今読んでいる本は古典SFの名作ハインライン著「夏への扉」。表4紹介文では「僕の飼っている猫のピートは冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ」なんとも素敵なフレーズに惹かれ読み始めたのだが正直途中で飽きてしまった。今は惰性で読んでいるが遅々として進まない。なんだか理屈っぽい主人公。新鮮味のない発明品。会社経営に株の話が薄っぺらで鼻に付く。そして洋書に多い聞き慣れない慣用表現やまわりくどい揶揄。清涼感を求め軽くなろうと手を出したが少しゲンナリ気分。何より問題は時代設定かもしれない。1970年が舞台でありコールドスリープでたどり着いた30年後の未来は2000年。そしてそれを読んでいる今は2010年。orz
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