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アルゴ / argo

2012-10-23 10:40:55 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 

イランで起きたアメリカ大使館人質事件を社会派ドラマとして、映画化

ゴーン・ベイビー・ゴーン」「ザ・タウン」に続き

3作目となるベン・アフレック監督作は、 緊迫感たっぷりで最初から最後まで釘付け。

これは、かなり忠実に描かれた実話です

 

クリス・テリオの脚本

 

 今月一番楽しみでした~ 試写にて鑑賞

 

1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。

要求は、アメリカに逃げた前国王バーレビを引き渡す事。

52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出しカナダ大使の自宅に身を潜める。

 

監督&製作&主演はベン・アフレック。

CIAで人質救出のエキスパート、トニー・メンデス。

 

 

6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。

「アルゴ」というウソのSF映画を企画し、6人をその撮影クルーに偽装して出国させようとする。

 

特殊メイクの第一人者で「猿の惑星」でアカデミー賞受賞のジョン・チェンバースが協力。(事実)

ジョン・グッドマン演じる。

プロデューサーにアラン・アーキンと脇もがっちり。

 

カナダ大使の家に匿ってもらった6人は

エンドロールで本人写真も出るけど役者もそっくりな人選。

その中にはクレア・デュバルも。(久々にみたな~)

それぞれに、監督、脚本家、美術、プロデューサーなど役割分担し

暗記をすることを課す。

決してアメリカ人だということがバレてはならない。

クレーンで処刑される人間がいたりする怖いイランの、

それも人ごみが半端じゃない市場の中を、本当の映画製作に思わせロケハンをした事実を残すため

練り歩く!

みてるこっちまでドキドキ!!の連続。

まさに身ひとつで命を賭けたシーン。

 

イラン側は、シュレッダーで削除された大使館員の顔写真入り名簿から

子供達に繋ぎ合わせる作業をさせ、割り出されるのも時間の問題!

どこでバレても処刑は確実!

 

1979年11月4日。イラン革命が激しさを増すテヘランで、革命防衛隊がアメリカ大使館を占拠し52人が人質になってしまう。一方、6人の大使館員 がカナダ大使の私邸へ逃げ込み、身を隠していた。 

イラン側に逃亡の事実がバレたら6人は処刑されてしまう。

CIAの救出作戦のエキスパートであるトニー・メンデスは、6人がカナダ人の映画関係者であるということにして、国外へ脱出させる作戦を立てたのだが…。

 

8/10(88点)

 

 

期待通りの面白さで、ベンの監督としての手腕も更に上がっていて評価を受けてるのも納得!

これまで隠されていた事件を題材にアメリカが起こした

 オープニングの実際の映像を交えてのシーンはかなり駆け足で流れるけど

どう救出するか、会議シーンのあとはぐいぐい惹き込まれて行く。

政府が18年隠して来たというこのストーリー、ハリウッドを皮肉りながらも

笑いの方へ傾きすぎず、かといって社会派映画として堅くまとめすぎず、

適度なエンターテインメントを保ち映画らしくみせた実話!

 

いったんは中止の指令が降りて、自分は引き下がるべきか迷うも

やはり見捨てる事は出来ないと決断してから迎えに行き作戦実行。

飛行場へ向かって入国審査のところからはもう息を飲むほどの緊迫感

どこもかしこも忠実に描かれてたとエンドロールで明かされる。

あれこもれも同じカットなのには驚いた!

カナダ大使の夫妻もよく匿ってくれたしイランという国の恐ろしさだけじゃなく

アメリカとの関係、そしてCIAがよくやったということにはなってるけど

個人が行った功績をここで映画として皆が今、知る事になる。

いや~脚本も優れてるけど、ベンの監督としての力量にも拍手!!

更に今後の作品も期待される。

 映画として楽しめて事実を知る事も出来る。

こういう実話の映画化、大歓迎☆

これはぜひとも劇場で

 

 公式サイト

argo         2012年   アメリカ    120min

10月26(金)より、ロードショー

 

 

 

 

本作では出演なしのプロデューサー、ジョージ・クルーニー。

 

2012年 トロント映画祭にて。

 

 

 

 

 

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