∮ひだりわこの音楽日記∮  ~栃木県宇都宮市の音楽教室 『ピアノ・ソルフェージュ教室』のブログ~ 

宇都宮市のピアノ教室です。生徒さんそれぞれの目的・目標に合わせた楽しく丁寧な個人レッスン。体験・入会随時受付中♪

生徒さんたちの活躍

2019年03月31日 | 生徒さんたちの活躍・実績
3/31。今年度も今日で終わりです

明日からはいよいよ新年度がスタート。
入学式や入社式を控えている方々は、ちょっとドキドキしているかもしれません。
明日はちょうど月曜日。まずは、最初の1週間を体調に気を付けて乗り切りたいものですね

ところで、明日のお昼頃に、新元号が発表されるとのこと。
次は一体どんな元号になるのでしょうか・・気になりますね~。
注目したいと思います


さて、今年度を振り返って、生徒さんたちの実績や活躍(コンクール等)をまとめてみました。

♪コンクール・・栃木県学生音楽コンクール銀賞、日本バッハコンクール予選優秀賞・全国大会出場
♪ピティナピアノステップ・・フリーステップ参加
♪校内合唱コンクール・・学年最優秀伴奏者賞
♪学校文化祭・・合唱伴奏者に選出
♪音大受験・・第1志望の音楽大学に合格(ソルフェージュの生徒さん)


上記の実績や活躍は、限られたイベントにおけるものです。
他の生徒さんも色々な分野で、それぞれに活躍しているんですよ

ミュージカルのステージに立った子。音楽集会でピアノに挑戦したり、司会を務めた子。
バレエを頑張っている子。ヒップホップのダンスチームでコンテストで入賞した子。
また、普段の学校生活では、皆勤だった子や、給食を残したことが無い子もいました!
レッスンを全く休むことなく、中学受験を見事突破した子もいます

代講でピアノ(副科)をレッスンしていた生徒さんは、この春音大を卒業し、
専攻実技の更なる研鑽を積むべく、外部の研修機関にレッスンに通うことになりました。

大人の方では、ご家庭やお仕事と両立されながら、多忙な中でもレッスンに通われていることが、既に素晴らしいと思います
資格取得等の明確な目標をお持ちの方もいらっしゃいます。

書き出してみると・・それぞれの生徒さんが各々目標を持ち、楽しんで音楽を続けていることに改めて気づかされます。
ペースはそれぞれに異なりますが、どの生徒さんもコツコツと積み重ねを大切に、頑張っています

レッスンを通して、音楽やピアノの喜びや楽しさを伝えられるよう、
明日からまた気持ちも新たに、私も生徒さんたちと一緒に頑張りたいと思います。

来年度もどうぞよろしくお願い致します




当教室では、新年度を迎えるにあたり、生徒さんを募集しております
 この春からの楽しい音楽ライフ、始めてみませんか?
 教室イベントの発表会やおさらい会等にもご参加頂けます。
 次回のイベントは、夏の発表会(6月開催予定)です。
 
 お問合わせ・体験レッスンは、随時受け付けておりますので、詳細は当ブログの「生徒さん募集」のカテゴリーをご覧下さい。
 お問合せ、お待ちしております
 (※尚、この春の募集は、恐れ入りますがピアノコースは未就学のお子様~高校生の方を対象とさせて頂いております。
   ソルフェージュコースは、音大・音高受験をお考えの方なども歓迎致します




 


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転回形もこわくない!!

2019年03月30日 | 音楽・ピアノ・レッスン
ピアノの演奏には付きものの「和音」。

狭い意味では「2つ以上の音が同時に鳴り響く(弾かれる)こと」をそう言います。
もっとも、2つの場合は「重音」と呼ぶことの方が一般的かもしれません。

「和音」と聞いてイメージするのは、例えば(低い方から)♪ド・ミ・ソ♪ のように並んだ、
三和音を指すことの方が多いかと思います。

♪ド・ミ・ソ♪ を鍵盤でよく見てみると、音を1つ飛ばしにした状態で並んでいますね。
他にも ♪レ・ファ・ラ♪ とか、♪ソ・シ・レ♪ なんていうのも、同様に音が1つ飛びの状態になっています。
和音の場合、積み重なっている、と言った方が良いかもしれません。

この1つ飛びでキレイにお団子のように並んでいる状態を「基本形」と言います。
しかし、実際に曲の中に和音が現れる時、いつでもこの状態という訳ではないのですね
♪ド・ミ・ソ♪ が ♪ミ・ソ・ド♪ あるいは ♪ソ・ド・ミ♪ というような形で出てくることもしばしばです。
これらを和音の「転回形」と言います。

実はこの転回形になった途端、基本形とは全く別物、のように認識してしまう生徒さんが意外にも多く、
何かわかりやすく説明できて、理解がしやすい方法はないかなあ・・と、考えていました。

そんな数年前のある日、100円ショップで見つけたのがコチラ


1~5までの数の概念を理解するための積木と思われますが、これを和音の学習に取り入れました。
色が混ざっていない、3つのところを三和音に見立てて、変化させていきます。


ここでは色を下から オレンジ、黄色、青、と重ねましたが、これを基本形としてみます(使う色は違うものでもok)。


とりあえず3色を決め、各色の音を決めたら(オレンジはド、のように)、転回形はそれを並べ替えしていくだけ。
そうすると、3色以外の色(音)は混ざっていませんから、3つの音が循環しているだけ、というのがよくわかるようです

また、「学校のクラスのメンバーは同じで、席替えしてるだけだから、他のクラスの子はそこには入らないんだよ~」
という例えも加えたところ、ああ、そうかと、すんなり納得してくれました


この積木、和音以外にももちろん数字の学習にも使えますし(指の1~5と一致するので都合が良いんです)、
音の高低や、リズムの学習等々、結構色々な用途に使えて重宝しています。


こんな風に一度分かってしまえば、和音も転回形も、もう怖くありません
和音の仕組み・考え方を理解することで、譜読みもラクに、早くなった生徒さんもたくさんいました。
いつの間にか楽しく覚えることができたら、ベストですよね






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時には何気ないおしゃべりも・・・

2019年03月29日 | 音楽・ピアノ・レッスン
皆さんは「ピアノのレッスン」と言うと、どんなことをイメージされるでしょうか?


「ピアノに向かってひたすら弾いている」
「弾いてなければレッスンじゃない」


・・もしかしたら、そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、レッスンの中で「ピアノを弾いていない時間」も、実はとっても大切なんです。

例えば、ドリルやワーク等の「書く」作業に取り組む際、
いつもは丁寧に書いている生徒さんの音符や字が乱れていたりしたら、どうしたのかな?と思いますし、
普段は元気いっぱいの生徒さんが、ちょっと浮かない顔をしてレッスンに来たら、学校で何かあったのかな?と思ったりします
やはり、毎週生徒さんを見ていると、ちょっとした異変にこちらも気付くことが多いです。

レッスンでは、椅子の調整や足台を一緒に準備したりしながら、その日の学校や保育園・幼稚園の様子を訊いたりするのですが、
準備の時間の、ほんの少しの何気ないおしゃべりが、生徒さんの様子を知る貴重なひとときになっています。

今日学校でやった教科。宿題のこと。休み時間に遊んだこと。給食のメニュー。仲良しの友達のこと、等々・・
その時々で、また、生徒さんによって、上記以外のこともいろいろと訊いていますが、
一通り訊いた頃には準備がちょうど終わって、じゃあ始めようかとなります。
この会話で、その日の体調が何となく分かったり、きっと学校で楽しく過ごせたんだろうな・・
など、こちらも想像することができるんです。

レッスン中、特に幼い生徒さんは、ついつい脱線しておしゃべりを始めてしまうこともあるのですが(笑)、
集中できるようこちらは軌道修正しつつも、いろいろ話してくれることは嬉しく思います。


もうずいぶん前になりますが、学校で友達とケンカしてしまい、
その気持ちを引きずったままレッスンに来た、という生徒さんがいました。
(※ちなみに、この生徒さんは既に退会されており、大学生になっています

その時の顔はやはりいつもと全く違い、暗い顔で口数も少なく・・明らかに異変を感じましたので、
このままではおそらくレッスンできないな・・と判断し、話を聞くことから始めました。

はじめは何となく話すことを渋っていましたが、少しずつ話してくれ、こちらもようやく状況が理解できました。
時間も殆ど終わりに近づいていたのですが、落ち着いてきたので、ちょっとだけピアノ弾いてみようよ、と促し、
最後にほんの少しでしたが、弾くことができました

結局、時間の殆どをおしゃべりに使ってしまった訳なんですが・・
レッスンだから、と強引にピアノに向かわせるようなことをせずに良かったと思っています。
仮にそうしたところで、きっと集中できないでしょうし、何よりも気持ちが向いていないことには、難しかっただろうと思います。
帰りは、来た時よりは少しだけ明るくなった顔で、帰って行きました


この時のようなことはそうそうあることではないのですが、おしゃべりも大事なレッスンツールの1つなんだな・・と、
改めて認識した出来事として、私の中では思い出に残っています。


おしゃべりだけに終始してしまうわけにはもちろんいきませんが(笑)、
楽しく、そして落ち着いた気持ちで生徒さんがレッスンに取り組めるよう、これからも会話は大切にしていきたいと思っています







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ピアノを弾くことよりも大切なこと

2019年03月27日 | 音楽・ピアノ・レッスン
教室内には、こんなボードが置いてあります。



レッスンは、ピアノを弾くことだけが全てではありません。
それよりももっと大切なことがあるのでは・・と思います。
大切なことはいろいろあると思いますが、特にと思われる3つのことが書いてあります。

きちんとご挨拶をする。
他の生徒さんがレッスンをしていたら、(騒がず)静かに聴いて待つ。
用意と片付けは自分でやる(自分のことは自分で)。


挨拶というのは、ピアノのレッスンに限ったことではなく、普段の生活の中でもあらゆるシーンで必要ですよね。
コミュニケーションを円滑にするには、まずは挨拶から・・だと思います。
しっかりと挨拶することで、レッスンも気持ちよくスタートできます

また、他の生徒さんのレッスンを、静かに聴いて待てる、というのも大切です。
ちょっとだけ早く到着してしまった時など、他の生徒さんがまだレッスン中、という可能性もあります。
そんな時、室内を動き回ったり騒いでしまったりしたら・・どんなことになるでしょう?

おそらく、前の生徒さんは途端に集中を欠き、なんだか残念な気持ちになってしまうと思うのです
仮に、もし自分が逆の立場だったら・・きっと同じような気持ちになるでしょう。
お互いに思いやりを持って聴き合う姿勢の大切さを、日頃のレッスンから感じて欲しいと思っています。
それがやがて、発表会や演奏会等で落ち着いて静かに聴ける、ということに繋がって行くのではないでしょうか。

「聴くこと」は、実は「弾くこと」以前に、本当に大切なことなんです。
そもそも、弾きながら自分の音を聴いている訳ですから・・

そして、自分のことを自分でできる、というのも大事なことです。
自分で靴を揃える。レッスンバッグを持つ。用意と後片付けを自分でやる。

幼い生徒さんは、一つ一つの作業に時間もかかります
ついつい、側にいる大人が手を出して、手伝ってしまいたくなるのも理解できますが、
それではおそらく人任せのレッスンになってしまうのではないか・・と思います

訓練を重ねることでスピードアップしてきますし、工夫して次第に上手にもなっていきます。
それに、手や指先は使えば使うほど、知らず知らずのうちに、ピアノを弾く為の良い訓練になっているんですよ~
日常生活の中でできることって、意外にあるものです

・・実はそんな意図があって、このボードを置いているのでした


ちなみに、ボードの後ろは、ほぼ音楽関連の本です。「のだめ~」等のマンガもあります(笑)
待っている時など、生徒さんが読んだりしてます。中には借りていく子も。
貸し出し期間は1~2週間(ただしマンガ以外という制限付き笑)。








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教室つうしん

2019年03月27日 | 音楽・ピアノ・レッスン
生徒さんには、レッスン日程のお知らせに併記する形で、毎月お渡しさせて頂いているお手紙があるのですが、
それとは別に、年に数回不定期で「教室つうしん」というお便りを発行しています。
以前は、年4回程度発行していた時期もあったのですが、現在は年2~3回のペースで推移・・

教室イベントのお知らせや、終了したイベントの報告、またその際に生徒さんや保護者の方から頂いたアンケートの結果など、
つうしんでシェアさせて頂くことで(もちろん無記名での記載)、他の生徒さんの工夫されていること等が何かお役に立てば・・
と思い、発行を続けています。
アンケート結果ばかりでなく、私からの提案や外部イベントのご案内等、その時々でお伝えしたいことを記事にしています。

さて、そのつうしんが、このほど48号を数えました


発行当初は、手書きの、本当に簡易的なものからスタートしました。
そのうちワードで打つようになり・・気付けば50号が目前というところまで来ることができました。

最初は、続けられるかなぁ・・などと思いながら書いていましたが、書くことで記録としても残りますし、
読み返した時に冷静に省みることもできるので、これからも継続していきたいと思っています

ちなみに・・イラストや写真をふんだんに載せているようなカラフルなものではありません
実際はこんな感じです(笑) 今号は文字数がいつも以上に多いかもしれませんが・・



とりあえず、何事も「継続は力なり」
亀のような歩みでも、ようやくここまで来ました

次号の発行はいつでしょう・・
頑張ります(笑)








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