里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリは惨めな姿だが孫蔓を活かしてみる

2021年08月31日 | 畑:果菜類

夏秋きゅうりは収穫開始から約2ヵ月半。
惨めな姿になりました。


今年は、生育のペースが速く、7月早々には主枝のピンチが終わり2本仕立てが完成
一気に収穫最盛期となりました。
特に7月下旬から8月上旬の成り込みは凄く、1株から1日数本穫れる日が続きました。
助っ人が音を上げるほど。大量に塩漬けにしたようです。
成り疲れが心配されましたが、さほどのことはありませんでした。
勢いのいい孫蔓が沢山伸び、長期収穫が望める姿で後半戦に入りました。
今年は例年になく上手くいきそうだと自己満足していましたが。
中下旬の長雨には参った。
台風9号崩れの強風のダメージも。


そして、一転ここ数日の真夏のカンカン照りで、この姿に。
それでも、まだ頑張ろうとする蔓があります。


伸びようとする孫蔓。


ひ孫蔓も。


しっかりした雌花も着いています。


これらを放棄してしまうのは忍びない。


厳しい状況ですが、まだ諦めず孫蔓をとことん活かしてみます。
隙間のあるところに蔓をネットに掛け伸びるようにしてやります


主枝の葉は大半摘み終わり、子蔓の葉もかなり摘んでいます。
枯れ葉も沢山出てしまいましたが、きれいに除くのは手間が掛かります。
邪魔にならなければ、見てくれは気にしないことにしました。
追肥は、マルチをまくり上げ、ベットの肩から通路の敷きわらの上にバラ播いています。


ただ、追肥は沢山穫れている時にするものなので、ここではやりません。
残念ながら、目標収穫日数100日は達成できませんでした。
終了のゴングまで、あとどのくらいしぶとく頑張れるか。


ピーマンを水墨画で描く

2021年08月30日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙

ピーマンを水墨画で描きました。
今年の8月は、時期はずれの停滞前線と台風崩れの温帯低気圧の影響甚だしです。
そんな中、ピーマンは非常に元気です。
小生はピーマン好きなので、毎日バリバリと食べています。
今、作っているピーマンは「京みどり」と言う中型種。
かつて作っていたのは「エースピーマン」で、肩の張った肉厚の獅子型と言われるがっちりタイプです。
こちらの方が、ピーマンの形としては一般的に定着していると思います。
「京みどり」は縦長のスマートな形で、果肉が薄く軟らかい。
特に収穫始めの頃は、縦じわも出て、獅子型のピーマンとは大分違います。
ですが、穫り始めて2ヵ月余り経ったこの頃では、肩が張り、厚みの増したものが多くなってきました。
ピーマンらしい姿になってきたと言うのも変な話しですが。


ピーマンの誘引支柱を上げふところ枝も整理

2021年08月29日 | 畑:果菜類

ピーマンは収穫が始まって2ヵ月余り。
品種は「京みどり」。
7月下旬から8月上旬には収穫最盛期となりました。
他の果菜類と比べ、長雨、強風の影響は一番少ない。


かなり茂った状態になっています。
誘引は、畝の両側に立てたパイプにフックバンドで止めた横の直管パイプを上げていく簡便な方法で行っています。


支柱は上の方が少し広がっています。
これまでパイプを2回上げており、今回が3回目。
雨続きだったこともあり、前回から1ヵ月以上経っています。
直管パイプには枝を誘引止めしていません。
また、フックバンドを完全に止めていないので、軽く叩くだけで簡単に上がります。


直管パイプに枝が密着することで枝は動かず、垂れ下がりません。
この後も、パイプを上げるのでフックバンドは完全には止めません。
これで十分に持っています。


すべて上がりました。


20センチ以上上がり、高さは70センチくらいになりました。
多少の枝折れやパイプの下をすり抜ける枝は出ますが、分枝が多いので気にせず切ってしまいます。


整枝は簡易な「ふところ枝」の整理です。
「ふところ枝」とは株の内側の方に向かって伸びている枝のこと。
ピーマンは花芽が着くと二股に分枝するので放置すると枝が混んできます。
「ふところ枝」を整理することで、光線が中まで透り実の肥大が良くなります。
風通しが良くなり病害虫予防の効果もあります。
丈がかなり伸びましたが、まだ上から覗けます。
大分混んできました。


「ふところ枝」を間引きます。
中心が透けるようになりました。


この程度の間引き量となりました。


始め生育に多少バラツキがありましたが、今ではほとんど分らなくなりました。
近年、目立つモザイク症状も全く見られません。


非常によく穫れています。


トマト連続摘芯栽培'21~第7花房収穫と下葉の整理

2021年08月28日 | トマト連続摘芯栽培

トマト連続摘芯栽培は第7花房の収穫中です。
第1花房、第1基本枝(第2、第3花房)、第2基本枝(第4、5花房)そして第3基本枝の第6花房まではすべて収穫が終わりました。
今、赤くなっているのが第3基本枝の二つ目の花房、第7花房で間もなく収穫が終わるところです。


今年は花房間の収穫のバラツキが少ないのが特徴。
第6花房は着果が良くなく、雨で裂果も出ましたが、第7花房の着果は良好。
裂果も殆ど出ていません。
その下の第8花房の着果もまずまず。
この株の第3基本枝は、赤くなっているのが第7花房、その下が第8花房、そして更におまけにもう1花房。


第3基本枝は3花房が普通ですが、中におまけの+α花房を着けている株がいくつかあります。
こちらが第4基本枝側。


第9花房の着果は悪くないですが、第10花房の着果は悪い。


雨続きの時、開花した花房の留まりが良くありません。
今、開花しているのは主に第11花房。
これもイマイチ頼りない姿でパッとしません。
このように進んでいる株は、第9、10花房が着果し、第11花房の着果が悪い。


第2基本枝は完全に収穫が終了。枯れ葉が多くなってきたので整理します。


枝ごと根元から一気に切断。


第1、第2基本枝が取り除かれたので、空間が大きくなりました。


こちらに垂れているのは第4基本枝のみです。


8月中下旬は天候が甚だ悪いものの、収穫のペースは進んでいます。
第1花房が飛んでしまった昨年は別としても、例年より1花房分くらい早そう。
第2花房から第5花房までが非常に良かったので、2018年以来の出来を期待しましたが、ここに来て少々しぼんだ感じです。
今穫れている実はいいものが穫れています。


害獣がまたまた侵入。今度は茎まで折られたものが3本。
囲いのネットを丈夫なものに張り替えました。怒り心頭と言ったところ。


ブロッコリー「緑嶺」の2回目植付け

2021年08月27日 | 畑:花菜類

ブロッコリーの植付けをしました。
ブロッコリーは2回の植付けをしており、今回が2回目。
品種は1回目と同じくサカタのタネの「緑嶺」。
種播きは8月3日。
49穴の連結ポットに播きました。
やはり長雨日照不足の影響があります。
1回目のブロッコリーはしっかりとした苗でしたが、これは軟弱徒長ぎみ。
冬キャベツと同じように育苗していましたが、1日長く置いてみました。


畑の施肥、耕耘は長雨になる前に終わらせていました。
植付け畝の位置に幅45センチで帯状に全層施肥しています。
耕耘してから日数が経っているため、小さい雑草が沢山発芽してしまいました。
それで、水分過多の状態でしたが、冬キャベツの畑と同時に再度ロータリー耕耘しました。


湿気が強く、強引な耕耘で条件は良くありません。
施肥した位置に目印線を付けます。


管理機は使わず、鍬だけで畝立て。
畝間はやや広めの80センチ。


ごろ土が目立ちますが、この程度ならやむを得ないといったところ。
ホーラーで植え穴を開けます。


株間は30センチ。


植え穴に害虫予防の粒剤を施用。


無理をして畝立てしたので、やはりごろ土は気になります。
ポットの苗を配置。


根鉢は十分できており、根崩れはありません。


植付けました。


植付け終了。


切りわらを敷きます。


今は水分十分ですが、日が照ってくれば土が固まるので、少しでもその軽減になればと。
さて、どうなりますか。
これは1回目に植えたブロッコリー


植付けて半月ほどですが、不良天候下、それなりに生長しています。


冬キャベツ「寒玉キャベツ」の植付け

2021年08月26日 | 畑:葉菜類

冬キャベツの植え付けをしました。
施肥、耕耘は長雨になる前に終わらせていました。
植付け畝の位置に幅45センチの帯状全層施肥をしています。
連日の雨で、再度耕耘するには水分過多の状態です。
しかし、小さい雑草が沢山発芽してしまったので、ここのままというわけにはいきません。
そこで、先の直播きハクサイの畑と同時にロータリー耕耘しました。


無理を承知の耕耘ですが、ハクサイの畑よりは多少ましです。


施肥した位置に目印線を付け、管理機は使わず鍬だけで畝立てしました。
畝間はやや広めの80センチ。
湿気が強く条件は良くありません。


これが植付ける苗。


品種は、トーホク種苗の「寒玉キャベツ」という品種。今年で3年連続。
名前の通り厳寒期、雪中でも穫れる品種です。
種播きは8月3日。
49穴の連結ポットに播きました。
長雨日照不足の影響があります。
秋キャベツは徒長しないしっかりした苗でしたが、これはやや軟弱。
徒長と言うほどではないものの、いかにも植え傷みしそうな苗です。
もう少し置こうかとも思いましたが、天候と畑の状態を考えて植付けることにしました。
ホーラーで植え穴を開けます。

株間は30センチ。


植え穴に害虫予防の粒剤を施用。


無理をして畝立てしたのでごろ土が多い。
苗は根鉢は作られており、根崩れはしません。


植付けました。


植付け終了。


切りわらを敷きます。


水分は十分ですが、日が照ってくれば土が固まります。多少は抑える効果があるでしょう。
こちらは、すでに植付けている秋キャベツ


植付け後、半月余り経ちました。
今のところ欠株はなく、天候の割にはまずまずと言ったところ。


直播きのハクサイはどうなる!

2021年08月25日 | 畑:葉菜類

ハクサイの種を播きました。
今年も直播き。強引な種播きとなりました。
兎にも角にも雨が多く、その合間の作業にならざるを得ません。
待っていたからといって天候が良くなる保証はなく、予報も外れることが多い。
施肥、耕耘は、長雨になる前に済ませてあります。
苦土石灰は全面に、緩効性肥料は畝部への帯状全層施肥です。
前回耕耘してから日数が経っているので、小さい雑草が沢山発芽してしまいました。
水分過多の状態なので、どうしようか甚だ迷いましたが。
このままだと雑草がたちまち繁茂してしまうため、無理を承知でロータリー耕耘しました。


ごろ土の酷い状態になりましたが、いまさらしょうがありません。
帯状全層施肥した位置に目印線を付け、畝立てをしました。
畝間はスペースの関係で1メートルと広い。


例年なら管理機を使用するのですが断念し、鍬のみで。
相当に状態は悪い。


ドリンク瓶を使って播き穴を付けます。今回は小さな瓶を使用。


品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋85日」。
黄芯系の品種で、昨年、一昨年と悪くなかったので今年も作ります。
株間は30センチと中晩生品種としてはかなり狭め。
畝間が広いのと、大きくなりすぎないよう狭くしました。
1カ所に7、8粒くらい播きます。土との判別は難しいでしょう。


いつもは覆土は鍬でします。
しかし、この状態ではさすがに無理と思い、少し状態の良い土を取り手でやりました。


さらに、おがくずを掛けます。


おがくずを掛けることで、乾いたり雨に叩かれるのを多少は緩和できるでしょう。


こちらは8月13日に播いた早生ハクサイ。


品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。
発芽はしましたが、長雨で生長は遅い。土も締まってきました。
昨年の今頃は真逆。雨が降らず苦労していました。
最近はハクサイも育苗する方が多いけれど、我が家の直播きのハクサイはどうなる!


白桃を水墨画で描く

2021年08月24日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙

白桃を水墨画で描きました。
贈答に白桃を頂いたので描いてみました。
手元にあるのはもちろん果実だけです。樹に成らせてみました。
我が家に桃の樹はありませんが、当地方にも桃の生産者はおられるので見る機会はあります。
桃について詳しいことは分りません。
しかし、単に桃と言うより白桃と言った方が何となく高級感があるような。
果肉が白系の桃が白桃ですが、今の白桃は本当に綺麗で美味しい。
昔は、正直あまり美味しくないものも結構あったような気がします。
あかつき、白鳳、川中島白桃など小生でも知っている近代の美味しい品種が多数出回っています。










ナスの誘引支柱を最上位まで上げる

2021年08月23日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって2ヵ月以上経過しました。
7月半ばから8月上旬は気温が高く、かなり成り込み、少し成り疲れの症状が見られます。
更新剪定は行っていません。
気温が高かったためか例年に比べ枝が伸びました。
誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に立てたパイプに止めている横パイプを上げていく簡易な方法で行っています。
これまで、枝が生長するのに合わせ横パイプを2回上げています。前回上げてから1ヵ月以上経ちました。
3回目を上げようと思った矢先、連日の雨でできずにいました。
こちらが「千両2号」。


台風9号崩れの強風で葉が落ち、枝が下がり、例年になく乱れた姿になっています。
結局、今回は横の直管パイプを一気に最上位まで上げることにしました。


例年ならいっぱいに上げるのは9月になってからです。
横パイプは縦支柱にフックバンドで止めていますが、完全には止めていないので、軽く叩くだけで容易に上がります。


高さは1メートルくらいになりました。


ここでもフックバンドは完全には止めなくても十分持ちます。
いつもなら直管パイプに枝が密着して枝が上がり、垂れ下がらなくなります。
しかし、今年は枝に曲がり癖が付いてしまったようで、しっかりとは立たない枝がでています。


普通は誘引止めすることは殆どないのですが、枝の配置を直しながら所々誘引止めしました。


こちらが本命の中長なす「くろべい」。


収穫は1週間ほど遅れて始まりましたが、遜色なく穫れています。
千両2号ほどには枝が乱れていません。


同様に支柱を最上位まで上げました


いつもなら、ここで「ふところ枝」の整理を行います。
「ふところ枝」とは、株の内側の方に向かって伸びた枝のこと。混んで日陰になる枝を間引きます。
しかし、今回は茂り方が少ないのでやりません。


「くろべい」の3株に茎にズイムシが入り、枯れてしまいました。
フキノメイガと思います。措置はしましたが気付くのが遅く手遅れでした。
雨続きで、花に雌しべの柱頭が短い短花柱花が見られます。


花は樹勢の目印。樹勢が保たれていれば、このように雌しべの柱頭が長い長花柱花になります。


追肥は、7月下旬からマルチをたぐり上げ、切りわらを敷き、そこに速効性肥料を施しています。
効果は十分出ているはず。
適当な量穫れ続けています。


誘引支柱を上げる余地はもうないので、この先どうするか少々迷いがあります。
適当なところで芯止めしたほうが良いか。
もう少し様子を見ます。



タマネギ「ネオアース」の長期貯蔵

2021年08月22日 | 畑:土物類

6月半ばに一斉収穫、乾燥していたタマネギを全て室内に取り込み、長期貯蔵に入りました。
乾燥は、作業場の下屋に広げて並べ1週間ほど陰干した後、2通りの方法で乾燥しました。
7月半ばまでは連日の雨で乾きませんでしたが、その後は晴天の日が多く、十分に乾きました。
こちらは大玉のものをコンテナに並べて風通し良い状態で乾燥したもの。


すでに8月早々に、茎を切りコンテナに入れたままの状態で室内に取り込んでいます。


こちらは8~10個のタマネギを、茎を2、30センチ付けてひもで縛り竿に吊し乾燥したもの。


多少光りが入り込むため、少し緑化しているものが出ています。


タマネギが貯蔵中に腐敗する一番の原因は、乾燥不十分のまま沢山重ねて貯蔵することです。
茎の付け根と根の部分が完全に乾いている必要があります。
触ってみれば分ります。ここまで乾燥すれば、重ねて貯蔵しても大丈夫。


竿から下ろし、茎を整理。


かご形のコンテナに詰めました。


やはり貯蔵は風通しが良いところが一番なので、解放されている室内にコンテナに重ねて取り込みました。


作業はみんな助っ人がやってくれたので助かります。 
この中晩生種の「ネオアース」。
この辺りでもマルチ栽培すると5月中から十分食べられるので、今では作っているのはこの1品種のみ。
しかし、何といってもメインは貯蔵。
来春までこの1品種だけで賄います。
とにかくこの品種は貯蔵性が抜群、そして肌が綺麗です。
昨年収穫したタマネギは今春は特に萌芽が遅く、少々芽が伸びはしたものの何と4月一杯食していました。
このような大玉は貯蔵性が劣ると言いますが。


ここ2、3年を見るとあまり気にすることはなさそう。
今年は貯蔵中の状態をチェックしながら、玉の大小を気にせず消費していくことにします。


蔓ありサヤインゲン「いちず」はよく穫れている

2021年08月21日 | 畑:豆類

7月末から穫り始まった蔓ありサヤインゲン。
一気に成り込み、穫れ続けています。
種播きは少し遅れたものの、発芽は良好、生育も順調でした。
畝間は150センチ、株間30~35センチのネット栽培。


品種はカネコ種苗の「いちず」。
従来作っていた「ケンタッキーカンサス」と比べ非常に成りの良い品種です。
1株2本立てにしています。1本立てがいいのか2本立てがいいのか迷いました。
今はネット全面に葉が茂っています。


蔓ありサヤインゲンは高温乾燥時に葉焼けを起こすことが多い。
この品種も多少は葉焼けがありますが、「ケンタッキーカンサス」と比べると少ないようです。


親蔓はネット支柱の頂点まで伸びた時、摘芯しました。


地べたに這うように伸びた蔓は切り戻しています。


わき芽も伸びていますが、それは放任。
中段あたり。


上段の方まで満遍なく穫れています。


莢の形は非常に良い。


8月上旬に一気に成り込んだ時期がありました。
その後、天気はよくありませんが、この程度の穫れ具合で安定しています。


蔓ありサヤインゲンはできるだけ長く穫りたい。
しかし、初期の成りがいいので株疲れと最近の悪天候は心配。
追肥はしています。
わき芽が伸びてくれれば良いですが、気になるところです。
インゲン大好き人間としては、途切れることなく穫りたい。
そこで、蔓なしサヤインゲンを再度播きました。
7月いっぱいで終了した蔓なしサヤインゲンの畝を、そのまま使い播いてみました。
前作の株の中間に穴を開け、全て2粒播き。
こちらが「スーパーショット」。


こちらが「さつきみどり2号」。


甚だ発芽が悪い。
というか、放置していたら発芽間もなくネキリムシにやられたような。
手抜きの作業なのでしょうがないか。


オクラを水墨画で描く

2021年08月20日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙


オクラを水墨画で描きました。
オクラは高温性の作物なのでもともと暑さには強い。
今年のような雨続きの天候でも元気。丈夫な野菜です。
一般の方が見るオクラは、スーパーなどに出ているパック入りのオクラでしょうか。
実際に成っているオクラを見る機会はないかもしれません。
莢が10センチくらいの可愛いオクラが背丈を超すような樹に成っている姿を想像するのは難しいでしょう。
花がとても綺麗です。
野菜の花は綺麗なものが多いですが、中でもオクラはトップクラス。
芙蓉やムクゲの花によく似ています。同じアオイ科に属します。
アイボリー色の綺麗な花と実、そして沢山の蕾が着いている姿は画になります。


オクラは雨にも強い

2021年08月19日 | 畑:果菜類

オクラは穫り始めて1ヵ月ほど。
密植栽培をしています。
1カ所から4本立てで、20数センチ間隔に誘引。
始めはさすがに混んでいる印象でしたが、あまり感じなくなりました。
収穫するたびに葉かきをするので、空間が空いてきたためでしょう。


まだ背丈は超えていませんが、目の高さくらいまで伸びてきました。


葉の着いている辺りをみれば、かなり混んでいるのは間違いありません。


オクラは莢の生長が早い。伸びすぎると硬くなってしまうので収穫が一番の問題。
密植栽培すると莢の伸びるのを抑えられる言います。
またオクラは丈も凄く伸び、少々厄介。


密植栽培すると丈の伸びるのも抑えて、収穫量が増える効果があるらしい。
もともと高温性の作物なので暑さには強い。
昨年の今頃はカンカン照りで、近くのサトイモなどは葉が黄ばんでいましたが、オクラは平気の平左。
一転、今年は連日の雨。それでもオクラはあまり感じていない様子。
雨にも強い。
莢の伸びはさすがに抑えられているか。
このくらいの伸びなら、収穫するにも手頃。


しかし、これは天候のせいでしょう。
密植栽培の効果がどの程度か、この天候では分りません。
丈の方は、今、目の高さくらい。
抑えられていると言えば、抑えられているような。


まだ、成長点を覗き込むことができます。
沢山の花芽が確認できます。


助っ人によると、穫れる数は多いとのこと。
これは密植栽培で本数が多くなっている効果でしょう。
密植栽培の効果の程はまだ分りませんが、オクラが雨にも強いのは確か。

雨模様の中、穫ってみました。
伸びすぎのものはありませんでした。


雨中モロヘイヤを穫る

2021年08月18日 | 畑:葉菜類

またも雨。
雨中、モロヘイヤを穫りました。
キュウリの畝2本の端に播いたもの。間隔30センチくらいで20株ほど。


5月20日に直播き。
普通は苗を育てます。モロヘイヤを直播きする方はあまりいないでしょう。
高温性の作物なので、温度が低いと発芽しません。
水分不足でも発芽しにくい。
マルチの上から指で小さな穴を開けての我流省力直播きです。
7、8粒と多めに播き、灌水します。
今年は気温が高く、発芽良好。
小さいうちは弱いけれども葉が数枚になれば安心。丈夫な野菜です。
普通は間引いて1本立てにしますが、今年は発芽が良かったため2本立てにしたものが多い。


病気や虫もほとんど付かないので、管理らしいことはしていません。
適当な高さになったら、芯を摘み最初の収穫。
後はわき芽が次々に伸びてきます。
葉を数枚着け、15~20センチで摘み取ります。


少し混みすぎて茎が細くなっています。
2本立てにしたのは良くなかったかもしれません。


こちらの畝は早いキュウリの陰になり、遅れました。

1本立てが多く、混んでいません。


片方の畝が遅れ、重ならずかえって良かったようです。
収穫が遅れると硬くなってきますが、その時は茎を切り戻します。


モロヘイヤでよく語られるのが、エジプトの王様がモロヘイヤのスープで病が治ったという逸話。
それでモロヘイヤは「野菜の王様」と言われるらしい。
ビタミン含量は、ホウレンソウの数十倍。
味に癖がないので、おひたし、天ぷら、和え物、汁物など何にでも合います。
我が家の定番は、サッと湯がいた後、ミキサーに掛けてとろみを出し、だし醤油で味を整えます。
そして、ご飯の上にたっぷりと乗せて食べます。
のどごしが良く、真夏の食欲の落ちたときにも、ご飯が進みます。
もともと高温性の作物なので暑さに強いモロヘイヤですが、最近のような雨続きにも強い。


穫ってみました。
我が家では1回これくらいで丁度。



この天候では畑の野菜も参った

2021年08月17日 | 畑:葉菜類

連日の雨。
豪雨で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
当地、大雨警報は発令されたものの集中豪雨までには至っていません。
ですが、数日で100数十ミリの雨、一滴も降らなかった日は1週間以上ありません。
これから先の予報も芳しくなく、畑の方もお手上げ状態。


台風,、梅雨、秋雨などの大雨は何度も経験しています。
しかし、この時期、停滞前線がこうも長く居座るのは異常。
記憶にありません。記録に留めるべき事態と思います。
先日、植付けた秋キャベツ。
直後、いいお湿りになると思ったのは甘かった。


ブロッコリー。
この後、晴れ上がれば苗はグッタリ、土はカチンコチンに。


昨年の今頃は日照り。灌水するのに四苦八苦していました。
ネギも次の土寄せはいつできるやら。根腐れが心配。


キュウリは孫蔓が沢山伸びているのだけれど。


枯れ葉を搔いてやりたいところなれど、病気が入りやすくなるので我慢。
収穫だけは続けるも果形は乱れてきました。


連続摘芯栽培のトマトは第6花房の収穫中。


雨除けでも、周りの水を吸い上げるので割れてきた。


ナスは枝が垂れてきた。支柱を上げたいところですが。


花も弱ってきたし、実の肥大も悪い。


遅穫り用に植えているカボチャ。
一向に実が留まりそうにない。


雨降りを余り気にしない代表はサトイモか。


昨年の今頃は葉が黄色になり青息吐息でしたが。
しかし、先日の台風9号崩れ温帯低気圧の強風でボロボロの葉も。


これから、秋冬野菜の作付けが本格化する時期。
育てている苗もあります。
畑に入れる状態に当分なりそうにないのでは参った。