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6才のボクが、大人になるまで。/BOYHOOD

2014-11-18 00:11:58 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

ビフォア」シリーズや「スクール・オブ・ロック」「テープ」など様々な作品

いつも楽しませてくれる、リチャード・リンクレイター監督の、待望の最新作は

オーディションで選ばれた6歳の少年エラー・コルトレーンを主演に、

彼の12年間の成長と家族の変遷の物語を、劇映画ながら実際に12年間をかけて撮影するという

画期的手法で描いた話題作

 

それぞれの時代は少しづつ。そしてつなぎ合わせている。

 

 「北の国から」(ちゃんと見た事ないけど)みたいに、子役の頃から長い年月かけてとってきたドラマは

あるけど一気に同じ俳優で映画の中で一人の成長を見せられたのはこれが初かな。

そこが見所。

 

原題の「BOYHOOD」とは、少年時代。邦題なかなかいいのつけたね

 

友人で、リンクレイター作品には欠かせないイーサン・ホークは離婚した元父として出演

このたれ目は、、、と思ったら、リンクレイター監督の愛娘、ローライ

 

母親、オリヴィアにはパトリシア・アークエット。(アークエット一家で、元夫はニコちゃんだよ★)

 

身体がずいぶん太った。

 

リンクレイター映画のファンなのでかなり期待もしてた作品。

もちろん、良かったんだけど さすがに165分って長いよ

 

映画といっても、何か事件が起ってみどころあって、というような

波瀾万丈的な生き方を描いたものではなく、

一人の普通の少年の、日々のなにげない日常を積み重ねて大人になる過程を

リンクレイター監督の優しい視線で追った作品。

 

1,男と寝るな、2,コンドームをつけろ。と娘に指南。

逃げるようにトイレに行こうとして止められてる弟(メイソン)、

本気で恥ずかしがるリンクレイターの娘ちゃんが可愛い。

 

選曲も相変わらず良しイーサンが、メイソン少年にプレゼントする

ビートルズ4人のソロ曲を完璧な曲順でつなぎ合わせたオリジナルテープ、欲しい!

聴きたい~

 

 

7/10(78点)

 

 

人生は長いようで短い。

大きな出来事も、いつか忘れちゃうくらいの出来事も、

ありきたりで特に何もないと思える些細な日常も、

何気ない日々も、

人生って一瞬一瞬の積み重ね。

だからこそ素晴らしい

先日観た「アバウトタイム」でも同じようなこと思ったけど

あちらは「日々大事に生きよう」と思えるものならば、こちらは

もう戻らない多感な時期。今は振り返ることしか出来ない大人になっちゃったけれど。

「少年期、少女期をなにげなく過ごして大人になる」という過程をじっくり「映画」として魅せた作品。

 

様々な経験をし、大人になり、それはどの瞬間も大切で。

ラストカットのメッセージが心に余韻。

 

スクール・オブ・ロックのようなエンタメの方が大好きだけど、

こちらはこれはこれで素敵な映画でした~。

ただ、長すぎる! (←しつこい)

退屈しちゃう人もいるだろうな。

 

 

相変わらずリンクレイター作品ではマシンガントークのようにセリフの洪水、イーサン。

イーサンは観る度思うけど本当にカッコいいまま年齢重ねたなぁって。

(実生活ではベビーシッターとの浮気で、ユマと別れちゃった過去あるものの)←何度も言ってごめん

 

テキサス州に住む6歳の少年メイソン。キャリアアップのために大学で学ぶと決めた母に従ってヒューストンに転居した彼は、そこで多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋。周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静 かに子供時代を卒業していく。やがて母は大学の教師となり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わる。一方、ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子供を持った。12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も失恋の苦い味も覚えたメイソンは、アート写真家という将来の夢をみつけ、母の手元から巣立っていく―。

 

 

映画『6才のボクが、大人になるまで。』予告編

 

  公式サイト 

 BOY HOOD            2014年   アメリカ    165min

11月14日より、公開中~

 

 

ヘイデン・クリステンセンにちょっと似。

 

 

 

 

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