里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

茎立ち菜がまだ穫れる

2024年05月09日 | 畑:花菜類

我が家で作っている茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種。まだ穫れています。
何れも種播きは10月18日。
「つぼみ菜」、「仙台雪菜」、「かき菜」の順に穫れ始め、3月末には揃い、4月半ばに最盛となりました。
今、よく穫れているのが「かき菜」。


穫れ始めは3月末からで三種の中では最も遅い。しかし、気温が高く一気に最盛となりました。
出だしの勢いがやや悪いと見えていましたが、やはりもともと「かき菜」は旺盛な性質。
今は一番旺盛です。


今伸びているのはほぼ側枝(子茎)から出た孫茎。未だしっかりしたトウが伸びています。


そもそもは「かき菜」は他種と違いトウでも蕾が見える前の若い茎葉を掻き取り収穫します。
しかし、この時期になるとそれは難しい。生長のスピードが早く穫る方が追いつきません。


蕾が大きくなってくると茎は硬くなってきます。その時は茎を手で折ってみます。
手でポキリと折れない所は硬く筋張っているので、ポキリと折れるところから上を利用するようにします。
「かき菜」は暫く穫れるでしょう。
こちらは「仙台雪菜」。


3月20日頃から穫れ始め、今年はなかなか衰えません。
3種の中では一番弱く作りにくいのですが、今年は特段に旺盛。揃って大株になっています。
今伸びているのは孫に当たるトウ。まだしっかりした茎が伸びています。


「仙台雪菜」のトウは花が咲くくらいになっても美味しい。
それでも、さすがにこの時期になると茎は硬くなってくるので、その時は下方は捨て上の方を利用します。


こちらももう少し穫ることができそうです。
「つぼみ菜」。


「つぼみ菜」の魅力は早くから穫れること。
今年は例年より2週間くらい早く2月末から穫り始めました。
名前のとおり蕾を着けた沢山のトウが伸びています。孫に当たる側枝だけでなくひ孫の側枝もあるようです。


しかし、さすがに細くなりました。太さでいうと「かき菜」の半分もないくらい。


もちろん食することは可能ですが、もう終了です。
穫れた本数はこれまでで最も多く、2番目に穫れてきた「仙台雪菜」より20日も早いので十分働きました。
今年も茎立ち菜は次の葉物につなぐ役割を十分に果たしています。



茎立ち菜3種が収穫最盛期

2024年04月15日 | 畑:花菜類

我が家で作っている茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種。
何れも10月18日の種播き。
「つぼみ菜」、「仙台雪菜」、「かき菜」の順に穫れ始めました。
現在、全てわき芽の収穫になっており、揃って収穫最盛期と言えます。
これが最も早くから穫れ始めた「つぼみ菜」


すでに穫り始めから1ヵ月半が経過しました。
例年このくらいになると全体に小さくなり茎も細くなってきます。
しかし、今年は特筆するほど未だ旺盛で、おそらくこれまでで一番。


依然多くのわき芽が伸び沢山蕾が見えます。茎もあまり細くなっていません。蕾もしっかりしています。


何れの株もすでに20本以上穫っているのではないでしょうか。
これが次いで穫れ始めた「仙台雪菜」


今年は寒さのぶり返しで「つぼみ菜」より20日余り遅く穫れ始めました。
「仙台雪菜」は葉物としても美味しいですが、我が家では茎立ち菜として作っています。
茎立ち菜3種の中では一番弱く作りにくいのですが、今年は何れの株も旺盛。


我が家では早めに播いて大株に作るようにしています。そうすることで確実に沢山穫れます。
「仙台雪菜」は花が咲くようになっても美味しく食べられますが、早めに穫るのに越したことはありません。


新葉や茎はボリュームがあり、軟らかく食味では最も優ります。茎が太くても湯がくと軟らかく美味しい。
こちらが最後に穫れ始めた「かき菜」


今年は穫れ始めが「つぼみ菜」とは1ヵ月の差が付きました。
「かき菜」は北関東の在来アブラナで、類似の在来アブラナは全国各地に見られます。
その名のとおり伸びてくるトウの茎葉を掻き取って収穫します。
生育がやや遅れ勢いが良くないと見ていましたが、最終的には例年通り旺盛になりました。
蕾が見えないので、一見どれが外葉でどれがトウなのかよく分かりません。


「かき菜」は蕾が見えないうちに穫るのが良く、見えてもごく小さいうちです。
「仙台雪菜」や「つぼみ菜」とはこの点が大きく異なります。


穫り遅れになると茎が硬くなってきます。その場合は、下部は捨てポキリと折れるところから上の方を利用するようにします。
3種を比べてみます。
右から「つぼみ菜」「仙台雪菜」「かき菜」。


反対側から見ると、同様に右から「つぼみ菜」「仙台雪菜」」「かき菜」。


新葉の形や蕾の着き方に違いのあることが分かります。
好みの問題もありますが、3種それぞれに特徴があり、違いを味わえます。
このほかに未だ「寒咲花菜」が穫れています。


我が家でこの時期まで穫れるのは稀。花菜は郎党の人気が高いので助っ人はまだ穫っていますが、間もなく終わりにしたい。


葉物として穫りきれなかった「縮み雪菜」の茎立ちも穫れています。


当地方では最近「雪菜の花」として店でよく売られるようになりました。


我が家で作っている「仙台雪菜の花」はかつて多く出回りましたが、最近はめっきり見かけなくなりました。
この時期は野菜の端境になりやすく、ナバナ類あるいは茎立ち菜は貴重です。



茎立ち菜の3番手「かき菜」を穫り始める

2024年03月30日 | 畑:花菜類

茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種作っています。
何れも10月18日の種播き。
1番手「つぼみ菜」、2番手「仙台雪菜」に続いて3番手の「かき菜」を穫り始めました。


これで茎立ち菜3種全てが揃いました。
「つぼみ菜」の穫り始めからはほぼ1ヵ月、「仙台雪菜」からは1週間ほどの遅れと言ったところです。
例年どおりの順番ですが、暖冬の恩恵を一番受けた「つぼみ菜」が早まり、他の2種はその後の寒さのぶり返しの影響が大きかったようです。
結局「かき菜」は例年並か僅か早い程度になりました。
今年の茎立ち菜は厳寒期から早春の天候変化に3種がはっきりした反応の違いを見せました。
「かき菜」は北関東の在来アブラナの呼び名で、類似の在来アブラナは全国各地に見られます。
伸びてくるトウの茎葉を掻き取って収穫するので「かき菜」と呼ばれるのでしょう。
一見ただの菜っ葉としか見えません。


「つぼみ菜は」トウが伸びてくると花芽も見えてきますが、「かき菜」はトウが伸びても花芽はよく見えません。
このように芯の小さな新葉をかき分け辛うじて確認できます。


「かき菜」は元来が生育旺盛なため、多少生育が遅れたようでも最終的には一番茂るようになります。
主枝が伸びるのとあまり差がなくわき芽も伸び出すのが特徴。この株はすでに沢山のわき芽が見えます。


「かき菜」はナバナ類でありながら花芽が見えないうちから穫り始めます。
他の2種のように蕾が大きくなってから穫るのでは遅く、葉や茎が硬くなり食味が落ちてきます。
花芽が見える前か極々小さいうちに若い茎葉を食べるようにします。
収穫も中盤以降になれば蕾が見えてもやむを得ないものの早めに穫るよう心がけます。
主枝の茎は太くなり、ボリュームがあります。穫り始めはやはり軟らかく美味しい。


主枝を収穫してみます。


穫った後。すでにわき芽が沢山伸びています。


あまり間を置かずわき芽が穫れてきます。わき芽が穫れるようになれば最盛期入りです。
主枝数株を穫ってみました。ボリューム十分です。


こちらは「つぼみ菜」


多くのわき芽が伸び出し蕾が見えます。すでに穫り始め1ヵ月が経過。
10本以上のわき芽を穫り終わった株もあり、やや細くなってきました。
現在は株自体が「かき菜」より一回り小振りに見えています。
こちらは「仙台雪菜」


まだ主枝を穫っている株もありますが、わき芽が穫れるようになってきたので間もなく最盛期入りです。
「仙台雪菜」は大きな蕾がはっきりと見えます。花が咲き始めても美味しい。「かき菜」とは大きく異なります。


ナバナ「寒咲花菜」今年は未だ衰え知らず

2024年03月28日 | 畑:花菜類

ナバナ類の一つ「寒咲花菜」、今年は未だ衰えていません。


11月末から主枝の収穫を開始以降、わき芽(1次側枝)、孫茎(2次側枝)と穫り続けてきました。
この時期までこのように株が旺盛で沢山の元気な花芽が見えるのは滅多にないことです。


当地で厳寒期を乗り切り春まで穫り続けるのはそうたやすくはありません。
2月下旬以降に寒さのぶり返しがあったとは言え、総じては暖冬だった証左と言えるでしょうか。
酷寒の年なら2月中に大概の株が参っています。
昨年は凍害を受けた株が目立ちましたし、一昨年はほぼ終わっていました。
今年は寒さのぶり返しにも耐寒性が付いているためかさして問題になりませんでした。
とは言え、当然ながらこのように弱っている株も散見されます。


しかし、これがごく普通、それも復活して新葉が出ています。
天候だけでなく初期の管理が比較的上手くいき、株に勢いがついたようです。
現在花芽が見えるのは殆どが孫茎(2次側枝)です。


主枝は長くしないよう摘んでいるものの、下位の節間が詰まっており、わき芽(1次側枝)が10本くらい出ている株が多い。
それを2、3芽残して切ると孫茎(2次側枝)はその2、3倍伸びてきます。
穫り始めの頃は葉の中に埋もれていた蕾も殆どが上に出ています。


沢山の蕾が見え花菜らしい姿です。


花芽は主枝、わき芽(1次側枝)、孫茎(2次側枝)と次第に小さくなってきますが、今年は充実しています。


一つ一つのボリューム感は少なくなっていますが、いわゆる菜の花らしい姿とも言えます。


篭に花芽を揃えて立ててみました。


軟らかく風味があり美味しい。我が家郎党では花菜の人気が高く、沢山あっても無駄になりません。


ボリュームがある縮み雪菜のトウが美味い

2024年03月26日 | 畑:花菜類

ナバナ類はトウを穫るのが目的で作られます。
我が家でも秋から穫れるアスパラ菜に始まり、寒咲花菜、そして春に穫れるよう茎立ち菜3種を作っています。
一方、トウを穫るのが目的でなくとも、冬越ししたアブラナ科野菜は春になれば自然にトウが立ってきます。
そして、それらのトウの中にも美味しく食べられるものが多くあります。
今我が家の畑にあるのは「縮み雪菜」とチンゲンサイです。
今年、特筆すべきは「縮み雪菜」。


昨年まで長く作っていたターサイを止め「縮み雪菜」一本にしたこともあり、多くが残されたままになっています。


葉物として穫り残した場合は茎立ち菜として利用するつもりでいました。
2月頃、今年は暖冬なのでトウ立ちがかなり早まるだろうと推測していました。
しかし、2月下旬からは一転真冬並の寒さに逆戻りし、花芽の方は進みませんでした。
例年よりは若干早いもののほぼ昨年並と言ったところです。
雪菜と言えば茎立ち菜として作っている「仙台雪菜」があります。
しかし、雪菜と名前が付いていても全く別物で姿形も違います。
「仙台雪菜」がもともと地元に根ざしたいわゆる伝統野菜に対し、「縮み雪菜」はターサイから育種されたもの。
ターサイのトウも美味しいですが、「縮み雪菜」も大変美味しい。
これまで作ってきた経験ではトウの伸び出しはターサイよりやや遅い。
今年は何と言ってもボリュームが頗る良いのが特徴です。


トウが伸び出す前に見ると分るように、もともと芯の葉は枚数が頗る多く縮れるのが特徴です。
そのトウが伸び出すのでトウのボリュームが豊かになるのでしょう。


トウに付いている新葉自体も葉が細かく縮れ肉厚です。

数日前に穫った株からはわき芽が伸びてきました。


数株穫っただけでもこのボリューム。


蕾、新葉、茎何れも柔らかく甘味があり美味しい。


側にチンゲンサイがあります。


こちらもトウが伸びていますが、ボリュームはぐんと落ちます。


味の方も「縮み雪菜」に比べると落ち、食指はあまり動きません。
もっともそれでも助っ人は穫っているようですが。


「仙台雪菜」の茎立ち菜を穫り始める

2024年03月22日 | 畑:花菜類

茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種作っています。
何れも10月18日の種播き。
先駆けの「つぼみ菜」に続いて「仙台雪菜」を穫り始めました。


「つぼみ菜」より20日余り遅い穫り始めとなりました。
例年なら2週間違いくらいですから、今年は差が大きくなりました。
2月中旬までの暖冬と下旬以降の寒さのぶり返しがここでもはっきり出ています。
それでも例年と比べると1週間程度早く、ほぼ昨年並です。
「仙台雪菜」は3種の中で一番作りにくいのですが、今年は生育が非常に旺盛。
このくらい旺盛になれば確実に沢山穫れます。


「仙台雪菜」は、当地方のいわゆる伝統野菜で、葉物として美味しく食べられます。
我が家ではトウが比較的早くから伸び大変美味しいので茎立ち菜として作っています。
ですから正確には「仙台雪菜のトウ(立ち)」ですが、略して「仙台雪菜」としています。
「つぼみ菜」を作る前は「仙台雪菜」が最初に穫れていました。
近年当地方でよく作られるようになった縮み雪菜は全くの別種です。
「仙台雪菜」は多少花が咲くようになってからでも柔らかく美味しく食べられます。
ただ、主枝は早めに摘んだ方が、わき芽の伸びにはプラスです。
このくらいにトウが伸び蕾が大きくなれば穫り頃。


鋏を入れ切ってみます。


穫った後。沢山のわき芽が伸び出しています。


これはすでに主枝を穫った株。


わき芽が伸び蕾が大きくなってきました。間もなくわき芽の収穫も出来るようになります。
数株穫ってみました。


主枝はボリュームがあります。
蕾も大きい。「仙台雪菜」は新葉、茎も柔らかく食味では一番と言えるでしょう。


こちらは「つぼみ菜」。


穫り始めて20日余り。わき芽の収穫が最盛期です。今年は株が旺盛で豊作です。


こちらは「かき菜」。


「つぼみ菜」と似ていますが、葉色が濃くトウの伸び出しも大きく異なります。


すでにトウがかなり伸びてきました。収穫間近になっています。


ブロッコリーの側花蕾をまだ穫り続ける

2024年03月05日 | 畑:花菜類

ブロッコリーの側花蕾を穫り続けています。
今季はどこまでも暖冬かと思いきや2月半ば以降しばしば真冬の寒さがぶり返し、自然は一筋縄ではいきません。
それでもブロッコリーにさしたる異変はありませんでした。すっかり耐寒性が付いたようです。
ブロッコリーは2回に播いており、品種はともに「緑嶺」。
これが1回目のブロッコリー。


10月下旬以降、頂花蕾そして側花蕾(1次側枝)と穫り続けてきました。
側花蕾(1次側枝)は頂花蕾と見間違う大きな側花蕾が1株から複数穫れましたが、さすがに終わりました。
見えているのは殆どが孫の花蕾(2次側枝)です。さらにひ孫の花蕾もあります。


外葉に枯れ葉が目立つもののおびただしい数の花蕾が着いています。


大きな側花蕾(1次側枝)から出た孫の花蕾はやはり大きい。普通の側花蕾くらいになっています。


これは孫の花蕾を穫った後に出たひ孫に当たる花蕾。


一口サイズですが十分な大きさになっています。今作は長く樹勢を保つことができました。
ただし、この1回目のブロッコリーは後作の関係で3月半ばまでには終了させます。
こちらが2回目のブロッコリー。


12月上旬から頂花蕾を穫り始め、1月下旬からは側花蕾を穫っています。
根元からは複数の太いわき芽(側枝)が伸び側花蕾が着いています。
1回目のブロッコリーほど大きな側花蕾とはいかないもののS級には十分達しています。
大きな側花蕾はほぼ穫り終えましたが、まだ所々に残っています。


我が家でこの時期まで大きな花蕾が残っているのは珍しいことです。


これは穫り終わった側花蕾(1次側枝)から出た孫の花蕾。


やはり大きな側花蕾(1次側枝)から出た孫の花蕾は大きい。
この株はやや大きなのが少し遅れていた側花蕾(1次側枝)です。周りの花蕾は穫り終わった側花蕾(1次側枝)から出た孫の花蕾。


主体は孫の花蕾になっていますが、1株から大中小のバラエティに富んだ花蕾が穫れます。
寒さのぶり返しはあったものの総じて暖冬だったため霜焼け症状やアントシアニンの発現はごく少ない。
この時期にしては珍しい大きな側花蕾を穫りました。


小さな花蕾は無数に着きますが、ごく小さいものは放置。目安は一口大以上のもの。
自家用には重宝するので、こちらの側花蕾は当分穫り続けます。



ナバナ「寒咲花菜」は豊作でますます美味い

2024年02月29日 | 畑:花菜類

ナバナ類の一つ「寒咲花菜」、今年は豊作です。


11月末から主枝の収穫を開始、年明けからはわき芽(側枝)を穫り始め最盛期となりました。
今はわき芽(1次側枝)とそのわき芽から出る孫茎(2次側枝)が混在しています。


しかし、寒咲きの花菜とは言え当地で厳寒期を乗り切るのは容易ではないのです。
酷寒ともなれば凍害を受け、今頃は多くがギブアップしていてもおかしくありません。
昨年は連日最低気温-5℃以下まで下がり、今頃はかなり凍害を受けた株が目立ちました。
今年は一時的な寒さのぶり返しはあるものの総じて言えば暖冬、昨年と比べ明らかに株の姿が良い。


但し、外葉はすでにかなり老化し寿命に達しているとも言えます。
この時期になって株による優劣がはっきりしてきました。
言えることは、このように勢いが良いしっかりした株は耐寒性が付いて凍害にも強いと言うことです。


発芽から追肥土寄せあたりまでの初期の管理が非常に大事だと分ります。
旺盛な株はわき芽(1次側枝)が10本くらい出ています。
勢いの悪い株は凍害で尽きるかに見えましたが、春のような陽気が数日続いたことで復活してきました。


これは少し遅れ気味だったわき芽(1次側枝)。


わき芽(1次側枝)は花芽が大きくこの時期になると蕾が膨らみます。2、3芽残して切り取り収穫します。
早くに収穫したわき芽(1次側枝)からはさらにわき芽(2次側枝)が伸び収穫しています。
この孫にあたる茎から出る花芽はこのように一回り小さい。しかし、今年は良いものが穫れています。


大きな外葉が下がり枯れたものも出てきたため沢山の蕾が見えるようになり、収穫の盛りらしい姿です。
花の咲いているものを見つけました。


花菜は多少花が咲いても大丈夫ですが、やはり蕾のうち、花の咲く直前が一番美味しい。
花菜は皆から人気があり、穫り遅れることが殆どありません。
これは助っ人が穫って我が家の分と置いていったもの。


穫り始めの頃のわき芽と違って丈が短くなっていますが、花菜らしい姿といえます。
葉が短くなり蕾が目立っています。


蕾、茎、新葉と軟らかく風味があり、用途も広い。
小生の好物は卵とじ。自身でもよく作ります。


たかが卵とじ、されど卵とじ。



茎立ち菜の先駆け「つぼみ菜」がもう穫れる

2024年02月28日 | 畑:花菜類

茎立ち菜の一つ「つぼみ菜」がもう穫れ始めました。
我が家で作っている茎立ち菜は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種。
茎立ち菜とはとう立ち菜のことで、当地方では通称「茎立ち」。
秋に種を播き春に伸びるトウを収穫します。何れも10月18日の種播き。
例年、先駆けとなるのが「つぼみ菜」。


今年は非常に生育が旺盛です。揃いも良い。


穫り始めの目安は3月10日頃。早い年は3月初め、遅くなると3月半ばと言ったところでしょうか。
今年は2月中からの収穫開始です。
2月になり春のような陽気が続いたため2月半ばにはトウがかなり伸びていました。
2月20日くらいに初収穫になるかもしれないと見ていましたが、雪が降り真冬の寒さに逆戻り。
さすがに2月末の収穫開始となりました。それでも例年よりは2週間くらい早い。


3種の中では確実に早くからトウが伸び出します。「つぼみ菜」を作り始めたのもそのためです。
名前のとおり蕾が見えてきたときが穫り頃です。
「つぼみ菜」は主枝と間を置かずにわき芽が一斉に伸び出します。
このように主枝と側枝の区別がはっきりせず、2、3本が主枝のように見える株もあります。


ですから、穫り始めるとたちまち最盛になってくることが多い。
この蕾の見える主枝を穫ってみます。


数芽残して切りました。


すでに沢山のわき芽が伸びています。


数株穫りました。


姿は「かき菜」と似ています。よく見ると茎葉の色はやや明るく艶があります。
「かき菜」は蕾が大きくなると食味が落ちてしまいますが、「つぼみ菜」は蕾が多少大きくなっても柔らかい。
こちらが「仙台雪菜」。


葉物としても作られる当地方のいわゆる伝統野菜です。
トウが比較的早くから穫れ美味しいので、我が家では茎立ち菜として作っています。
今年は揃って旺盛。すでに花芽が大きくなっており、わき芽も少し伸び出しました。


「仙台雪菜」は花が咲くようになってからでも美味しく食べられます。次に穫れるのは通常なら「仙台雪菜」です。
こちらが「かき菜」。


「つぼみ菜」とよく似ています。
「かき菜」は在来アブラナの一種で北関東での呼び名。同様の在来アブラナは全国各地に見られます。
「かき菜」はもともと旺盛なのですが、今年は少し出遅れていました。
しかし、今では例年通りの旺盛な姿になっています。


まだトウは伸びていないもののわき芽は大分確認できます。
「かき菜」は専ら蕾が出る前の新葉を食べます。例年なら穫れるのは3月末くらいですが、おそらく早まるでしょう。


収穫が早まりそうな茎立ち菜に追肥と土寄せ

2024年02月14日 | 畑:花菜類

越冬中の茎立ち菜は、生育が進んでおり、収穫が早まりそうです。
例年より早い追肥と土寄せをしました。
茎立ち菜とはとう立ち菜のこと。当地方では通称「茎立ち」です。
茎立ち菜には種々ありますが、何れもアブラナ科のトウを食する点では同じ。
広い意味ではナバナ類と言って良いのでしょう。
ナバナ類の中では冬季に穫れるアスパラ菜や寒咲花菜に続いて穫れてきます。
我が家で作っている茎立ち菜は仙台雪菜、かき菜、つぼみ菜の3種。
種播きは10月18日と一般よりは早播きです。大株にして越冬した方が沢山穫れます、
これが「仙台雪菜」。


当地方のいわゆる伝統野菜で、葉物としても美味しく食べられます。
我が家ではトウが他より早めに穫れ、柔らかく美味しいので茎立ち菜として作っています。
3種の中では一番作りにくいのですが、今作の生育は進んでおり旺盛です。


すでにわき芽が出ています。


但し、種が少々雑駁なようで株の姿にバラツキがあります。
見にくいですが、畝の両肩に追肥。


例年なら速効性の粒状化成肥料を用いるところですが、肥料高騰の折り在庫の肥料を利用します。
硫安に酸性化防止に苦土石灰を混合し施用しました。
そして、土寄せ。


クワで十分に寄せました。
まだ肉眼で花芽は分りませんが、進んでいるものと思います。「仙台雪菜」は花が咲いても軟らかく美味しい。
こちらは「かき菜」。


「かき菜」は在来アブラナの一種で、北関東での呼び名です。同様のアブラナは各地にあります。
丈夫で作りやすいのが特徴で、昔から作っています。


しかし、今年は3種の中では一番小振りです。他が大きくなっているからで、これが普通かもしれません。


昨年も同様だったことから種の関係か。これから次第に旺盛になってくるでしょう。
同様に追肥して。土寄せ。


「かき菜」は「仙台雪菜」のように葉物としての利用はできず、茎立ち専用です。
トウと言っても伸びてきた花が見えるようになる前の新葉を利用します。
こちらが「つぼみ菜」。

「かき菜」と似ていますが、「つぼみ菜」の方が葉色が明緑色で艶があります。
非常に旺盛に生長しています。「かき菜」より一回り大きい。


明らかに生育が進んでいます。
すでに沢山のわき芽が伸びているのが分ります。


肉眼でも花芽がはっきり確認できるのでかなり早い。
同様に追肥し、土寄せ。


「つぼみ菜」は名前のとおり花の咲く前の蕾のうちに新葉を食べます。
以前は作っていませんでしたが、他の2種より早くから穫れるのが分かり、近年作っています。
昨年は3月中旬から穫れ始めましたが、早い年は3月上旬から穫れ始めます。
今年は3月早々には穫れ始める可能性が濃厚。
何れの茎立ち菜も暖冬で生育は進んでおり、収穫が早まるものと思われます。


ブロッコリーは大中小の花蕾が穫れている

2024年02月09日 | 畑:花菜類

今、ブロッコリーは大、中、小とバラエティーに富んだ花蕾が穫れています。
酷寒の冬なら葉が垂れ、花蕾に霜焼けの症状が出ることもよくあります。
今年は暖冬、耐寒性も増しており、そのような症状は殆ど見られません。雪を被っても大丈夫。
ブロッコリーは2回に播いています。品種はともに「緑嶺」。
これが1回目のブロッコリー。


頂花蕾を10月下旬から11月上旬に、そして11月中旬からは大きな側花蕾を収穫
さすがに大きな側花蕾は終りかと思いきや、まだあります。


この頂花蕾のように見えている花蕾は側花蕾です。
今作は殆どの株から大きな側花蕾が複数、3、4個穫れた株も相当数あります。
この株が平均的なパターン。中央に頂花蕾、左右と上方に大きな側花蕾の穫り跡、周囲に中小の側花蕾や孫の花蕾。


これまでも大きな側花蕾が複数穫れたことはありますが、これほど穫れたのは初めて。
大きな側花蕾は全て根元から主枝のような太い側枝が伸び大きな葉を着けたものだけに出来ます。
頂花蕾のすぐ下に着く花蕾は中小のものだけです。
この株は中央に頂花蕾の穫り跡。右下と左上に大きな側花蕾の穫り跡、右上にまだ大きな側花蕾が着いています。


側花蕾を穫った跡には孫の花蕾が生長し、それも穫れるようになっています。
同じ株から大中小の花蕾が穫れている面白い現象です。
これが2回目のブロッコリー。


頂花蕾は12月上旬から穫り始め、1月中には全て穫り終えました。何れも大きな花蕾になりました。
1月下旬からは側花蕾が穫れています。結構大きな花蕾になっています。


こちらも根元から太いわき芽(側枝)が伸びています。
さすがに1回目のブロッコリーのような頂花蕾並とはいきませんが、S級は十分クリアしています。
見えている大きな花蕾は全て側花蕾です。


このような花蕾がもう少しの間取れそうです。
頂花蕾のすぐ下から出ている中小の花蕾も穫れるので、こちらも大中小の花蕾が穫れています。


大中小バラエティに富んだ花蕾を並べてみました。


これまで、この時期まで大きな側花蕾を穫り続けたことはありません。
例年なら中小の側花蕾、そして孫の花蕾を穫っている時期になっています。
中小の花蕾は無数と言っていいほど着いており、春先まで穫り続けることになるでしょう。


ナバナ「寒咲花菜」は収穫の盛りが続く

2024年02月03日 | 畑:花菜類

厳寒期に入るとナバナ類の一つ「寒咲花菜」は一段と旨味が増します。
11月末から主枝を穫り始め、年明け早々からはわき芽(側枝)を穫り始めました。
わき芽(側枝)の収穫が始まれば最盛期入りです。
店では菜の花として売られることの多い花菜(はなな)ですが、これは寒咲きの花菜です。


寒咲きと言っても、当地は寒冷地ですから厳寒期は凍害のリスクが常にあります。
昨年は大寒以降、好天ながら最低-5℃以下が連日続く酷寒で、かなり凍害を受けました。
凍害を受けると葉は垂れ下がり茎は凍結して萎れ、新葉や蕾は霜焼け状になります。
打って変わって、今年は明らかな暖冬。
大寒以降も最低-1、2℃程度、日中は10℃くらいになることもあります。
とは言え厳寒期ですから、葉が全体に垂れ気味で霜に当たった様子は見て取れます。


しかし、全体的には昨年とは比べものにならないくらい勢いを保っています。


外葉が下がってきたので、見えにくかった花芽もよく見えるようになってきました。


沢山のわき芽(側枝)が伸び、最盛期らしい姿になっています。
それでも、厳寒期なので花が咲いているものは見当たりません。全て蕾で留まっています。
今の時期は収穫適期の幅が広いため穫るのには余裕があります。
わき芽(側枝)が1株から殆ど10本くらい出ているようです。


主枝はできるだけ数芽で切るようにしていますが、下位の節間が詰まっており10芽くらい残ってしまいます。
何れも勢いよく伸びているので作柄は良好と言ってよいでしょう。
それでも、生育の進度は株によって意外に差があります。
早いものは側枝(子茎)の収穫が進み孫茎の芽が伸びてきました。


孫茎の花芽が大きくなった株もあります。


株の優劣がはっきりし、勢いの良くないものは暖冬とはいえ凍害を受けています。


大方の株は側枝(子茎)の最盛期です。
この株は旺盛で、10本以上伸びているようです。


収穫してみます。
側枝のわき芽を2、3芽残して切ります。


切りました。


わき芽を多く残すと本数は多くなりますが、貧弱なものになります。
わき芽が伸びて孫茎になり、また先端に花芽が出来ます。
この1株だけを穫りました。


立てて花芽が見えるようにしてみました。


このような天候が続くなら暫く収穫の最盛が続くはずですが、どうでしょう。
我が家郎党でも花菜は人気があり、穫り残して駄目にしてしまうことは殆どありません。
蕾、茎、新葉と風味があり軟らかく美味しく食べられます。




暖冬異変はアスパラ菜にも

2024年01月11日 | 畑:花菜類

この時期になって、アスパラ菜の生長が頗る良い。


1週間ほど放置していたところ、すごく伸び花盛りになっていました。


今年のアスパラ菜は少し遅めの種播きながら11月早々から主枝(親茎)を穫り始めました。
11月半ばから子茎(1次側枝)が穫れ始め、12月半ばからは孫茎(2次側枝)が穫れています。
現在穫れているのは殆どが孫茎で、出だしから伸びが良かった。
孫茎になると、株の力が落ち気温も下がってくるため伸びは鈍くなってきます。
この時期になれば少し細身になり丈が短くなってくるのが普通です。それが今年は全く変わらないのです。


むしろ長く伸び茎も太くなっているようにさえ見えます。


株の勢いが保たれていることもありますが、やはり一番は天候なのでしょう。
アメダスデータを少々調べてみました。
1月になり上旬の10日間で最高気温が10℃以上の日が5日、5℃以下は1日だけでした。
ちなみに昨年は最高気温10℃以上の日は0日、5℃以下は4日、一昨年はそれぞれ0日、6日でした。
明らかに気温の高いことが分かります。ほぼ12月上旬の気温です。
例年なら多少収穫の間隔が開いてもこれほど生長し花が咲くことはなかったはずです。
子茎は2、3芽で切るようにしていますが、孫茎も同様に2、3芽残しで切ります。
この株を収穫してみます。


この孫茎を切ります。


切った後。わき芽が2芽残しになっています。


数本切りました。まだ数本以上残っています。これから切り跡がさらに増えていきます。


孫茎はからはひ孫の茎(3次側枝)が伸びてきます。
過去には春先まで穫ったこともありますが、それは稀なこと。今年は果たしてどうか。
アスパラ菜は多少花が咲いても問題ないもののさすがに咲きすぎ。しかし、食べるのに支障はありません。
数株穫ってみました。


長さも太さも子茎と何ら変わらず、孫茎でこのくらいのボリュームになることはそうありません。
大量の収穫になります。処分は助っ人に任せます。
何度か霜には当たっているのですが、耐寒性がどの程度付いているのか。
アスパラ菜は急激な強い霜には弱い。この暖冬傾向、何時まで続くのでしょう。



ナバナ「寒咲花菜」の側枝(わき芽)を穫り始める

2024年01月06日 | 畑:花菜類

数日前からわき芽(側枝)を穫り始めました。
あまりに夏の気温が高いため9月14日と例年より遅めに直播きしましたが、生育は順調。
畝間は80㎝と広めにしているものの外葉で一面を覆い尽くすようになっています。


ナバナ類にも種々あり、これは店では大概菜の花として売られる花菜(はなな)と言われるもの。
但し、通常は春になって花が咲くナタネですが、これは寒咲きなので「寒咲花菜」と呼ばれます。
外葉が大きく茂っているため花芽がどこにあるかちょっと見には分らないかもしれません。


主枝の穫り始めは想定より早まりました。
しかし、意外に一斉収穫とはならず、ようやく主枝の収穫がほぼ終わったところです。
今度はわき芽(側枝)が伸び、穫り頃の花芽が増えてきました。
主枝はできるだけ数芽で切るようにしているものの実際には下位の節間が詰まっているため10芽くらい残ることが多い。
これで1株。旺盛にわき芽が伸びています。


芽の数だけわき芽が伸びてくるので1株からの花芽の数がぐんと多くなります。
脇から覗くとわき芽の伸びているのが分ります。


花菜ではこのわき芽を穫り始めるようになれば最盛期入りです。
気温が低いと花芽が葉の下に蕾のままで留まり、かき分けないと見えにくい。
今年は気温が高いため比較的茎が伸び、蕾が上まで上がってきているものが多いようです。
あまり旺盛でない株を上から見ると分りやすい。中央に主枝の穫り跡、周りにわき芽が伸び先端に花芽が見えます。


このように旺盛な株だと多くの側枝が伸び、主枝の穫り跡は見えなくなっています。


厳寒期になると花が咲くようになるまで穫り遅れてしまうことは殆どないのが普通です。
今年は暖かいと見えて花が咲いているのが散見されます。もちろんこの程度なら何ら支障はありません。


収穫する時は、側枝のわき芽を2、3芽残して切ります。


切り跡が見えます。3本収穫しました。中央の変色した切り跡が主枝です。


この側枝にはすでにわき芽が見えます。これが伸びて孫茎になり、また先端に花芽が出来ます。
数株穫るだけで十分なボリュームです。


今回穫ったものは花芽が大きくなっていました。


厳寒期に入るこれからが最盛期で「寒咲花菜」の旬と言えるでしょう。
当地のような寒冷地でも冬場に穫れるのは有難い。しかし、強い霜が降りれば凍害が起こることはよくあります。
多少黄ばんでくるのは当然としても、枯れることなく穫れ続けてほしいもの。
蕾、茎、新葉と余すところなく食べられ、我が家郎党でも人気です。
これから寒さに遭って軟らかくなり風味が増し一層美味しくなってきます。



ブロッコリーは大きな花蕾が穫れ続ける

2024年01月05日 | 畑:花菜類

ブロッコリーは大きな花蕾が長く穫れ続けています。
強い霜や氷点下の低温にも繰り返し当たり、葉が垂れた症状が見えましたが、大丈夫です。
耐寒性も確実に増しているようです。
ブロッコリーは2回に播いています。品種はともに「緑嶺」
これが1回目のブロッコリー。


頂花蕾を10月下旬から11月上旬に、そして大きな側花蕾を11月中旬から収穫しています。
それが未だに続いています。
頂花蕾のように見えている大きな花蕾は全て側花蕾です。
もちろんその他の小さな側花蕾も多数あります。


今作は殆どの株から大きな側花蕾が2個、3個と穫れているのです。
この株は中心に頂花蕾の穫り跡。両側に大きな側花蕾が着いています。

大きな側花蕾は小さな側花蕾とは着き方が違います。
大きな側花蕾はこのように根元から主枝と見間違うような太い側枝が伸び多数の大きな葉をもって着きます。


この株は中央に頂花蕾の穫り跡、右下に大きな側花蕾の穫り跡、それには孫の花蕾も。左に穫り頃の大きな側花蕾。


これまでも1株から複数の大きな側花蕾が穫れたことはあります。しかし、これほど穫れるのは初めて。
気温が高く経過したこともあるかもしれませんが、これほど長く続くとは思いませんでした。
まだかなり残っており、小さな花蕾も多数着いています。
これが2回目のブロッコリー。


頂花蕾を12月上旬から穫り始めました。
1回目のブロッコリーの側花蕾とかち合っています。
1回目のブロッコリーの生育が進んだのに対し、2回目のブロッコリーは想定より遅くなりました。
そのため、頂花蕾の収穫時期には思いのほか差が付きました。
1回目のブロッコリーの側花蕾を穫り始めた後に2回目のブロッコリーの頂花蕾を穫り始めるのは珍しい。
ブロッコリーの花蕾は硬く締まっているうちに穫らないと品質が悪くなってしまいます。
その点、2回目の頂花蕾は気温が下がってきたので穫り遅れる心配もなくなりました。


穫り始め頃の花蕾の直径は13㎝程度で、L、2L級でした。
しかし、次第に花蕾は大きくなり15㎝程度の3L級が多くなりました。

2回目のブロッコリーも太いわき芽(側枝)が出ています。
この株では中央に頂花蕾の穫り跡。右の側花蕾はさらに大きくなるでしょう。


もちろん気温が下がっているので、1回目ほどの頂花蕾並は無理ですが、十分に大きくなっています。
これも見えているのは全て側花蕾です。


この頂花蕾は20㎝近くと特大。さすがにこれでは大きすぎ嫌われます。


例年よりもはるかに長く大きな花蕾が穫れることとなりました。