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キング 罪の王/THE KING

2006-11-18 19:30:00 | 劇場&試写★5


わたしの中の5大イイ男の中のひとり、

ガエル・ガルシア・ベルナル主演の2005年の作品。
ここへきてやっと日本でも公開。
初日の初回にはりきって?行ってきました
先着50名特典のハイビスカスリキュールまでもらっちゃって

愛を求めるがゆえに起こす罪

それも、人として決して犯してはいけない恐るべき大罪。

出来る限り情報を入れないようにして観たので、
何を考えてるのか、企んでるのかわからないということへの興味で引き込まれたけど

結局はガエルの復讐劇なのね。

それが分かって観ていたら、あまりに想像通りの復讐物語に感じるかもしれない。
壮絶な復讐を描いた作品は他にもたくさんあるし。
脚本はハルベリー主演『チョコレート』のミロ・アディカ。
監督はドキュメンタリー作品で様々な賞受賞のジェームズ・マーシュ。

5/10
ガエルの演技はあいかわらず最高

このスポーツ刈り、ヤダ


海軍を退役し、死んだ母から聞いたまだ見ぬ父デビッド(ウィリアムハート)に会うためテキサスの田舎町を訪れたエルビス(ガエル)。
しかし、今は裕福な牧師として妻子とともに暮らすデビッドは、エルビスの存在を拒否。
絶望したエルビスは父の娘であり、異母兄弟であるマレリーを誘惑し、、、。

      
このマレリー役の子、ペルジェームズ。
本当は29歳なのに16歳を演じたっていうのが一番びっくりかも!?



ちょっとネタバレ感想

105分という短さのわりには長く感じられる映画だった
退屈という意味ではないんだけど、描写やストーリー進行がひたすら丁寧でスローで。。。
初めはエルビスの目的は何なのか、もしかしたら本当に腹違いの妹に恋しちゃったのか??
なんて思いながら観ていた。

でも全て計算だった。
セクシーで優しいエルビスに簡単にコロっといってしまう娘も浅はかだなぁーと思うけど
ガエルが相手だったらそれも仕方ないか、、、、。
兄が殺されたのに平静としてたり、ちょっと普通じゃ考えられない子。
それと最初にエルビスを受け入れなかった父親、
息子が行方不明になった後、普通最初に疑わないものだろうか??
息子が戻ってこないとわかってからは疑うよりもあっさりと迎え入れてしまうなんて危険すぎですから!!



同じ自分の子供として、愛情を持って接していたなら、
こんな悲劇にはならなかったはずなのに。


どんな理由であれ、人の命を勝手に奪う事は許されない事だけど
そういう意味ではこの父親は自業自得、
ガエル(エルビス)のした事は少しはわからなくもない。
でも、
復讐とは自己満足の為であってそこからは何も生まれない、
虚しさしか残らないもの
だと思うな。。。。



公式サイト
THE KING   2005年 アメリカ 105min

  
監督業にも進出で来年公開されるらしいガエルくんの新作は、現在全米公開中の『バベル』
このロンゲ、ちょっときもい
の他、
エターナルサンシャイン
ミシェルゴンドリー監督/脚本『THE SCIENCE OF SLEEP』
(邦題、『恋愛睡眠のすすめ』に決まったみたい

official site (france)


            
共演はシャルロットゲンズブール。
睡眠中に恋愛するという不思議でロマンティックなフレンチコメディドラマ

日本での公開は渋谷シネアミューズ他で
2007年 GWに決定

ほんと、これかなり楽しみ~






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