うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

サメの皮をかぶったサメ?茨城県立自然博物館!(最終回)

2023-02-11 23:23:33 | 58号室 博物館
見出し画像は『ダイオウイカ』の実物大模型です。


『茨城県の自然』展示エリアです。
展示物ばかり紹介していたのでイマイチ伝わってなかったと思うんですが・・・広いんですよ、ここ。



茨城県では『ナウマンゾウ』の化石が発見されてるぞ!
ナウマンゾウって、教科書に載ってない?



こんな象なんだね。
マンモスよりはずいぶん小さいけど、それでも大きいな。



こんなの、昔はいたんだね。
『トウキョウホタテ』。
12~13万年前に茨城県周辺の海に生息してたらしいです。



『シーラカンスの謎』っていう展示エリアもあります☆
看板の下に写ってるのは巨大ムカデですが。



『シーラカンス』の剥製が展示されてるよ!
・・・このシーラカンスはワシントン条約に抵触するっていう事から、輸入された標本の状態のままで東京税関に保管されていました。
後に輸入者が所有権を放棄したことから国の管理となって、茨城県立自然博物館が東京税関から長期借用する、っていう形で展示が可能になりました。
標本の状態ではかなり痛んでいたため、東京税関と協議の上で剥製の形にして展示できるようになった、という経歴があります。
それを知っただけでも価値があったなあ。



こんな自然環境エリアもあるよ!
これ、館内です!



『キツネ(剥製)』がいたり。



『ホンドタヌキ(剥製)』がいたり。



山で採れる山菜が展示されてたり!
ここ、居心地がいいなあ。
お客さんもいっぱいなんだけどね。
お客さん密度はここが一番高かったかも。



これ、面白かった!
日本地図に『ブナ』の樹の葉が貼り付けてあります。
これね、各地のブナの葉らしいです。
ブナは落葉広葉樹林帯を形成する樹木で、葉っぱは日本海側が大きくなる傾向で、逆に太平洋側は小さくなります。
また、北ほど大きくなり、南ほど小さくなります。
これは遺伝的な違いの他に春先の水分量(雪解け水など)による違いなんだそうです。
ブナは漢字で書くと『橅』。
木へんに無と書きますね。
水分量が多くて腐りやすく材木として使いにくいため「木では無い」という意味でこんな漢字までもが作られました。
ブナは北海道には分布が少ないです。
これは、生存の北限のため。
沖縄にはありません。
これは、ブナが好む気候よりも暖かいため。
千葉県にも分布していません。
さて・・・なぜ千葉県だけ??
それはね、ブナがやや涼しい山地帯を好むから。
他の都道府県では標高800m~1700mに分布しているんですが・・・千葉県にはそんなに高い山は無い!!
・・・まあ、そういう事です☆



ミニ水族館もあって、茨城県の渓流から海までの魚を展示しています。



こんな変なのも展示されてた!
・・・何、この魚??
サメの皮をかぶった・・・サメ。
結局サメじゃん?



『ミツクリザメ』っていいます。
体長3mぐらいになる深海ザメで、発見のほとんどは日本からの報告です。
この凄い歯ね、獲物を食い千切るってより逃がさないためのもの。
カニなどを奥歯で噛み砕いて食べます。
それにしても・・・キモイ。



茨城県立自然博物館、メッチャ楽しい!!
子供も大人も楽しめるよ!!
さて、次はどこに行こうかな♬



【こっそり裏話】
遊び過ぎて・・・後半、かなり疲れてました(-_-;)