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旅するジーンズと16歳の夏

2005-10-05 01:15:15 | 劇場&試写★6以上
1つのジーンズをみんなで穿く??!
ジーンズがキーアイテムとなった映画と聞いて、ジーンズ好きなワタシはやっぱり逃すことが出来なかっただってそんな映画今までないもんね。(ないよね?思いつかない)


母親同士がマタニティ教室で出逢い、生まれる前からどんな時もずっと一緒だった4人。
出発前日、偶然試着したジーンズ。
見るからに体型が全然違う4人が、なぜか全員がジャストフィットで履けてしまった!

このマジックには説明はされないけど、4人が直面するストーリーはかなり現実的。

ニューヨークタイムズのベストセラーリストに、1年以上ランクインし、
世界30ヶ国以上で翻訳されてるという「トラベリングパンツ」の映画化。
(ワタシ、いつもの通り、原作は読んでない


友情の証であるジーンズに勇気をもらいながら、16歳の夏を生まれて初めてバラバラで過ごすことに。

             

内気なリーナは祖父母の住むギリシャ。 (このコ、「シンシティ」にも出演中!)

情熱的なカルメンは離婚した父親のもとへ。

母を自殺で亡くしても明るいブリジットはメキシコのサッカー・キャンプへ。

現実的で日々満たされない思いのティビーは、ひとり残り、地元でバイトをしながらドキュメンタリー映画を制作する予定。


一本のジーンズを一週間ずつ順番に、それぞれの旅先の地で穿いていく。
そして次の子の元へ手紙と共に送る・・・・というのが面白い。

途中、けっこう退屈な部分もあったけど、後半良かった。
最初ポスターのビジュアルではあまり「可愛い」とは思えなかった4人が、
4人のストーリーが次々とクライマックスになっていくラストの頃には、妙に可愛らしく思えてた

ジーンズのマジックが巻き起こす、青春モノだと思って観ていたから、
完全に予想外でちょっぴり泣かされてしまった~
(大泣きではないよ。)


migは、地元に残ったティビーのストーリーが一番良かったな。


生意気だと思ってた女の子との短い出逢いとか、ジーンときた。
この子がなかなか良いこと言うんだ、コレが。
それぞれが過ごす国々の、景色の美しさも良かった~。

それと、やっぱり4人の深い友情
淡々としていながらもテンポは良く、
それぞれの感情、絆、愛情が巧く描けている秀作でした★。

都内では、恵比寿ガーデンプレイスのみ、順次公開ロードショウらしいけど、
DVDでおウチでゆっくり観るのにもいい作品。


旅するジーンズと16歳の夏 公式サイト


6(10段階評価

キャメロンの「インハーシューズ」は泣かなかったのに、思いもよらず、
こっちで泣けた~。
男同士?!やデートでより、一人でもしくは女の子同士がオススメ
(恵比寿ガーデンシネマでは珍しく、”過去に高校生だった女子三人”なら割引で一人千円で観られるよ)






監督:ケン・クワピス
出演:アンバー・タンブリン/アメリカ・フェレーラ/
ブレイク・ライブリー/アクレシス・ブレーデル/ブラッドリー・ホイットフォード
/ナンシー・トラビス/レイチェル・ティコティン/ジェナ・ボイド
原作:アン・ブレイシェアズ「トラベリング・パンツ」(理論社刊)
製作:デブラ・マーティン・チェイス/デニース・ディ・ノービ/アンドリュー・A ・コソービー/ブロデリック・ジョンソン
脚本:ディーリア・エフロン/エリザベス・チャンドラー
撮影:ジョン・ベイリー、A.S.C.
作曲:クリフ・アイデルマン

2005年/アメリカ/118min 日本公開10月1日



全米の評価&コメント

*大人の男が泣かされてしまう感動作~ ワシントンポスト紙

*大人でも、いや、大人だからこそグッとくる青春のほろ苦さ~ ロサンゼルスデイリーニューズ紙

*従来の青春モノの枠に収まらない名作~ USAトゥディ紙

*”大人”の女の友情物語が薄っぺらに見えてくる傑作。 ~ヒューストンクロニクル紙

*この映画にケチをつけるのはヤボな人間だけ。 ~ニューヨークタイムズ紙
     ↑ これ、スゴイな・・・(笑




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