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トゥモロー・ワールド/Children of Men

2006-11-28 01:42:28 | 劇場&試写★5

"子供のいなくなった未来"を観てきました~

ん??でも思ってたのと全然ちがうぞ、、、

SFかと思ったら、舞台は2027年というわりと近未来のお話。
そこでは、イギリス以外の国はほぼ壊滅していて、、、、。


凄まじい銃撃シーン。
爆発シーンのリアルさには目を見張るものがある。
そして、臨場感。




この作品が訴えるテーマ、重い今後の地球規模の問題などを考えたメッセージ性の強い映画と
捉えると、感動し、涙するかもしれないし楽しめるのかもしれない。。。

映画は娯楽性ばかりじゃないけど、ストーリー重視と考えてる人(わたし)には
正直言って「楽しめた♪」という作品じゃない。
109分という時間のわりにすごく長く感じたのもその一因。
それに前半30分くらいがちょっと退屈。
ジュリアンムーアとクライヴオーウェンの楽しそうな口移しのキャッチボールで
あ、と思って観てるとあの一瞬の出来ごと。

"映像はリアル。
銃撃シーンなどは、本当に自分が撃たれそう!(笑)という危機感すら一瞬感じるのだからスゴい。

原作はPDジェイムズの「The Children of Men」(人類の子供たち)でベストセラー本の映画化。
原題もそのまま『人類の子供たち』

監督は、CMでもしきりに言ってるけど『ハリーポッターとアズカバンの囚人』を撮った
アルフォンソキュアロン
この監督の2001年『天国の口、終わりの楽園』(←嫌い)はガエルガルシアベルナルを起用したけど
トロントで先日観てきた、
日本で3月公開予定の『パリ,ジュテームにも監督として参加。
でもあの沢山の中のどの作品なのかいまいちわかってない


子供が生まれない状況が18年にわたって続いていた2027年の世界。
政府の厳しい監視下に置かれた街でセオは、20年ぶりに再会した女性から人類の未来の鍵となる少女の救出を頼まれ、謎の世界組織の存在を告げられる。



話の展開が、クライヴオーウェンと一人の女性を巡ってのものなので、
意外とこじんまりしてる。



5/10
この映画、まだ観てない周りの人に「面白かった??」と聞かれたら、
「んーーーー、、、」と言っちゃうな。
今公開している映画の中からあえてコレを勧めはしないけど
「どうかな?」と興味を持ってる人になら「観てみて☆」と言いたい、そんな作品
ただ、娯楽大作ではないよ、という事だけ付け加えたい



トゥモロー・ワールド 公式サイト
Children of Men  2006年   イギリス=アメリカ 109min
  11月18日より公開中~

ちょっとネタバレ

マリカさんはとっても良いひとでした、、、。



しかし、ジュリアンムーア、、、、
あんな最初の方でいきなり消えちゃうとは



いい味だしてたジャスパーじいさん、誰かに似てるなーと思ったら
マイケルケイン様だったのね。。。。!
クリストファーウォーケンでも良い気もするけどそしたらコメディになっちゃうか


赤ちゃんを見て、皆が一斉に敬意を表したのは感動的だけど、
個人的にはあのラストはあまり好きじゃないなー。。。。
中途半端な感じ。

 ----少子化どころか、まったく子供が生まれなくなり、18歳の子が最年少という恐ろしい未来。この病みつつある世界で、何が原因となって子供が誕生しなくなるということが
この先起らないともいえない。
地球温暖化や廃棄物汚染、食品の遺伝子問題など様々な人類の抱える問題から
いつこんな未来にならないとも限らない。。。
そういう恐ろしさを訴えている作品。
単なる娯楽映画とはその辺 違うのね。。。。





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