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縞模様のパジャマの少年 / THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS

2009-08-13 00:05:02 | 劇場&試写★6以上
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ピンとこないタイトルだなぁって観る前は思ってたけど、原題もそのまんまでした
これはこの邦題で観て納得。


「どうして君は、昼でもパジャマを着ているの?」


ココがポイント。

パジャマじゃなかった。。。。

『ブラス!』『リトル・ヴォイス』といった感動作を得意とするマーク・ハーマン監督が、
イギリスで大ベストセラーとなった小説、「縞模様のパジャマの少年」を映画化。


劇場は恵比寿か新宿かだったので、迷わず新宿行ったら40分前なのに立ち見状態。
それもそのはず、レディースディだったうえ、
この新しい角川の単館劇場、席がたったの64席!の試写室並み!!
これはすぐいっぱいにもなるわ
もう他に時間とれないと思ったので仕方なく立ち見鑑賞疲れた~
けど観て良かった1本



この作品、ナチス将校を父に持つ8歳の少年の視点で描かれる。
お金持ちのぼくちゃん、ブルーノ。
パパはユダヤ人を仕切る偉い人。




ユダヤ人というだけで、強制収容されてる同じ8歳の男の子。



久々にみました、キーラ・ナイトレイの彼、ルパ-ト・フレンド。





第二次世界大戦下のドイツ・ベルリン。
8歳のブルーノは、ナチス将校である父親の昇進により、住み慣れた我が家を離れ、殺風景な土地に越してくる。
遊び相手もなく退屈なブルーノはある日、有刺鉄線のフェンスで囲まれた奇妙な“農場”を発見する。
そのフェンスの向こう側には、ブルーノと同じ年のシュムエルという少年がいた。
日中でもなぜか縞模様のパジャマを着た彼と、ブルーノは次第に心を通わせていく。
これが、自分の運命を変えてしまうとは知らずに…。



こどもの純粋な気持ちが生んだ 取り戻せない悲劇

7/10

スローな作品ではあるけど、後半に向かっていっきに魅せつけていく。
シンプルではあるけど、訴えているものは力強い。

途中ラストが予想ついちゃったけどとても悲しいエンディング。。。

ブルーノ少年は、何も知らなかった。
父親の仕事。農場だと思っていた所が実はユダヤ人の強制収容所で、
お昼にも縞模様のパジャマ着てるのを不思議に思ってたら それは囚人服、、、。

純粋だからがゆえに招いた悲劇でラストはかなり重い。

感動とかではないんだけど
観たあともなんだかずーっと心にずっしり残る余韻。

舞台は40年代のドイツだけど、今もどこかで戦争は起きてる。
人種差別はどこかで起きてる。

自分がたまたまその国に生まれたというだけで、同じ人間なんだということが
何故わからないんだろう?何故黒人だから、ユダヤ人だから全て悪いと決めつけるんだろう。

同じ人間、誰がいい悪いをジャッジ出来るというんだろう。
皆仲良く平和に生きる事は不可能なんだろうか??
怒りとともに、またそんなことを考えさせられる1作でしたー。





 公式サイト
THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS
2008年  イギリス    95min PG-12
8月8日より、公開中~



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