そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

CALWER-ECK-BRAU@ドイツ シュトゥットガルト 「亜種餃子」

2007-07-31 05:13:45 | 海外で飲み食い
ドイツ・スイス・オーストリアにまたがる
巨大な




ボーデン湖を眺めつつ




「Stuttgart」という街へ


仲の良いシリア人がよく話題にする街
見所満載かと思いきや
思いっきり商業地 ってな風情で
こりゃ 観光するところじゃないッスね


町全体が表参道みたいな
ちょいとオサレな雰囲気
北のはずれのKielとは
こうも違うのかと



しかるに
オサレを求めていない輩には
実になんにもすることないので




お約束ですがな


結局ビアホールに入り浸るなら
遠くに行かなくてもいいじゃん
なんてのは
気付いていてもお口にチャック




ドイツの健康は食にあり
ってな一皿をつっつきながらね


ちなみに奥の白いヤツ
「マウルタッシェン」なる餃子の亜種
この地方の名物とのことで
メニューの「特別コーナー」に載っていたりしますが


餃子のなれの果てみたいな
伸びた雲呑の皮で包んだバーグ ってな


ミンチ肉を炭水化物の皮で包む料理って
世界の各地で必ずといって良いほど見かけますが

日本の焼き餃子とか
ネパールのモモとか
それぞれ独自の昇華を見せているのに対して
ドイツのソレは
有意に赤点


「元気はとても良いのですが知恵が足りません」
通信簿の通信欄に書かれちゃいそうです





リリーフに次ぐリリーフ
メジャー級のピッチャーまで登場していたのはナイショ
横のドイツな5人組よりも高速消費
目を丸くされていたのもナイショ


ここに「王将の餃子」の一つでもあれば
さらなる高速消費も見せられるのに


酢に胡椒でラー油ちょびっとで
熱々のをジャクっとで
ビールをングっと


ビールでは負けていても
ビールのツマミでは
我が日本が圧勝です
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「夏鍋」@スイス インターラーケン

2007-07-30 04:27:18 | 海外で飲み食い
スイス インターラーケン




なかなかの景色を鑑賞しつつの




朝食をば


ですが
期待していたわりには
ちょいとさびしい内容かも


ドイツよりはラテン寄り
あっさり済ますのが作法の様ですな



と考えると
やはり
ドイツの朝食はEU随一


これも元は
「夜を軽めに」の反動かと思われ


夜は
「カルトエッセン=冷たいものを食べる」
という言葉があったりして
出来合いのものを簡単に~
なんてのがドイツの伝統だったようですが


それも今は昔


夜もけっこうガッツリ食っちゃって


結果
EU随一の肥満大国ということで
質量保存の物理法則は
公平に機能中



さて
ドイツ在住の我々も
見習って
夜もガッツリ




チーズフォンデュなぞをキメちゃいましたが




トラディショナルスタイルは
パンだけなのね
寂しいなり



ちなみにチーズフォンデュ
「鍋」扱いということで
現地人は冬しか食わないそうですが


夏でも「湯豆腐」食べるオレ様には
カンケーNothing


しかるに


閉ざされた冬に食うぐらいなら
なおさらもっといろいろ
心華やぐものを

YOU入れちゃいなよ!!

なんて思うわけですが



パンだけじゃあんまり
ということで




芋なぞを付加してみましたが
それでもなんだか禁欲的


もっとこう
ブロッコとかニンジンとか
彩りが欲しいところなんですけどね


ちなみに
トラディショナルじゃないバージョンもあったのですが
付加されているのが
バナナとかリンゴって・・・


そりゃ
「奇食」じゃないのかね


最近 これに限らず
料理食材としての野菜とフルーツの境界線が
全世界的に崩壊しつつある気がするのは
オレ様だけ?


「酢豚にパイン」は
未だに頑なに拒んでいるオレ様です




そして
昔から抱いている疑問
「チーズフォンデュには白ワイン」


チーズが主体なだけに
ワインも赤の方がしっくり来るのは
オレ様だけ?


いつも
「掟破り」的な目をされながらも
レッドをガブ飲み


伝統を守れないオレ様がいます



今度キールでも
伝統破りなフォンデュを企画するかなと

もち赤ワインガブ飲み付きでね
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「ハピバー」@スイス インターラーケン

2007-07-27 05:24:42 | 海外で飲み食い


夜明けのアウトバーン休憩所
アウトバーンで初めての仮眠


これは先週末
35歳という
もう嬉しくは無い誕生日を迎えた私


せっかくなので
特別なところで過ごしましょ
ということで


スイス巡礼


その距離片道1200km


ちょいと強行すぎましたが




何とか入国


スイスだけにス~イスイ  ←もうこういうのも許される歳に
かと思いきや
急に道幅が狭くなって
急に渋滞模様


強制的に徴収される40フラン(1000円強)に
納得が行かないような気もしますが
まあそれも日本の高速事情と比べれば


さて
ようやく渋滞を通り過ぎ
気持ちよく走り出したそのころ
120km制限を130kmで走っていると


何かが( ̄ロ ̄lll)光ったような・・・


10キロで反応せんでも・・・


ドイツの車で
ポーランドとかチェコとかを何キロで飛ばしていても
その場で捕まるなら仕方なしにしても
後から罰金を科せられることは無い
しかるにオーストリアとスイスだけは
提携してるので気をつけろ


そんなギリシャ人のアドバイスも
露と消えた感のする幸せな誕生日




美しい景色の鑑賞代ととらえることに


しかし




ダイナミ~~~ック

ねらって造ったかのようなダイナミズム




すぐそこで
クララが立ち上がっていてもおかしくない風景
「ザ・スイス」ってな




4000m超の「ユングフラウヨッホ」
思い切って登ってみるのも脳裏をかすめましたが


とりあえずは




お疲れちゃ~~~ん!!


いや ホントにお疲れちゃん
朦朧と


もうこういうのは無理目だよ
そんなのを自分に言い聞かせるトリップとも





もうこういうのも




無理目のはずなのにね


ドイツとスイスの国境
食的にはただの線が引いてあるだけ
難があるのはこれ一緒


付け合せの野菜は
「トマト一切れ」のこの受難


大丈夫か?ヨーロッパ


景色といい
カロリーといい
何もが過剰なヨーロッパ




勝沼とは圧倒的に違う何か




富士山とは圧倒的に違う何か


ストレートなコッテリ感
それがヨーロッパ
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「ゲットワイルド」@ドイツ キール

2007-07-26 04:47:29 | 海外で飲み食い
イノシシが詰まっていると思われる




ワイルドな瓶詰め




ウリボウの香りがプ~~~ンと   はしません


イノシシって
要は野生の豚ですから
まあそのまんまの感じの
ワイルドな豚ペーストって塩梅でして


「牡丹鍋」とかの方が
よっぽど食い手を選ぶワイルド臭な気がします


しかるに
本日は
もう少しだけワイルドな一品も





「熊太郎」


思いっきりワイルドですがな


その昔
新宿二丁目のコンビニ
雑誌コーナーに立ち寄ると
そこには通常のエロ本を凌ぐ量の
特殊エロ雑誌が陳列されておりました


興味本位で覗いてみると・・・


そこには
おぞましい画の数々


うぷっとなりながらも
ハッテンコーナーの自己紹介でほくそ笑みつつ
通信販売コーナーまで確認してしまうオレ様


はたから見れば
間違いなく「ホンモノ」の一人に映ったことでしょう


「少年水泳大会写真集」
「少年相撲大会写真集」


なるほど!!

とうなづきつつも
もうどこで盗撮されているかわからない
そんな恐怖に包まれた記憶


そして
イチオシのビデオとして
「どすこい熊太郎」


世の中
いろんな嗜好があるものだと
「遠い目」になったのを記憶しております



そんなのが




フラッシュバック


いったい
何を思い出してるのかと


で コレ




意外なまでにクリーミー


もっとこう
ゴツゴツした肉塊が詰め込まれて
熊の毛の一本ぐらい混入していても納得
なんてのを期待してましたが




なんだかとてもフツー
イノシシの方がよっぽどワイルド


熊肉と言われないと分からないレベル
熊肉と言われていても分からないですが


おそらく
臭いの元になると思われる
「脂」を除去した後クラッシュしてるのでしょうな
カナッペにして赤ワインと並べておけば
あっという間にハケちゃう感じ


何に似てるかって
適切な例えが見つかりませんが


たぶん
シロクマとかパンダ





ビールにも(゜∀゜)ピターリ!!


そうそう
BLD(ブラインドフォールディング)
5連続成功 とかできるようになってたり


ただ
覚えるのにかなり時間かかって
解き終わるのに最速でも8分とか


これが5分ぐらいになったら
履歴書の特技欄に
特殊男性を刺激すること
と並べて書きたいと思ってます


もう履歴書書くことも無いかもですが
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「ハンガリーレロレロナイト」@ドイツ キール

2007-07-25 05:08:18 | 海外で飲み食い
ハンガリー連中の集まるパーティにお呼ばれ


ハンガリー料理好きの我々としては
この上ない喜び!



かと思いきや



ハンガリー人のパーティ
以前海岸で行われたBBQに呼ばれたことがあったのですが


場所さえ決まらず
さまようこと数時間


ぬるいビールを飲みながら
冷凍食品を
それこそ焦げるまで放置プレイという
ノンオーガナイズぶりに辟易した経験アリ


そこに一緒に巻き込まれた一人のドイツ人女性
ハンガリー人の彼はひそかに彼女を狙っていたと推測しますが
その彼女もそれ以来会ってくれない とのことで


まあ
それも当然



そんな彼
今日は
ハンガリー人のシェフが料理する!
と息巻いているものの


実はそのシェフ
以前に一度遭遇したことあり


べろべろヘベレケの彼に気に入られ
肩を組まれながら
顔に大量のつばを飛ばされながら
付き合うこと数時間という
苦すぎる思い出がフラッシュバックしつつ



断ることの苦手な我々は
また必然的に巻き込まれて行くわけですが



到着すると



そこには
すでにベロベロな彼が・・・


いやな予感というのは
的中するために降りてくる


オレ様的 最近の格言


ハンガリー語とドイツ語と英語混じる
ロレツレロレロ状態の彼に
レロレロされそうなオレ様


豪快にディスコソングをかけながら




ノリノリヘベレケで料理してますがな


タマネギの端っこを
窓から放り投げてますがな


味見のスプーンで
普通に食いながら料理してますがな





でも美味そうじゃないの


いわゆる「グーラッシュ」ですかね
ハンガリーのビーフシチューっぽいヤツ


レロレロな彼が
何やら繰り返し発しているのは
「ホントは明日食うのが美味いんだけどな~」


って
料理人のこだわりは捨ててないようでして






やっぱり待つこと数時間
出てきた一皿は





美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


あの状態で
ここまでたどり着いたことが奇跡のような
パスタからすべて手作りの
プロっぽい一皿が登場


パプリカ満載でピリ辛な
トマトとワインのコクのキいた一皿



料理しながら既にお腹一杯の彼が発しているのは
「ホントは明日食うのが美味いんだけどな~」


まだ言ってます


日本でいう
「翌日のカレー」
ハンガリーシェフは相当の思い入れがあるようでして




そんなシェフ
フラフラにビールをキメながら


「今日は○○(オレ様)と踊りに行く!!」


って



マジ ( ̄ロ ̄lll) ッスか!?



いやな予感というのは
的中するために降りてくる


オレ様ってば
このヨッパ外国人からの気に入られぶりは
なんぞや?


最後は軽く涙目の彼を
いろいろ理由をつけて
丁重に丁重に断って



その翌日
「翌日のカレー」に呼ばれて再訪すると


そこには朦朧としたシェフが再び


聞くところによると
何やらDiscoでは
30秒ごとにどっかにぶつかる有様で
結果 財布と携帯を見事にロスト


いやな予感というのは
的中するために降りてくる


自分の格言に
助けられた気がする昼下がり



「だから彼とはDiscoには行かないようにしている」と
友人は吐露してましたが


だったら
オレ様を (゜д゜lll) 巻き込むな!!



そんなシェフは
朦朧としながらもまたビール飲み出して
「今度こそ○○(オレ様)と一緒に踊りに行く!!」


って


あんたそれより財布と携帯探しなさいよ



ええ
絶対ご一緒しませんので



そんな彼の
「翌日のカレー」は
確かに昨日以上の美味でした


「翌日のカレー」だけは
また是非ご一緒させてくださいませ
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