うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

虫といっしょに庭づくり 2019《パート7》

2019-10-05 18:28:24 | 8号室 ガーデニング(校庭)
収穫の秋がやってくる♬


『ナツメ』の実は台風の強風で、収穫前にほとんど落ちちゃった(-_-;)
美味しいのに。
丸飲みできない大きさなので、野鳥は食べません。
ヒヨドリやムクドリがつついて食べそうだけど・・・この季節に庭に来ないからさ。



『宇宙イモ』。
ぶらさがってるのはムカゴで、皮を剥いて料理につかうと美味しく食べられます♬
煮物や炒め物や炊き込みご飯にgood!
自然落下したときが食べごろ。
もぎ取るのではなく、拾って収穫します。



小径を歩くと・・・あ!
モグラの仕業だな、これは。
多趣味部の校庭には『モグラ』と、モグラとほぼ同じ習性だけどで夜は地上を歩く『ヒミズ』がいます。
そうそう、このモグラたちは芋などを食べたりしません。
肉食で、ミミズなどを食べています。
芋が齧られているのは・・・モグラの穴を利用して動き回るノネズミなどの仕業ですよ。



小っちゃいリンゴ『アルプス乙女』。
しっかりリンゴの味で美味しいですよ!
これも台風の影響でかなり痛んじゃったんだよね・・・。
いっぱい落ちちゃったし。



落ちたリンゴはまとめて隅っこに捨てておいて、土に還して肥料にします。
栄養豊富だから生ごみとして捨てるのはちょっともったいない。
落ちた実には虫が入ってるので、食べないように(笑)。
これは『コメツキムシ』。
もう人間が食べない物だから、校庭の隅で小さな虫が食べててもいいじゃん。
まあ、こうしてみると確かにキモイけどね。



地上では小さな戦いの結果がありました。
『ジガバチ』が『コガネグモ』を捕らえて運んでいます。
ジガバチの仲間は典型的な狩りバチで、こうして積極的に獲物を捕らえます。



獲物に麻酔をかけて、このように地中の幼虫室に運び込んで卵を産み付けて、、その後入り口に蓋をします。
獲物を殺してしまうと腐ってしまってエサにならないので、毒で殺すことはありません。
孵化した幼虫は、獲物を食べて育って、地上に出て来ます。



『オンブバッタ』の名前の由来はこの状態から。
メスがオスを背負っています。
ヒユ科、キク科、シソ科、ナス科、ヒルガオ科などの植物を植えているとやってくるのだ。



バラの葉っぱが綺麗に丸く切り取られていますね。
これは『ハキリバチ』の仕業。
ハキリバチは葉切り蜂。
ミツバチに似てるハチで、メスが葉っぱを切って持って行って巣を作ります。
花粉を受粉してくれる益虫なんだけれど、バラに対してだけは害虫扱いされそうだなあ。



このトウモロコシ・・・種類が分かりません(-_-;)
っていうのは、ハト用のエサの食べ残しから生えてきたやつだから。
このまま放っておいて、エサにしよう。
普通に栽培されてるトウモロコシと違って、ヒゲの色が赤紫。



レンガの隙間の『ニホントカゲ』。
接ぎ木用の支柱や割れたレンガを重ねている場所なんですが、ニホントカゲやカナヘビはこういうレンガなどの隙間で産卵して繁殖します。
トカゲが好きな人は、庭にこんな場所を作っておけば、定着して繁殖してくれるかも。



薔薇『ジプシーボーイ』の実。
花が終わっても実が綺麗な種類のバラもあるので、植える時に考慮しておくと楽しみが増えちゃうよ。



タラの芽が生えるタラの木のタラの実。
そうそう、薄黄色の花が終わった後は、紫色~黒の実が生ります。
食べると甘酸っぱいんだけど、実に対して種が大きいので邪魔。
種は齧ると苦いっす。



一粒の大きさが直径3mmぐらいしかないので、食べ応えも無いんだよね。
ジャムにしてもちゃんと取り除かないと種が邪魔なので、簡単な果実酒にしちゃおう。
砂糖を入れて作ると繊細な味が分からなくなっちゃうので、ウォッカやジンを使って無糖で作るのがオススメ。
完熟した実は黒くなります。



あ・・・『アキアカネ』が。
秋だなあ・・・。



秋はいいなあ。
何だか、心が落ち着くんだ。