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ハプニング/The Happening

2008-07-18 10:52:08 | 劇場&試写★6以上

『シックス・センス』で評価されて以来、一発屋とか言われちゃってるMナイト・シャマラン監督、久々の新作
今回も、もちろん自身が脚本を務める。


シャマランが来日してのジャパンプレミアは『クローバー・フィールド』のジャパンプレミアと同じ、
後楽園にあるJCBホールにて開催、行ってきました~
花束贈呈ゲストは小池栄子サン。
シャマランから、結婚のお祝いにと逆に観葉植物をもらう一場面も。
何故植物なのかは映画観ると納得。



シャマラン映画といえば、毎回新作出る度に注目されるけど、
去年の『レディ・イン・ザ・ウォーター』がひどかったので(つまらん
「今回はもう騙されるもんか」「見限ったもう観ない。」って言ってる人も少なくないみたい?

でもわたしとしては、前回がワースト入りでもやっぱり気になっちゃうので観るのだ

あの予告篇観て、シャマランもういいといいつつ気になってる人も多いんじゃないかな??

失敗作の前作とは違って、今回はハッキリ言って最初から引き込まれる


今度もやっぱり、自分のテリトリーであるフィラデルフィアでの撮影が主。 +NYのシーンもアリ。


主演は、『ディパーテッド』以来最近あまり見かけないマーク・ウォールバーグ。

ジョン・レグイザモは親友で優しいパパ役。


マーク・ウォールバーグの妻には、最近だと『テラビシアにかける橋』『ジェシー・ジェームズの暗殺』のズーイー・デシャネル。
シャマラン映画に必須の今回の子供は、アカデミー賞作品『クラッシュ』で
マイケル・ペーニャの娘役を演じた子。








ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を消したのを皮切りに、街で人が次々と倒れていく異常現象が始まる。
連絡も取れなくなり、情報はだんだん少なくなっていく。原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、“何か”に人々は追い詰められていく…。



シャマランが描くのは、 特別、化け物が出てくるとかいうのではなく、
目に見えない何か?自分たちを襲う得体の知れない何かに対する恐怖心。


一体何が起きてるんだろう?!という興味でぐいぐい引き込まれる!

でもラスト15分で、失速してしまった。。。。
ホラー好きなシャマランならではの、お得意の恐怖感煽る演出はお見事で
怖がりな人だったらかなりドキドキさせられそうなシーンも。

"何か"の影響で、人が絶望的な感覚になり 次々と命を絶つ。という設定は
今まで"ゾンビ"映画のワンシーンにはあったけど こう 人々が連鎖反応的に次々に、というのはなかったような映像で
観ていてゾッとさせられる。


現実にも起こらないとは言えない、恐怖。


ただ、肝心な物語の終あたりからは意外とフツウになってしまったな、、、。

91分という潔い短さで、ずるずる引きずることなく終わったのが良かった。



シャマラン映画だからって、
びっくりオチや驚愕のラスト!!を期待しちゃダメです



意外にも?シャマラン作品初のR指定で、ちょっと刺激のあるシーンもアリなので
痛がり、怖がりさんは要注意 (でも数カ所、ちょこっとだけど)




7/10



ここからネタバレ込み感想

上にも書いた通り、上映1分後くらいからもう"ハプニング"は始まってて
最初からぐーっと引き込まれる。
そして適度な緊張感と、何が起こってるのかという興味&恐怖心を煽る。

91分のうち、75分くらいまでは 面白かったので8くらいいっちゃうかも?
なんて思ってたけど、
何でマーク・ウォールバーグまわりだけ無事なのよ!!って思っちゃう。
 やっぱりそこが違和感。
主演や子供を生き残らせるのはシャマラン映画らしさか。
最後の最後で また起こってしまう、というのもありきたりのエンディングであまり好きじゃない。
ああなった原因については 最終的にきちんと語られてないけどそこはあんまり気にならなかったな。
植物の影響とか地球温暖化とか、様々な理由からいつかこんな怖い事が起こるかも?
観た後で「だからなんなの?」なんて思っちゃったらそれで終りだし。

今年観た映画でmig的に上位にくる予定の(笑)『ミスト』では救いようのないバッドエンディングだったけど、
こちらはもろハリウッド映画のご都合主義的主人公まわりだけ助かっちゃうっていうパターン。
そんなワケで、途中まではすごく楽しめたからいいんだけど
の数はポイントダウンになっちゃった。惜しいなぁ。



気になる、今回のシャマラン出演のシーンについては舞台挨拶の際に、観る前にちらっと語ってくれた。
「今回は見つけづらいよ。わかる人は少ないかもしれない。
わからなかった人はエンドロールの名前に注目だよ。」
だって。


毎度、作品の数を重ねるごとに増えていく、シャマラン自身の出演シーン。
前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』なんてかなり重要なおいしい役だったし(笑)
今回もどんな役どころで登場するのか、楽しみにしてたら
本人の「今回はわかりづらい」との言葉。
だからじっくり観てたんだけど気づかなかった~。
あとで役名チェックしたんだけど、もしかしてあの人かな~?
これについては観た方と、コメント欄(コメント欄はネタバレ全開です!)でお話したいな。

【追記】あとで分かりました。今回はずいぶんと控えめになっちゃったのね(笑)




シャマランに興味湧いた方にオススメ!!
また載せちゃう


『Mナイトシャマランある監督の謎』
The Buried Secret Of M. Night Shyamalan





 公式サイト
The Happening   2008年   アメリカ   91min
7月26日より全国ロードショー
一部除く劇場で、25日、前夜祭上映!







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2008 6/10 N.Y.プレミアにて
インテリ。



主演マーク・ウォールバーグ&ズーイー・デシャネル。



シャマラン映画では『サイン』で娘役のアビゲイル・プレスリン&今回ちょこっと出演、の実兄、スペンサー・プレスリン。



何故ミーシャ・バートンが?と思ったら
そうそう、シャマランの『シック・スセンス』の子供でした
あんなお化けだったのに、成長したな~(笑)





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