うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

ZIPPOコレクション 96

2018-01-25 21:28:50 | 4号室 ZIPPO保管室
デザインに騙されてはいけない、ってお話。


アウトサイドユニットがソリッドブラス(真鍮無垢)のジッポーです。
表面はヘアライン仕上げ。



裏側は無地。



インサイドユニットはスタンダード品。
中古で手に入れたので、かなり使い込まれています。



さて、これ・・・ジッポー社創業50周年記念のデザインです。
創業年1932~1982になってますね。
記念を意味する『commemorative』の刻印があります。
まとめて言えば創業50周年記念ライターって書いてあるわけですが・・・ちょっとおかしい。
何がおかしいのか・・・次の写真を見てみると分かります。



1994年10月製造の製品です。
・・・えっ?1982年製造じゃないの??
これ・・・復刻デザインなんですね。
ジッポーには復刻デザインはよくあって(タウンアンドカントリーシリーズとか)これもそんな感じのものです。
それにしてもなぜ50周年を遥かに過ぎてからこのデザインを採用したんでしょうねえ。
ボトムの刻印を読めない限り、1982年製造と勘違いするじゃないですか。
本物の50周年記念ジッポーは結構な高値になってます。
ジッポー社が作ったジッポーの偽物みたいになっちゃいますよ。
知らずに持ってると、真実を知った時にショックを受けそう・・・。



1000円で販売されていたのでネタとしても面白いと思って買ったのですが、専門店でない限り製造年とデザインの差など気にせず販売されていることが多いようです。
50周年記念ジッポーはレアモノですので、販売されているのを見掛けてどうしても欲しくなった場合には、落ち着いてボトムの刻印を確認しましょう。


↓ ボトムの刻印についてはこちら
ZIPPOコレクションのために