響が大きいことがわかっている(研究者らはこれを「ジェンダー・コンコーダンス」と呼んでいる)。 

そもそも女性外科医の数が少ないという事実はある。全米大学協会の2019年度のデータによれば、一般外科医に占める女性の割合はわずか22%で、整形外科や神経外科になるとその数はさらに少なくなる。 

が、今回の調査結果で注目すべき点はそこではないと研究者らは指摘する。

 男性医師と女性医師で、診療内容に何らかの違いがあるから結果にも差が出ていると考えると、その違いを検証することは、あらゆる患者の術後の状態を改善することにつながるというのだ。 

「女性外科医の何が違うのか、彼女たちがどういう診療をしているのかを知る必要がある」と言うのは、今回の論文の共同著者であり、臨床疫学者のトロント大学准教授アンジェラ・ジェラスだ。

「そこで知り得たことから学べることがあるはずです」 すでに2017年に発表された論文でも、男性外科医よりも女性外科医の患者のほうが、死亡率や合併症率、再入院率が低いというデータが示されている。

だが今回、ジェラス、そして筆頭著者の泌尿器癌専門医でトロント大学助教のクリストファー・ウォリスが着目したのは「患者の性別」による違いだった。 2017年の論文の共同著者でもあるウォリスは、たとえば心臓発作など過去に行われた比較研究で明らかになったジェンダー間の差が、外科手術にも当てはまるのかを調べたかったのだという。 はたして、男性外科医と女性外科医による術後の状態の違いに、患者のジェンダーとの関連性はあるのだろうか?


男性執刀医による女性患者の死亡率が高い


この疑問への答えを見つけるため、研究チームは2007年から2019年の間に、カナダ・オンタリオ州で21種類の外科手術を受けた130万人以上の患者の記録を調べた。2937名の外科医によって行われたこれらの手術には、減量手術や人工股関節置換手術から、より複雑な心臓バイパス手術や脳外科手術まで含まれる。 

この調査で研究者らは、術後1ヵ月以内の合併症、再入院、死亡という、ウォリスいわく「患者にとって重要な意味のある」データに注目した。その結果、男性患者も女性患者も、執刀医が女性だった場合のほうが手術の予後が良好だった。

 しかし、男性患者の場合、男性執刀医による手術の結果が女性執刀医によるそれよりも良くなかったケースは15%と、さほど多くない。 一方、男性執刀医による手術を受けた女性患者は、術後の死亡率が女性執刀医の場合と比べて32%も高いことがわかった。 加えて、男性執刀医の手術を受けた女性患者は入院期間がより長くなる傾向があり、合併症率は16%、再入院率も11%高くなっている。

 この数字は決して見過ごせるものではないが、ウォリスは「すぐにパニックになるべきではない」と警告する。そもそもの術後の死亡率が高くないためで、たとえば女性患者が脳外科手術または血管手術を受けた後に死亡する確率は、女性執刀医の場合で0.9%、男性執刀医の場合でも1.2%ときわめて低い。 これまでも医師の性別による違いを研究してきたウォリスは、ある程度は男女外科医の間の差異を予想していたが、今回その差の大きさにびっくりしたという。

そして、そんなウォリス以上に驚いたのがジェラスだった。 ジェラスは「論文を書く前には2人でずいぶん話をしました」と言う。方法論やモデルについて何度も議論し、調査結果が妥当であることを確認した。そして患者の年齢、慢性的な健康障害、執刀医の経験年数と専門分野、手術が行われた病院の種類を含む他の要因を制御してもなお、男女間の格差は残った。 

この結果を受けて、「当然のことながら、今後はどのようにしてこの問題に関する研究を進め、医療の現場で格差をなくすためにどう進化すべきか、我々も考えることになるでしょう」とウォリスは話す。 



医療界の「男女格差」も一因か


ウォリスもジェラスも、今回の調査結果に見られる男性外科医と女性外科医の間の格差が「技術的」な問題ではないという点で一致している。すべての外科医はそのジェンダーに関係なく、同様の訓練と専門知識を得ている。それでも女性外科医のほうが良い結果を出していることに関する2人の見解はこうだ。

 ジェラスは、女性外科医の患者への接し方に違いがあるのではと推測する。さらに、術後により頻繁に他の専門領域の医師に相談したり、患者とコミュニケーションを取っていると考える。


こうしたプロセスは医師の診療内容を決定づけるものではあるが、必ずしも医学部で教えられることではないとジェラスは言う。 ウォリスは、女性の外科医のほうが、術後の合併症を含むさまざまな症状に気を配っているのではないかと考えている。特にそれが女性患者なら、なおさらそうではないだろうか。

他方で、ウォリスは外科分野への女性医師の進出があまり進んでいないことも一因ではないかと指摘する。

 「男性と比べて、女性が外科医になるのは容易なことではありません。障壁が高いからこそ、特に優れた女性だけが外科医になっていると考えることもできるでしょう」 研究者たちの間で言われる、いわゆる「外科医の性格」というものがある。外向性の高さや神経症的傾向など、他の領域の医師よりも外科医に多いとされる特性のことだが、この認識自体が男性に偏ったものだと研究者らは指摘する。

 2006年に実施された調査では、外科は「オールド・ボーイズ・クラブ(多数派の男性中心の排他的な世界)」的であるとして、22%の女性が進路にすることをためらったと回答していた。そしてそれを乗り越えて外科医になった女性も、差別やセクシュアルハラスメント、自分の能力に関する誤った思い込みに少なからず悩まされたことが、米国医科大学協会の調査から判明している。

 ウォリスは、今回の研究や既存の研究をふまえて、女性がもっと外科に進出しやすくなる環境を整えることが重要だと話す。

 「医療全体、そして外科における人材の多様化が、より良い結果をもたらすことは間違いありません。患者の多様性に対応できるのはもちろん、多様なアイデアを医療に持ち込むことができるからです」 一方でジェラスは、今回の研究が特定の医師に関する決定を下す材料となるべきではないと指摘する。

 「集団レベルのデータは、個々の外科医の診療を反映するものではありません。このデータが示しているのは、あくまでも、膨大なデータの中に無視することのできないある種のシグナルが存在するということです」 将来的にはさらなる研究を続けて、すべての患者の術後の結果を改善できるような、教育的介入につながればいいとウォリスは考えている。

 そんなウォリスは、個人的にも自身の診療を見直すことになったという。

 「男性患者と女性患者に対してそれぞれ自分がどのように接しているのか、違う接し方をしているのか、じっくり考えるきっかけになりました。どちらにも同じように接しているとしたら、それも問題だということになりますね」


この論文について、イングランド王立外科医師会は英紙「ガーディアン」に次のようにコメントしている。「興味深い結果。医師と患者の関係やコミュニケーション、信頼度に関してより詳細な調査が必要だろう」


 (以下略、続きはソースでご確認ください)
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