まるぞう備忘録

無題のドキュメント

鎮魂の詩。

2023-11-09 10:04:33 | 今日のひとり言

防災カレンダー
9日。【9】
新月週間。




スクリーンの奥底にある伝わる風景。

今話題の「ゴジラ-1.0」を観てきました。
ストーリーや映画の出来については、もうネットではいろいろ評価がありますが、私が興味があったのは、「その映画は観客の深層の心にどういう風景を伝えたか」でした。

社会現象となるような映画には必ず
・その時に大勢の人が感じている心象風景の共通点がある。
・その社会が引き寄せている近未来の心象風景の共通点がある。
というのが私の仮説です。

ですから、その映画の深層の風景に、私達の心が引き寄せている近未来の心象風景を感じること。私の個人的な映画鑑賞です。



過去の日本人。妄想未来の日本人に向けて。

この映画で個人的に感じたことは「鎮魂の物語」ということでした。
太平洋戦争で被害にあった本当に大勢の人たちへの改めての「鎮魂」でした。
そしてそれは妄想未来になくなる大勢の日本人たちへの「鎮魂」でありました。



このゴジラの映画は、太平洋戦争直後。焼け野原になった国土。特に東京圏。そこにゴジラが現れて、生き残っていた街を壊滅させる。というお話でした。
そしてそれは、妄想未来の東京圏の風景と重なっておりました。

漠然と日本に、近い未来、大きな災害災難が発生すること。
特に東京圏は壊滅する。そういう風景。
ゴジラという「(大自然の)怒りの象徴」。
伊豆小笠原諸島の海底から、東京圏に向かってまっすぐ上陸すること。
相模湾。
海底。
原爆。
崩壊する銀座。
庶民たち。再びゼロの生活。

妄想未来はいくつにも枝分かれしています。
その中で実体化し始めている妄想未来の風景の断片キーワード。



鎮魂の気持ち=静かに寄り添う気持ち。

この世は、過去も現在も未来も同時に存在しています。
過去太平洋戦争で大きな犠牲を受けた数多くの日本人と
妄想近未来の災害災難で大きな犠牲を受ける数多くの日本人。
同時に存在しています。

改めて過去の日本人たちに私達が鎮魂の想いを送ることは、
同時に、妄想未来の私達日本人たちに鎮魂の想いを送ることになります。

だからこの映画を大勢の日本人が観ることはこの時期良いことだなと思いました。
やはり日本は幸運なのだなと思いました。
表面のストーリーはそれぞれ皆様解釈することでしょう。
大切なのはその深層に伝わる心象風景。
過去の大勢の日本人たちに対する、そして妄想未来の私達日本人たち対する鎮魂の想い。

代理昇華で未来は変わっていく。
妄想未来は妄想のまま(現実化されることなく)昇華されていく。

ありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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SHO_KOさん
・・・
催眠術にかかっても、それでも目覚めは、あちこちで広がっていると思いました。こんなふうに少しづつ。
・このままの働き方でいいのか?「生産性の鬼」が「じぶん時間」を取り戻して起きた変化とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cc7df5674ceb892a60d896f7c4c94f9e66d25fd
>コロナ禍がもたらした壮大な環境変化によって、多くの人は「じぶん時間」を少し取り戻すような体験をしたのではないでしょうか。

→ 時代の振子の揺れ戻しで、覚め始める過程に突入する人がある時期から加速度的に増えるという近未来小説は私は好きです。コメントありがとうございます。

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無言とは?
無言=自動思考がない状態
眼球と自動思考の関係が面白いですね。
自動思考に乗っ取られない眼の使い方!
をAmazonのkindleで探してみてくださいね。

→ 面白そうですね。情報ありがとうございます。

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最近、よく起こる事なのですが、テレビがついている時に、別の事を考えていると、テレビの音が全く聞こえず(消音スイッチを押したように)、ふとテレビを見ると、急に音が聞こえてきます。はじめは、テレビの故障かと思っていましたが、自分でそうしているのですよね。きっと。集中力がある方ではないので、年を取って、聞こえずづらくなっているのかな?だんだんと本当に必要な情報だけ、自然と選ぶような耳になっていくのかもしれません。

→ 心の奥底の自分に戻っている状態(ZONE)かもしれません。ZONE風景のお裾分けありがとうございます。

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無言の瞬間、良いですね〜
ちょうど3日に、港区のビルの谷間で、何もしてはいけない事をする大会がありましたものね〜
日本では初の開催だそうで。
人類はそちらの方は向かっているのかしら。
良い兆しですね〜

→ 座禅も座っているだけだとなかなか心は無言にはならないですが、雑踏の中や、自分が長い間繰り返ししてきた日常の仕事作業の中で、無言が訪れるのは本当に興味深い現象だと思います。
これから心の無言のバランスが戻る人々は増えていくと思います。情報ありがとうございます。

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掃除やウォーキングがチャンスかなと
まるぞうさん、いつもありがとうございます。
ここのところ、脳内がやかましい気がします。電車に乗っていても、カフェでコーヒーを飲んでいても、脳があれこれ語り掛けてきたり、無駄にスマホを見てしまったり。
そんな中でも、歩いているときや掃除をしているときは、無言に近い状態になれそうな気がしています。適度に何かをしているのがいいのかもしれません(交通安全には注意)。

→ 動の座禅ですね。私も同感です。


昨日の記事の途中から強調タグが崩れて、同じページ内に表示される以前の記事の本文が全部太字になっています!(読むのに支障はありませんが😅)

→ 私のPCとスマホでは再現しないのですが、もしよろしければその現象が発生している画面のスクリーンショットを送っていただけませんでしょうか? (他の読者の方でも同事象が再現されている方がいらっしゃれば)
ohisama.maruzo@gmail.com

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やっぱりすごいねさん
・・・
今日のコメント応答欄?にあった、
【懸命に生きて、ちゃんと死んでいきたい】
このフレーズを見て、なんかやっぱすごいなーって思った。
ちゃんと死んでいく、か。

十数年前ある出来事があってその時に、
少しでもまともな人間性になってあの世に帰りたい、とは思った。
いまでもそう思うし、でも実際出来ているかはアレだけど、笑

帰る?卒業?死ぬ?ことは誰もが100%決まってるんだから、安心して人生歩んでいけたらなと思う。
残された時間はあとどれ位なんだろうか。

→ 至言だと思います。ありがとうございます。

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みきぷるさん
・・・
「ゴジラ-1.0」
映画館にて観て良かったです。
特に「鬼滅の刃」お好きな御方なら、両者の共通点?というか似ているところがあるなぁ、、と感じずにはおられないかも。
鬼滅オタクの私はそうでした。
でもそうではない御方々、勝手な観方、申しわけありません。

→ みきぷるさんも薫兄者さんも感想ありがとうございます。良い映画でした。(T_T)

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まるぞうさんの名前の由来ってなんですか?

→ 私の子供のあだ名「ちびまる」「ちびぞう」をくっつけた感じです。当時の事務所が半蔵門線だったので、そこからも。語呂がいいなと。特に「象」は意識していませんでした。
顔文字は初期のブログの男性読者さんが署名に使ってくださいとプレゼントしてくれたものを使っています。あの頃はガラケー全盛で、顔文字職人さんがあちこちにいたのです。

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