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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ/FIFTY SHADES OF GREY

2015-02-14 21:55:22 | 劇場&試写★6以上

 

 

主婦が趣味で執筆しネットにupした小説が話題になって、全世界でベストセラーとなった官能小説の映画化。

巨大企業の若き起業家であるイケメンCEOと、恋愛未経験の女子大生との官能的な、、、、


性的描写、SEXシーンがSMでスゴそうとかソッチ期待しちゃうとぜんぜん違うよ 笑

 


監督は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」監督で、

アーロン・テイラー・ジョンソンの23歳年上の妻でもあるサム・テイラー=ジョンソン。

(右)


大富豪のCEO、クリスチャン・グレイにモデル出身で キーラ・ナイトレイの元カレでもあったジェイミー・ドーナン。

最初のキャスティングではチャーリー・ハナムだったらしく原作ファンから60%以上の反対で変わったらしい。

(ちなみに、原作ファンはマット・ボマーとアレクシス・ブレデルを希望してネットで署名まで集めたらしい)

 ありゃ、カッコイイわ

映画では「マリー・アントワネット」でちょい役。

 笑うと可愛い系。

車も自分で運転、ピアノ、ヘリ操縦まで自分でこなしちゃう!(どんだけ完璧)



アナスタシア(アナ)には、メラニー・グリフィスとドン・ジョンソンの娘。(既に離婚しメラニーはバンデラスと結婚して長い)

ダコタ・ジョンソン 映画出演は「ニード・フォー・スピード」「21ジャンプストリート

素朴なキュートさ。

 

 

クリスチャンの母親(養子)には、マーシャ・ゲイハーデン。

 

 

ネタバレありストーリー

 

大学卒業を目前に控えたアナは、友人の体調不良で行けなくなったという

大企業のCEOへのインタビューを頼まれていざ行ってみると、

現れたその社長というのが、若干27歳にして6万人の従業員を抱える知的でホットなイケメン

夢見る乙女、なアナは心臓の高鳴りを押さえる事が出来ずにそのインタビューを終えて帰宅。

 

今までいなかったタイプだったのか、ある可能性を感じた彼は、アナを追いかけることに。

バイト先に現れたり、自家用ヘリで送迎、ドレスやMac Bookや新車までプレゼント。

まるで絵に描いたような王子様の突然の出現に一般人なら舞い上がらないわけがない

 

 

が、アナが純粋なロマンティストで普通の恋愛を求めている女の子だとわかると

「俺に近づくな」なんて警告する。

単に従順なだけの女ではないアナは勝手で偉そうだと思い、

彼を否定しながらもどうしても忘れることは出来ない。

 

自分は恋人は作らない、普通の恋愛はしない、

特別な関係になるなら契約書にサインをして欲しいと言われ、、、、

その内容に同意する必要があった。

家に呼ばれたアナはそこで、特別なプレイルームを見せられる。

 

最初にアナのバイト先でロープや結束テープなど購入してたことからも想像ついたけど

彼は、ほんまもんのドS

 

食事や映画や普通のデートをしたかったアナにはかなりの衝撃。

 

クリスチャンはどうやら少年時代のあるトラウマから特別な性癖になってしまったらしい。

 

とはいえ、簡単にはyesといえない。

 

どうしても自分のものにしたい独占欲が押さえられないクリスチャンは契約なんてとばかりにとうとう

エレベーターの中でキス。

 

変態SM映画ではありません

別の視点で観ると楽しめる♪

 

7/10(75点)

 

 

性的指向の完全なる不一致。

お互い求めてるのに。それだけで別れるのは辛すぎる

 

 

女子の憧れ絵に描いたような白馬の王子様との夢のような恋愛を描いてるラブドラマか~

なんて最初斜に構えて?観てたんだけど。

性的興奮させるようなエロティックなシーン少なく(女優は全裸で頑張ってるけど)

ジェイミー・ドーナンの方は下半身全く映らないどころか下着すら映らない。

まして、他の映画でももっと出してるのにぼかしもないくらいで

こんなぼかしすら不要の程度なのに、ボカシというより黒い楕円で覆うという極度の隠しで不自然すぎー


契約書に同意させてする恋愛なんて、本当の恋愛じゃない。

本当の恋愛なんて望んでいない彼だけど、それでも誰でもいいというわけではないらしい。

(秘密の部屋に招いてSEXしたのが15人って少ないと思ったけど

単なるヤリたがりのセックス依存症とも違うしね、それ以上いたら逆に噂でバレちゃうかいくら契約書あっても)

向き不向きを見抜いて自分の性の奴隷に出来る女の子だけと一途にするという不思議な関係。

だったら完全なるMで服従したがる女の子もいそうなもんだけど。

 

本作が面白かったのは、それにすぐに応じるMな女ではなく、

まるっきり乙女な恋愛を望む、夢見る夢子ちゃん的 処女だったこと。

処女だと分かったシーンで

「いい男くらいいただろう、今までなにしてた!」って言うのが可笑しかった。

 

数々の絵に描いたような王子様っぷりも笑える、ヘリで待ってるとか

ベットから離れたあと 起きてみるとピアノ弾いてるとか、

いかにもで、くっさーって思えたけど 笑。

 

家族にもガールフレンドだとちゃんと紹介するとこは誠実。

自分だけにしてくれたことで愛を感じる。

 拒否すると、「嫌わないでくれ」といいながら愛は拒む。

どうしろって言うんじゃい!

勝手な男だけどとことん自分を求めてくるし、陰があって憎めないから厄介。

 

アナが彼を変える事ができるのか、という興味で惹き付けられた。

何故、この男そんなにも人を拒むのか、人を愛せないのか、単なる性的好みなのか

それとも根深い何かがあるのかと知りたくなる。

 

ぐったりした身体をお姫様だっこ(夢見る乙女の憧れ、壁ドンとこれ定番でしょ?)

 

そして、どうしても痛いのはイヤ、ムリ。と拒否してなかなか契約書にサインしなかったアナは

「僕を信じて。」と言われ

「やってみないとわからない。」と尻打ちを経験 笑

 

こんなことで興奮するのが、わたしを痛めつけて快感というのがわからない。

とやっぱり否定することになる。

 

いや~ここアナに共感だった。 笑

叩かれる行為とか、痛めつける行為で感じる人もいても

わたし的には惨めに思えちゃうし、愛してるのに痛めつけないで優しくしてよ。と思うタイプ。

だからまったくS男が強要してくる行為には理解も同意も出来ません 笑

 

そして追いかけて来た彼を拒否したまま、お互いの名前を読んでフェイドアウト。

 

 

んー、この、追わせて追わせて求めて 求められてあっさり拒絶。

ハイ、終了!

この絶妙さがいい

このラストが個人的に好みでした~

引き際肝心 笑

確実にこれ続くでしょと思ったら原作が三部作だし

続編もサム・テイラー監督で既にもう契約済みとのこと。

 

選曲もカッコイイし、全体的にクールで大人な雰囲気。サントラ良さそう。

こういうのは、俳優が苦手だとムリだけど、キャストも気に入ったし

うん、また観ますとも。楽しみ~

(原作は読まない)

 映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』本編映像

お互い相手いるけど、こんな役演じたらほんとに恋しちゃうだろうね。

 

 

公式サイト

 FIFTY SHADES OF GREY            2015年    アメリカ    

 日米同時公開で、2月13日より公開中~

 

 

こんなモチーフブレスレットも海外では販売中。75ドルくらいで約9千円。

可愛い~(いらないけど)

何誌類かあるみたいだけどこれが本物かな?映画に出てくるアイテム満載のチャームが可愛い。

 

 

ロンドンプレミアにて

左監督、右原作者。あらヒゲ生やしちゃったのね せっかくの美形が。

 

「ノーウェアボーイ」主演起用でgetした夫がまず若くてイケメンだし 親子に見える

今回はテイラーくん、出る幕なかったけど次回はちょい役でも出すかな?