我想一個人映画美的blog

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フェア・ゲーム /FAIR GAME

2011-10-05 22:40:33 | 劇場&試写★5

 

 

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昔、ウィリアム・ボールドウィンとシンディ・クロフォードで同タイトルの作品あったなー。

《フェア・ゲーム》という言葉の語源はサイエントロジーの教会にあり、宗教上の基本ドグマに背いた個人やグループのことを表す。

試写にて鑑賞。

 

元CIAエージェントのヴァレリー・プレイムの手記を基に、アメリカ合衆国史上最大のスキャンダルともいわれるイラクの大量破壊兵器にまつわる衝撃の真実を描いたポリティカル(政治)サスペンスで、

"プレイム事件"の映画化。

 この方、エンドロールにも登場するけどほんとナオミに似た雰囲気。

­

原作はバレリー・プレイムの著書で、その実在するバレリーをナオミ・ワッツが演じる。

イラクに大量破壊兵器はなかったと主張する女性エージェント。

その夫で元大使のジョー・ウィルソンをショー­ン・ペン。

 

夫婦というより上司と部下、か不倫相手みたいに見えるけど

この二人、実は「21グラム」「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」に続き3度目の共演

 

監督は、「Mr.&Mrs.スミス」「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン。

 

脚本はニコール・キッドマンの「バースディガール」(懐かしい)の、ジョン・ヘンリー=バター・ワース。

 

ストーリーはもう、至って真面目な政治ドラマ。

9.11後のアメリカ。

イラクが大量破壊兵器を持っているのではと疑い、核の原料であるウランを、アフリカのニジェールから買ったという疑惑が持ち上がる。

真意を突き止めるために過去にイラク大使代理を務めた経験を持つジョーがCIAの依頼により現地に赴くが、ウランが動いたという気配はなく、イラクに核兵器は存在しないとする。


CIAは、イラクの科学者から、核兵器の保持の可能性はない。

ブッシュ政権側は、イラク攻撃を正当化する情報を求めていたため、2003年にイラク戦争が始まる。

ジョー・ウィルソンが2003年7月ニューヨーク・タイムズ論説欄で、まやかしのニジェール・ウラン-“大量破壊兵器”(WMD) 説に異義を唱えると、ブッシュ政権当局者達はマスコミに、ジョー・ウィルソンの妻はCIAエージェントであるとバラして報復。

故に、仕事を得たのはCIAの縁故からであり、信用のおける人物ではないと非難される。



ヴァレリーがCIAエージェントである事を知っていたのは、夫と両親のみ。


ついにヴァレリーは職を失い、友人たちや信頼されていた人まで離れていき離婚の危機にまで陥る。

 

ブッシュ政権が偽の証拠を利用したことを暴露するためのジョー・ウイルソンが行った好戦的キャンペーンと、

それによって生じた、夫婦の関係をマジメに描いている。

 

 

5/10(58点)

 

決して映画としてダメとかいうのではないけど、ドキュメンタリーじゃないし

実話にしても映画なんだからもうちょっと面白さが欲しいところ。

オリバー・ストーンの「JFK」(政治というより暗殺の話だけど)や、

最近だとロン・ハワード監督「フロスト×ニクソン」、ガス・ヴァンサントの「MILK」などのようなエンタメ性はなく

ひたすらシリアスに描いてるので、お勉強するような雰囲気かも。

キャストも二人がいつものように巧いし、ハマってるのでもう文句はないんだけど、

もうちょっとストーリーに広がりもたせて興味深くみせて欲しかったかなぁ。

アメリカの政治家や、興味ある人が観たら違うんだろうけど

一般人のただの映画好きなだけのわたしからみたら

実話だし、文句つけるものでもないし へぇとか、ふーんそうなのね、、、、という感想しかわかない。

文句言う程退屈ではないけど、ミステリーとしてや話が面白く惹き込まれるというものでもないから普通かな。

内容はすぐ忘れちゃいそう。。。 でもこのキャスト好きなので観れて良かった☆

キャストや政治映画に興味のある方はぜひ

 

核拡散防止部門のCIA秘密工作員バレリー・プレイムは、イラクとニジェールのウラン不正取引関係はブッシュ政権のイラク戦争開始の正 当な根拠のためであると気付く。

この事実を夫であるジョーウィルソンがニューヨークタイムスの社説で伝え、その記事が論争を引き起こす こととなる。その直後、バレリー・プレイムは工作員としての秘密を失いキャリアもプライベートも失ってしまう。



 式サイト 

FAIR GAME   2010年  アメリカ   106min

10月29日より、ロードショー

 

2010年5月、カンヌ映画祭にて監督デレデレ。

 

左、プロデューサーはジェリー・ザッカー。

 

 

 

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アジョシ/ The Man from Nowhere

2011-10-05 00:51:52 | 劇場&試写★6以上

 

 

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韓国で去年大ヒットしたサスペンスアクション。

公開前から気になっててやっと時間が合ったので観て来た☆


母なる証明」で俳優復帰したウォンビンは本作で韓国のアカデミー賞・大鐘賞 主演男優賞を受賞。

「冬の小鳥」で絶賛された子役キム・セロンが隣家の少女。

 

哀しい過去から夢も希望もなくし、人目を避けるように質屋の主人として暮らす元情報特殊部隊要員、テシク。

“アジョシ(おじさん)”とテシクを慕い、犯罪組織に誘拐されてしまう少女ソミを取り戻すべく、命をかける!

 

鍛え上げられた肉体、長めの髪にバリカンで自ら剃り上げた短髪、

子犬のように憂いある悲しげな目、

これはもう

ウォンビンによる、ウォンビンファンの為の映画


だと思ったな、わたしは

 

だってファンじゃなくてもかっこ良すぎるものこのウォンビン。

 

韓国映画特有の惨忍さとエグさもあるけど、血が赤過ぎたり目玉がおもちゃっぽかったりでリアルさはない。

ブスブス身体や首、腕、ナイフで刺したりするし、純粋な感動系アクション?というわけにはいかないから

フツウに綺麗な感動モノを想像してる人にはキツイ映像かも?

 

 こんなとこにセロいた。


韓国映画の残虐なの好みだし、

ツイッターなどで面白かったという声をよく聞いてたせいですごく楽しみにしちゃってたんだけど、

期待したほど脚本が面白いっていうものじゃなかったな。

ドラマ性よりもアクションで魅せる部分が多かったから。少女との絆は描いてるけど、、、。


少女を救うため、一途に戦う熱血復讐もののジャンルにも入ると思うけど

ストーリーに起伏がなくけっこう単調なので、観てる途中ちょっと眠気が襲って来ちゃった。

ラストの方のアクションは見応え有り。

少女とアジョシ(おじさん)との関係はジョン・レノとナタリー・ポートマンの「レオン」を彷彿と、、、

 

もう二度とあんな思いをしたくない。

−テシクを突き動かしていたのはあの日の悲しみで、、、、。


 

街の片隅で質屋を営み、人目を避けてひっそりと生きる孤独な男テシク。ところが隣の少女ソミは、そんなテシクを慕い、何かと店に入り浸っていた。迷惑がりながらも、クラブダンサーの母親に構ってもらえず孤独なソミを不憫に思い、冷たく突き放すことができないテシク。ある日、ソミの母親が犯罪組織から麻薬を盗み出したばかりに、母子は組織に狙われることに。組織の男たちは母親が預けたカバンを取り戻そうと質屋にやって来るが、テシクは驚異的な身のこなしで反撃する。しかし、ソミを掠われた上、組織の罠にはまって警察に逮捕されてしまうテシクだったが…。

 

6/10(60点)

 

孤独な二人、お互いを大事に思う気持ちは伝わるけど。。。

もうしばらく会えなくなるのも分かるけど。。。

 

なんか、歳の差恋愛に感じてしまうのはわたしがいやらしいのか?(笑)

おそらく大半の人がそこに感動するのであろうラストのシーンはとくに感動出来ず

娘と妻を失った回想シーンが全部説明されて観せられちゃったせいかも。

 

「抱きしめていいか?」って、、、その言葉、蛇足のように感じちゃった。

黙って抱きしめて欲しいわ、、、。

 

 

 公式サイト 

 아저씨 /THE MAN FROM NOWHERE   2010年   韓国   119min

9月17日より公開中~

 

 

8月末、来日しました~


左、監督、イ・ジョンボムは1971年生まれ。

 

 

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