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オール・ザ・キングスメン /All the King's Men (2006)

2007-03-23 10:34:23 | 劇場&試写★4 以下

1949年のアカデミー賞作品賞、主演男優賞、助演女優賞受賞、
『オール・ザ・キングスメン』のリメイク。



1920~30年代に活躍した実際の政治家で、1935年に謎の死を遂げた
ルイジアナ州知事ヒューイ・ロングをモデルにした原作の二度目の映画化で
『シンドラーのリスト』のスティーヴン・ゼイリアン監督/脚本
そういう意味でも注目である本作、試写で観てきた☆




1949年、ルイジアナ州。新聞記者ジャックがウィリーと出会ったのは、
役人であるウィリーが郡の汚職を非難していた頃だった。
やがて職を辞したウィリーに、州知事選立候補の転機が訪れる。
当初は対立候補の当て馬だったウィリー、形勢が逆転、遂に州知事になる。
その頃ジャックは記者を辞め、ウィリーの参謀になっていた。
時が経ち、ウィリーの権力は絶大になり、いつしか彼自身が嫌っていた汚職やスキャンダルにまみれていく…。


公式サイト
All THE KING'S MEN   2006年  アメリカ  128min
4月7日よりロードショー



豪華キャスト!トロント映画祭にはショーンペンも現れて、会場でたばこを吸い捕まったという
事件もあったり話題にもなってた本作。
とにかくのっぺりとした印象で、全体的にダークトーン。
抑揚がないまま淡々と続くので眠くなってしまいそうな映画。
オリジナルはかなり昔に観たので内容も忘れてたけど、悪にのみこまれていく一人の州知事を
ジュードロウ演じる新聞記者の視点で追っていくー。
人は権力を握ると、次第に悪の心が芽生えていくものなのか、、、、
まあ、話は単純なのです。
そして、ショーンペンというよりも、ジュードが主役!




この作品、映画としての出来はともかく誉めるべき点は映像が素晴らしかったということ。
光の加減やクラシカルな当時の雰囲気が映像の見事な色彩美で魅せる。
ジュードはより美しく、ケイトウィンスレットに至っては1.5割増で美しく撮れている(笑)

ラストシーンの床に流れる血なんかも、うっとりしてしまうような優雅さ。
そして、音楽が良かった。




ウィリー(ショーンペン)をサポートする
美しすぎる記者ジャックにジュードロウ。



ショーンペン、吠えまくる!!

あいかわらず、冴えた演技!素晴らしい★

「ぜひ、ボクに清き一票を」
主演のはずなのですが、、、、、。


愛人?



『ホリデイ』では兄弟だったケイトウィンスレットとは今回こんな、、、、。
何か若い?!と思った方、鋭い!
髪の毛増えると途端に10歳若返っちゃう
あ、これ回想シーンね。




髪の毛増えただけで数年前のジュードにちゃんと戻ってる
髪の印象って大事なのね。。。。
(こんなとこで再確認☆)



マークラファロ。なかなか重要な役どころ。



アンソニーホプキンス、最近また頑張ってるなー。
『世界最速のインディアン』『ボビー』に続いて、日本では今年3本目!
がんばれホプキンスじいちゃん。



4/10
これは、、、

オリジナル未見ならそっちをみたほうがいいんじゃないかなぁ。

どこがダメというわけではないけど
豪華キャストでこれではちょっともったいない感じ。。。
ショーンペン演じるウィリーについての描き方が浅いと思うし、
記者であるジュードを押し出しすぎという気も、、、、
ジュードファンとしては嬉しいけど、映画としてはそれでは、、、ね。
中途半端な恋愛シーンなどもとってつけたみたいな感じだし。
今回、gooのサイトの映画評価のチェック項目を取り入れてみると。。。
100点満点で。
ストーリー 40点
キャスト  90点
ビジュアル 80点
演出    40点
音楽    80点

あれ?平均するとトータルは良くなっちゃった?

楽しめたか、で評価するわたしは☆4だけど、
オリジナルのファンの方は比べて楽しむのもいいし、キャスト陣で観たい人にはおすすめですー。

それとジュードロウがかなり美しく撮れてるので、ファンはもちろん必見






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