川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより 東日本大震災から2年

2013-03-11 10:49:29 | デジカメコーナー
復旧 その先が見えない→水産倉庫再建固定客はゼロ・・石巻、「まだ雑草ばかり」町に見切り・・大槌、鉄道 戻したいのに→水門 望まないのに・・宮古、まず除染帰る日はいつ→消えた笑い声 机にいまもランドセル・・大熊、等々東日本大震災から2年、被災地の様子が朝日新聞の見出しにある。いまだむき出しの地肌が津波の被災地に広がる、福島には時計の針が止まったままの街があると、<死者15,881人、行方不明者2,668人、避難者315,196人> どこまで復興しているのか、東北人は我慢づよい、いろんな問題・課題はあるのでしょうが、いまだ避難者は30数万人という、方たちが他所の土地で生活をしている、先が見えないのにかかわらず、あきらめが我慢につながっているのでしょう。放射線廃棄物の貯蔵施設もままならない、最終的には多数が良かれと思う場所に民主主義の法則、多数決で決してはと思うものである。為政者の懸命な努力をお願いしたい。
きのうは強風に見舞われ、近くの熊谷気象台によると瞬間最大風速25.6mを記録した、空に煙が立ち込めたように砂ぼこりが舞う、「煙霧」が、気象用語にはあるのでしょうが初めてみた。さすが畑ではビニールトンネルが飛ばされ、治めるのに苦労した。<いわどの山荘主人>

<ことしも飾る節句古雛 10:00>


<二輪挿し 10:01>


<2011.3.13掲載のブログ>

2011.3.11 pm2:46 わたしは畑にいた。農作業をしている、地面が揺れる、電柱線が波打つ、棚田の上にある溜池の水が濁流となってあふれ落ちてくる。この歳になって大揺れの大地震の経験ははじめてである。国内最大のM8.8 東北沖から関東沖にかけての数百キロに渡って断層が動いたとのこと、TVではCMなしで連日報道している。瓦礫と海水が混じり合った津波が、濁流のように家を、畑を、道路を呑み込んでいく、掛け替えのない人間の命までも呑み込まれていく、きょうの朝日新聞天声人語では、「岩手県から福島県の太平洋岸では、水火に攻められ、ほぼ壊滅状態という、凍る街に船が転がり、畑に車が散乱する、逃れきた屋上は孤島と化した」と伝えている。町の人が撮ったビデオはさらに生々しい、押し迫りくる津波の物凄さである。さらには福島原発の爆発事故、与野党とも政治休戦により知恵を出し合い早めの復興を祈って止みません。<岩殿山荘主人>


<うめの花 12:48>



<12:49>