午後ちょっと歩いたあと、四条にもどって菊水鉾へ。
センパイが菊水鉾のお茶席のお手伝いをしているというので、寄らせてもらいました!
菊水鉾は、菊の水「したたり」を飲んで長寿を保ったという中国故事にちなんだ山鉾。町内には、「菊水井戸」と呼ばれる井戸もあるのだそうです。
お茶席のお菓子は、もちろん、亀廣永の「したたり」。菊水鉾で「したたり」をいただくなんて・・・あぁ、感激!「したたり」は祇園祭の献上菓子として誕生したお菓子なんですよ。前は夏だけの販売でしたが、今は通年で販売されています。
このお皿、持ち帰るようになっているんです(お皿の下に紙袋が用意してありました)。毎年きたら、この菊皿もどんどん増えますね!
こちらが菊水鉾。鉾の先には、菊の紋があしらってあります。
テントでは、ちまきと並んで「したたり」の販売も。
・・・ごはんの後、ぶらりと鉾めぐり。
こちらは、山鉾巡業で毎年先頭を飾る「長刀鉾」。
昔は、他の鉾も子供(稚児)を乗せていたそうですが、今は生稚児を乗せるのはこの「長刀鉾」のみ。なんでかな?・・・やっぱり少子化のせい?
各鉾では、手ぬぐいやちまきを販売しています。
てぬぐい・・・鉾ごとに意匠が凝らしてあってすてき!
つい買いたくなりましたが、収拾がつかなくなりそうで(笑)、とりあえず今回はがまん。
提灯やゆかたなども、みんな鉾ごとにデザインが違うんですよ!
こちらは「北観音山」。豪商が多い町で、装飾も豪華なんですって。
・・・ホテルまでほんの5分のはずが、提灯の灯りに誘われるうちに、知らない間に1時間も歩いていました ^_^;