共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

埋まらない見解の相違と『桜のパンナコッタ』@横浜あざみ野《雫ノ香珈琲》

2024年04月10日 18時35分25秒 | カフェ
はぁ…疲れました。

今日、授業が終わって片付けをしていたら、支援級の主任教師に呼ばれました。何事かと思ったら、学習支援に入るにあたっての心得のようなものの再確認でした。

こうしたものは今までにも話があったので、特に変わったこともないかと思っていました。しかし、今年度から新たに主任になった教師から言われたことに、どうにも違和感が拭えなかったのです。

曰く

「指導の際にはなるべく子どもの意向に沿うようにして…」

「子どもの話を聞く時には、子どもの世界観に意識をむけて…」

「自立を促すために、声かけのタイミングを考慮するようにして…」

ということを言われたのですが、どれもこれも話がものすごくモッサリしていて分かりにくいものでした。そして、私が一番違和感をおぼえたのが

「なるべく子どもたちを叱らないようにして…」

という話でした。

支援級の子どもたち、特に情緒級の子たちは自身の苛つきやムカつきを隠さずに、自身の考え得る最大級の汚い言葉をストレートに他者にぶつけてきます。それで本人はある程度スッキリした顔をしているのですが、言われた方としてはたまったものではありません。

なので、今までは見かけた段階ですぐに注意していましたが、今年度からはどうもそれすらも『よくない指導』ということになりかねなくなってしまったのです。これには、さすがに私も面食らいました。

なので、どういう指導なら支援級教員の意向にかなうのかということを質問してみました。しかし、返ってくる答えは

「子どもたちに寄り添うように…」

「子どもたちが傷つかないように…」

「子どもたちに優しくしてあげて…」

という、昭和時代のオッサンには何とも煮えきらないものばかりだったのです。

勿論、昨今問題になっているような体罰や罵詈雑言なんぞ言語道断です。ただし、叱るべき時にはしっかりと叱ることも重要な指導だと思うのです。

何時間単位で長々と話し合っていましたが、結局双方の意見の溝が埋まることはありませんでした。あちらの態度が軟弱なのか私の頭が固過ぎるのか分かりませんが、ものすごくモヤモヤしたものが胸の内に残りました。

そんなモヤモヤを抱えたまま小学校を退勤して、横浜あざみ野の音楽教室に向かいました。そして、いつものように《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。

今日は桜満開の季節を堪能すべく



『桜のパンナコッタ』をオーダーすることにしました。桜の風味がフワリと香るパンナコッタはホッとする味わいで、コーヒーとの相性も絶妙です。

今日は頭を使い過ぎました。帰宅したら、即就寝することにします…。


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