我想一個人映画美的blog

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来る

2018-12-08 01:05:10 | 劇場&試写★5

 

澤村伊智による第22回日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」を

「下妻物語」嫌われ松子の一生告白」「渇き。」などの中島哲也監督が映画化。

 

中島哲也監督作は色々観てるけど、観てるんだけど、観てはるんやけど、、、うーん。

今回ホラーだったので楽しみにしてたので初日鑑賞

 

 

謎の怪異に取り憑かれた一組の家族。

その正体を突き止めるべく協力をはじめるオカルトライターと民俗学者と霊媒師とその妹。

 

主演と言われる岡田准一が登場するのは1/3過ぎたころ。

むさ苦しい汚れた感じがなかなか。

はじめずっと妻夫木聡が出ているのでチャプターに分けてるのかなと思ったほど。

イクメンパパっぷりをアピールする、見ていてイライラする男。育児日記をブログで書いている。

自分の身が危なくなってるのに人ごとみたいな感じが違和感でこの人に入っていけなかったけど

シリアス過ぎないキャラということでいいのか??

 

育児にも夫にも仕事にも疲れ果てた妻に黒木華。

この人またまた良き演技でした(一番よかった)

 

イメージ全く違う小松菜奈はキャバ嬢で霊媒師の妹。自身も中途半端に祈祷前の診断など霊感働かす。

 

本人本気モードだけど笑っちゃう霊媒師、松たか子

目の下の傷がわざとらしい。笑

 

5/10

 

 

ドラマ「世にも奇妙な物語」の1篇を中島監督が撮った長編版!て感じ。

豪華キャストではあるし、中島監督らしい演出も感じるのだけど

怖いとされるその正体不明の「あれ」の怖さが全く伝わらない。

神隠しみたいに子供が消える、という都市伝説みたいなのはよく聞くけど

なんで彼が小さい頃から狙われたのか、ただの子供(嘘つきだからとか言ってるけど)が

得体の知れないものに呪われて命を奪われるという恐怖だけで、

理由もないまま話が進み、会社の後輩がなんの関係もないのにいきなり変死したり。

狙われた本人も最終的には残虐な死を迎えてしまうけど

自分の妹がその一件に関わってしまったことで、松たか子演じる日本屈指の多忙な霊媒師が、この一件のために退治しにやってくる。

壮絶な祈祷シーンは、國村隼さん主演の去年公開、韓国のオカルトホラー「哭声コクソン」を思い出した。

数々の霊媒師仲間が集まって戦いをするシーンでは、撮影大変だったろうな〜なんて思えたり 笑

ストーリーは、幼児虐待とか、夫婦間の子育てなどの社会的問題も提起しながら一つのホラーとして描いたという印象。

 

日本のホラーだと、直接的に霊などを出したり、特殊メイクを施した女優が現れたりすることで怖がらせたりもあるけど、

正体はほとんど最後まで出さずに霊媒師との戦いを見せられても

なんかパッとしないしあのあっさりとしたエンディングは だからどうしたの

なんだったのとしか言えないな〜。

そして松たか子のキャラが現実味なさすぎる 漫画っぽい 笑。

 

子供は怖い、というシーンがちらっとあったけど

色々な意味での無知な子供の残虐さなんかは描かれたものがホラーには多いけど、

実際子供の頃に、虫を手でバラバラにして遊んでる子が近所にいて見たことがある。

そのインパクト、今でも忘れられないのだけどほんとうに子供は可愛いけど、怖い。

 

 

 子煩悩な田原秀樹は身の回りで起きている怪異な出来事に不安を抱き、妻の香奈と幼い一人娘・知紗を守るため、友人の民俗学者・津田に相談し、藁にもすがる思いでオカルトライター・野崎のもとを訪ねる。さっそく野崎は日本最強の霊媒師・琴子を姉に持つキャバ嬢・真琴とともに調査を開始する。しかし、その“何か”はとうてい真琴の手に負える相手ではなかった。

 

 

 公式サイト

来る       2018年    日本     134min

12月7日より、公開中〜