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パリ、恋人たちの2日間 /2 Days in Paris

2008-06-06 00:09:06 | 劇場&試写★6以上
ジュリー・デルピー 初監督作品は、フレンチなラブコメ!
でもオシャレにパリでの恋人たちを描いた、というものではなく、、、、、






リンクレイター監督作、『恋人たちの距離-ディスタンス-』で、イーサン・ホークと
偶然の出会いによって生まれた束の間の恋が印象深いジュリー・デルピー。
その後の再会を描いた『ビフォアサンライズ』では脚本も担当、その才能も既に高く評価されていたけど
今回、監督のほか脚本、主演、製作、音楽も兼ねた一人6役を担当





二人は付き合って2年になる、フランス人とアメリカ人のカップル。
ベネチア旅行の帰り、彼女の両親に預けた猫を引き取りに、2日間パリに立ち寄る。
そこで次々と起こる、カルチャーギャップ、彼女の過去が次第にあらわになって、、、。

順調なはずのカップルに突然訪れる別れの危機


こちら、ジュリーのほんとのママ。

                             こちら、ジュリーのほんとのパパ。

両親役には、実際俳優である両親を起用。
これまたおかしな人たちで。




彼氏には、アダム・ゴールドバーグ。見た目と違って神経質でナイーブなインテリアデザイナー。


パリの街中で次々と出くわす彼女の元カレたち。
言葉もわからないし、彼女の家族とのコミュニケーションすらままならない。
段々ストレスたまってく。


セリフがマシンガンのようにとまらない

かなりシニカルでエッジたちまくり
そして意外にも下ネタというか、お下品トークもバリバリ。
キレイな恋愛を描くというんじゃなく、リアリティある言葉のやりとりで
軽快に、ユーモラスに描かれる カップルのパリでの2日間。




6/10

ずっと気になってた作品。
ロマンティックでオシャレでユーモアある映画だと勝手に思ってたのとは全然違ってた。
思いきりコメディなのは予告編観てわかってたけど
思ってた"笑い"と違ったというか☆
それでもちょこちょこ笑えた。
でも、バカウケするというほどではない
何て言ったらいいのか、表現が難しいなー
とにかく、思ってたのとは違うけど普通に楽しめた♪



タクシーのドライバーとの会話を随所に入れ
会話で彼氏を置いてきぼりにしたり、
色んな男が接近するたびに怪しく思えて次第にイライラ度が高まって
口論になったりと、なにげない演出、脚本がうまい。

そもそもマリオン(ジュリー・デルピー)はこんな男(見た目じゃないヨ、)のどこを好きになったのか?
ってちょっと疑問にはなるけど
それは当の本人同士しかわからない世界か。

別れても、元の彼女、彼氏とはその後も友達関係でいるか?
好きな人のことは、欠点も過去も許してお互い受け入れるべき。
等々のカップルにつきまとう永遠のテーマ?を内包しつつ、
ラストは意外にあっさりとした幕引き。
パリでうっとりべったりする恋人たちを描いた楽しいだけのラブコメとは一味違う、
現実感たっぷり、
ジュリー・デルピーならではのとっても個性的な作品でした~。
次回作にも期待!

この役35歳なんだけど どーみても見えない。
40くらいには見えたよ! (余計なお世話か)  でも、可愛かった




 公式サイト
2 Days in Paris    フランス=ドイツ   101min
公開中~



『グッバイレーニン』『サルバドールの朝』などの、ダニエル・ブリュールも
ちょい役で出演! ヘンな役でかなり印象的






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