レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

タイム・トラベラーズ

2024年05月30日 20時11分47秒 | SF/ファンタジー

「タイム・トラベラーズ」
原題:THE TIME TRAVELERS
1964年 アメリカ 83分
■監督:
 イブ・メルキオール
■出演:
 プレストン・フォスター
 フィリップ・ケリー
 メリー・アンダース
 ジョン・ホイト

●あらすじ
『デス・レース』のイブ・メルキオー監督によるSF作品。
時空を越えて対象を監視できるモニター、タイム・スクリーンを開発した科学者たち。
しかしそこに映し出されたのは、100年後の未来に起きた核戦争によってミュータントとなった人類だった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
イブ・メルキオールと言う名前には、ワクワクさせる何かがあるよねえ。
SF作品で有名なのは知ってるんだけど、実際何がどう凄かったのかとかは全然知らないんだよねえ。
しかしこのDVDジャケットと、テレビ放送時のタイトルが
「原始怪人対未来怪人」と言うのが最高だ!
まあ内容の方は突っ込みどころでしか出来ていない程凄まじいんだが
でも1960年代のSF映画って、こういうの多かったから、それもまた良しと言う事で。
ラストシーンがまた1960年代のSFっぽくて、この映画の最初から最後までのシーンを
どんどん速くしながらループして回していく映像が、いかにもで素晴らしい。
同じくこの頃の映画で、ラストから最初まで早回しで流し、
最後に画面が真っ暗になってポンって終わりになるSF映画があったらしいが
本作も正にそんな感じ。
きっと当時はそうやってタイムトラベル的な時間の流れを表現するのが流行ってたのかもね。
でもそのセンス、率直に言って最高ですよ!
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アトランティス7つの海底都市

2024年02月22日 19時00分07秒 | SF/ファンタジー

「アトランティス7つの海底都市」
原題:7 CITIES TO ATLANTIS
1978年 イギリス 96分
■監督:
 ケヴィン・コナー
■出演:
 ダグ・マクルーア
 ピーター・ギルモア
 シド・チャリシー
 シェーン・リマー

●あらすじ
『恐竜の島』のケヴィン・コナー監督によるSFアドベンチャー。
19世紀末。幻の古代都市・アトランティスを探すアトキン教授と息子のチャールズは、
バミューダ海域で深海潜水艇による海底調査を開始し、アトランティスの謎を解く手掛かりを発見する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「恐竜の島」「地底王国」のケヴィン・コナー監督らしい作品。
地球の中心に向かってもぐっていったら、謎のアトランティスに到着し大冒険と言うプロットは
「地底王国」とほぼ同じ。
行くのはともかく戻ってくるのって凄い難しいと思うんだが、結構あっさり戻ってきちゃう所も「地底王国」と同じ。
ただこちらの方が多数のモンスターが出てくるので、見所がいっぱいあるかな。
特に本作に出てくるモグタンと言う怪獣は有名だしね。
ケヴィン・コナー監督の作風は結構どれも同じな感じなので、「恐竜の島」か「地底王国」どちらを観て
気にいった人は本作を観ても楽しめるであろう。
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インベージョン・オブ・ザ・ビー・ガールズ 蜂女

2024年02月21日 18時43分07秒 | SF/ファンタジー

「インベージョン・オブ・ザ・ビー・ガールズ 蜂女」
原題:INVASION OF THE BEE GIRLS
1973年 アメリカ 86分
■監督:
 デニス・サンダース
■出演:
 ヴィクトリア・ヴェトリ
 ウィリアム・スミス
 アニトラ・フォード
 クリフ・オズモンド
 ライト・キング

●あらすじ
ソフトコア風のエロティック・SFサスペンス。
ブラント研究所の職員が不審な死を遂げる。
捜査担当のニールは、研究所に秘密が隠されていると睨む。
町では謎の美女たちと一夜をともにした男たちが次々死ぬ。
研究所の女性科学者スーザンが、昆虫の生態を人間に応用する装置を開発、
町の美女たちに蜂の生態を移植して新人類によるコロニーを作ろうとしていた。
事実を知ったニールは、装置を破壊、爆発に巻き込まれて彼女たちは死ぬのだった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
タイトルとか内容からして、てっきりロジャー・コーマン作品かと思ったら違っていた。
まあ内容の方も実に大した事なく、出てくる女性たちが全員おっぱいを出すくらいで
一瞬、あれ?これイタリア映画? とか思うくらい節操が無かった。
節操が無いと言えば、設定となっている街自体が節操が無くて、
娯楽がなくてヒマだから誰とでもセックスすると広言する街で、相手は既婚者でも関係なし。
最早倫理観など崩壊した街を舞台に、謎過ぎる実験を強引にエロに結び付ける展開には
一体オレは何故こんな映画を真面目に観ているんだろうと言う、切ない気持ちになせてくれる
これこそ正しいC級映画だと言え迷作であろう。
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最後の猿の惑星

2024年02月20日 19時14分21秒 | SF/ファンタジー

「最後の猿の惑星」
原題:BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES
1973年 アメリカ 87分
■監督:
 J・リー・トンプソン
■出演:
 ロディ・マクドウォール
 ナタリー・トランディ
 オースティン・ストーカー
 クロード・エイキンス

●あらすじ
時間軸を移動しつつ継続した、シリーズ物としては実にユニークな「猿の惑星」の第5作にして完結編。
前作「猿の惑星・征服」で勝利の凱歌を上げたシーザーが今回も主人公。
大規模な戦争の後、文明が後退した地上では猿と人間が共存していた。
両親が映っているビデオテープが廃墟となった都市の地下にあることを知ったシーザーは探索へ出かけるが、
そこには放射能におかされミュータント化した人間が生存していた。
人間たちは猿の集落を攻撃、両者の間で戦闘が始まった……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作の勢いのままに観たシリーズ完結編。
内容的には「続・猿の惑星」を踏襲と言うか、トレースしているような感じ?
原題にもある通り、「続・猿の惑星」に登場したミュータント人間や
将来地球を滅亡させるキッカケとなったゴリラたちとの戦いを描いている。
その割にスケールが小さく見えてしまうのは、きっと予算が足りないせいであろう。
時間軸としてはこのまま第一作に繋がるわけだが、それならそれでもうひと捻りあっても良かったとは思うが
脚本家が本調子じゃなかったみたいだし、予算も無いしでしょうがなかったのかな。
さてシリーズ全て観て思ったのは、1970年代の空気感好きだなと。
なんか他の1970年代の映画を観たくなったね。
シリーズとしては、この後リメイクシリーズになるのだが、そちらはどうしようかな。
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猿の惑星・征服

2024年02月20日 19時13分55秒 | SF/ファンタジー

「猿の惑星・征服」
原題:CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES
1972年 アメリカ 87分
■監督:
 J・リー・トンプソン
■出演:
 ロディ・マクドウォール
 ドン・マレー
 リカルド・モンタルバン
 ナタリー・トランディ
 ハリー・ローデス

●あらすじ
「新・猿の惑星」で誕生した、コーネリアスとジーラの息子マイロが猿族を率いて人間に叛旗を翻し、
シーザーと名乗るまでを描くシリーズ第4作。
前作より20年が経ち成人したマイロはサーカス団長だったアーマンドに助けられていたが、
初めてメガロポリスを訪れた際に虐待を受けている猿たちを見て大声を上げてしまう。
マイロはなんとか逃げ出せたものの、警察に捕らえられたアーマンドは真実を語った上、命を落とす。
彼の死を知ったマイロは奴隷と化している仲間の猿に呼びかけ、人間への反乱を企てるのだった……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
シリーズ第4作は、「新・猿の惑星」の最後にちらっと登場した赤ちゃん猿が、大人になった時の話。
ちょっと時間が経っているので、一瞬あれ?とはなるが、まあ途中で付いてはいけるようになる。
前作より猿のメイクをした人たちが圧倒的に多いので、予算が「新・猿の惑星」より増えたのかと思ったら
実は「新・猿の惑星」より予算は落ちていたらしい。
そう考えると「新・猿の惑星」のどこにそんなに予算使ったんだろうか?
ストーリー展開はシリーズの中でも分かりやすく、そして面白い。
奴隷として扱われていた猿が、極悪非道な知事に対して蜂起し勝利する様は、
人類の歴史を参考にしているだけあって、リアルさを感じることができる。
そして高らかに「これからは猿の惑星だ」と宣言するラストは、思い切り続きが観たくなる程であった。
シリーズとして一貫性があるんだか無いんだか分からないけど、結構オススメ。
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