ジョニー・デップがFBIの最重要指名手配犯となった実在する伝説のギャング、
ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じた実録犯罪ドラマ。
この人。
ケヴィンが出てるので早速鑑賞。
マフィアの話なにげに好きだし実在の犯罪者の話だし興味深い。
ボストンを舞台に、極悪非道なバルジャーとFBI捜査官の間で交わされた禁断の密約の実態と、
次第に狂気が暴走していくバルジャーが手を染めた恐るべき悪行の数々とは。
ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーとは?
あらゆる犯罪に手を染め、アメリカ史上最も冷酷残忍なギャングスター。
ウサマ・ビン・ラディンに次ぐFBI最重要指名手配犯として、200万ドル(約2億4000万円)もの懸賞金を掛けられた。
その、ジェームズ・バルジャーに、ジョニーさん。
ハゲヅラがわざとらしい。目も、薄いブルーのコンタクトで目周りも大きくフツウじゃない感じ。
笑うと不気味。(ちがった意味で)
FBIでジェームズの級友、ジョン・コノリーにジョエル・エドガートン。
ジェームズの弟で政治家、ビリー・バルジャーにベネディクト・カンバーバッチ。
そもそもジョニーさんとバッチさんが似ても似つかないんですけど。なんでこのキャスト?
スティーブン・フレミに、「オキュラス 怨霊鏡」「アルゴ」のロリー・コクレイン。
ケヴィンはFBIのボス。「ザ・フォロウィング」でもFBIは板につきました★
もうちょっと活躍するかと。
FBI ジョン・モリスにデヴィッド・ハーバー。
ジェームズの妻に、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソン。
キュート。
ほか、ちょこっと出演で
ピーター・サーズガード (あいかわらず巧い!)ちょっとで残念。
ジュノー・テンプル。
あいかわらずこんな感じの娼婦役。
アダム・スコット。コメディ専門アダムさん、シリアス珍しい。
マット・デイモン ジェシー・プレモンス。
最初マット・デイモン変装してるのかと思った
監督は「クレイジー・ハート」「ファーナス 訣別の朝」のスコット・クーパー。
監督もなかなか渋イケメン。
1975年、サウスボストン。アイリッシュ系ギャングのボス、ジェームズ・バルジャーは、イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。一方、弟のビリーは州の有力政治家として活躍していた。そこにバルジャーの幼なじみジョン・コノリーがFBI捜査官となって戻ってきた。折しもFBIはイタリア系マフィアの掃討を目標に掲げており、功名心にはやるコノリーは、バルジャーにある提案を持ちかける。それは、バルジャーがFBIの情報屋となり敵の情報を流す代わりに、FBIは彼の犯罪を見逃すという驚愕の密約だったのだが…。
6/10(67点)
FBI史上最悪の汚職事件
と言われても、これまでも多くの映画で警察やFBIの汚職については描かれているから驚かないし
街のチンピラから成り上がってFBIが狙う大物になったバルジャーがどんな人物だったのか、
その半生に興味があるわけではないけど、
やはりこの豪華なキャストの組み合わせでこられるとそこを楽しむことが出来る。
幼なじみであった友がFBIになり、弟が政治家になったことで
あらゆる凶悪犯罪に手を染め悪の頂点にたった犯罪王バルジャー。
可愛い息子や最愛の母親をちゃんと愛することの出来る普通の男だけど、裏切りや密告する仲間には容赦なし。
映画の脚本そのものが面白くて引込まれるというより
仲間よの食事中の何げない会話でのシーンや、
具合が悪いと言い訳し食事の席に顔を出さないコノリーの妻の部屋を訪れるシーンに
彼の本気の怖さを感じ、面白い。
しかし、自分の事を密告した相手がすぐ消えて(殺す)しまうんだから犯人は誰かすぐバレるというもの。
そんなことやってても16年も逃げ続けたんだからやっぱり持つべき者はFBIの友(違)
ケヴィンファンとしては、もうちょっと出て欲しかったけど
久々にスクリーンで観れたのは嬉しい限り。
久々にジョニーの凄みある役どころも見どころのひとつなので、ファンはもちろんお見逃しなく!
映画『ブラック・スキャンダル』予告編
BLACK MASS 2015年 アメリカ 123min
1月30日より、公開中~
ヴェネチア映画祭にて。
トロント映画祭にて。
監督が一番イケメンなんじゃないの? 笑
地でもうマフィア風
アンバーハード、マフィアの女。
バッチさん。
メガネ姿もイケてるケヴィン(贔屓目ごめん)
ピーターサースガード
共演シーンはないけど
何だこの組み合わせ