携帯からの謎の電波により、凶暴化していく人間
タイトルは「セル」。ジェニファー・ロペスの「ザ・セル」ではありません。
こちらスティーヴン・キング原作ホラーの映画化。
キャストは同じくキング原作の映画化で、日本でも2008年に公開した(もうそんなに経つか)「1408号室」同様
ジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソン共演
今度は小説家ではなくコミックの作家、クレイにジョン・キューザック。
嫁とは離れてから1年。離れた息子は愛してる。
こんな格好してるけどハンターではない、電車の運転手トムにサミュエル爺。
そして、ホラー好きじゃない人にも大人気、「エスター」で強烈な印象を残した
イザベル・ファーマンは、母親を殺してしまったアリス。
少し大人びたけど変わってない。実は結構かわいいんだよね。
ダークにしたシアーシャ・ローナンて感じ。
しかし大御所二人と対等に共演なんてすごい(出世したね)
当初はイーライ・ロスが監督予定だったはずが、制作側と話がこじれて降板。
「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズに代わった。
脚本にはスティーヴン・キングとアラン・アレッカ。
原作者であるキング自身が脚本をするとヒットしないというけど本作はさて、、、?
携帯電話で謎の電波に感染した人々が次々と凶暴化していくパニック状態の世界で、果たして息子と生きて再会できるか
4/10(43点)
観てる時は退屈じゃなかったし特に空港で携帯使っていた人が次々におかしくなりパニックになる冒頭は
気持ち悪いし見応えあったし、何が起こったかという興味で引き込まれたけど、途中からそれが失速。
校長と男の子に会い謎がわかってくる。
走る元気なゾンビのようになった人間たちは、パルス(音の信号)で操られて夜にはおとなしくなる、
だんだんと中身が寝てる間にアップデートされて、どんどん進化するから
人間を襲うだけじゃなくて誘い込む事も出来るようになる。
危ないシーンでもうまいこと乗り切っていきながら
最終的にクレイは息子に会いたいがため、自宅へと向かう。
画的に面白いって感じのところがあったから、原作だとどう表現してるんだろうと気にはなったな。
最近のキングの本て読んでないからわからないけど、原作これ面白いのかなー
ニット帽被ってる男って個人的に好き好きなんだけど
ジョンキューだとなんか、強盗みたいだな(ごめん)
しつこいけどこの人ただの運転手。
赤いフードの男(一時は女としても現れてる)が結局なんで出てきたのか、
クレイが書いてたコミックのキャラが何で具現化してるのか、同じそのキャラが全員の夢に出てくるのか
はっきりさせてないからなんだか腑に落ちないし
お前結局何者
パルスの発信源のような感じになってたけど。
まぁ、説明ないまま終わる映画も多いけど
投げっぱなしのストーリーで結局はクレイも謎の音に誘われて携帯人間(携帯によって操られた人間)たちと合流。
息子の幻影か、本物と会って、木に印をつけてくれと頼んだとおりの目印を横にひたすらゾンビ化して歩いていくエンド。
想像つくしラストがつまらなすぎる。
赤いフードの男は最後まで出てきたけど何をしたかったんだ。
世界征服しに来た宇宙人とか?
とも取れるSFチックな、ゾンビ風味でもあるホラーでした〜。
最初よくても着地がイマイチだとやっぱりパッとしないね。
ボストンの空港で別居中の妻子に電話をかけるコミック作家のクレイだったが、途中で電池切れになってしまう。しばらくすると、携帯電話で話していた人々が一斉に凶暴化する。一瞬にしてパニック状態となった空港から地下鉄に逃げ込んだクレイは、車掌のトムと自宅アパートの階上に住む少女アリスと協力しあいながら、妻子のいるニューハンプシャーを目指すのだった。
CELL アメリカ 2016年 98min
2月17日より、公開中〜
こんな楽しそうなシーンはなし。
中央は校長役のステイシー・キーチ