飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

京都・滋賀(その5)

2022-05-26 00:00:01 | 2022年5月 京都・滋賀

京都には何回か観光に訪れましたが、未だ本願寺は訪れた事が
ありませんでしたの今回は東・西の両本願寺に寄ってみました。

本願寺は親鸞聖人を開祖とする浄土真宗(一向宗)の総本山で、
かっては石山(現大阪城)の地にあり石山本願寺と呼ばれ、
天下統一を狙う織田信長の前に最強・最大の敵として立ちはだかり
ました。

数千丁にも及ぶ鉄砲で武装した織田軍に対し、
紀州の鈴木孫一率いる雑賀衆がそれを上回る鉄砲で応戦、
織田軍は、信長自信も銃弾をうけ重症を負うという、大敗を喫しました。

力攻めの非を悟った信長は、兵糧攻めに転換する同時に、京都の朝廷に
和睦の斡旋を依頼。

本願寺が石山から京都に移ることを条件に和睦が成立しました。

時代は移り家康の天下になると、
本願寺の実力に恐れを抱いた家康の画策により、
本願寺は東と西に分離され、現在に至っております。

 

まず最初に東本願寺です。
画面に入りきれない程の巨大な御影堂門に圧倒されました。

 

 

 

 

門の奥に御影堂が見えます。

 

 

つづいて西本願寺です。

 

 

阿弥陀堂です。

 

 

 

 

京都旅行の最終日は琵琶湖方面を周遊して帰ろうと、
10時に京都を出たのですが、山科で大渋滞に巻き込まれました。
やっと山科の大渋滞を抜けると今度は国道161号線が大渋滞!

最初の目的地、満月堂「浮御堂」に着いたのは午後の2時。
何と京都から4時間もかかってしまいました。

 

 

 

 

浮御堂を後に琵琶湖大橋を渡り近江八幡に着いたのは午後の4時半。
この日は大渋滞のため昼食が取れず、ここ近江八幡で食事をと思っ
たのですが、全ての店が午後3時で閉店になっていてガッカリでした。

 

 

ガイドブックでお馴染みの風景?

 

 

 

 

 

 

 

結局この日は帰りの名神高速のパーキングエリアで昼食兼夕食となりました。
いや~今回の京都・滋賀の旅では最終日の大渋滞で酷い目にあいました。
次回から京都は新幹線+自転車にします~。

5回に渡る京都・滋賀の旅も今回で終了です。
ご訪問
ありがとうございました。

 


京都・滋賀(その4)

2022-05-23 00:00:01 | 2022年5月 京都・滋賀

春薔薇で中断した「京都・滋賀」の旅を再びアップ
いたします。

早寝早起きの飲兵衛、朝の6時に目が開きましたので、
朝の散歩に宿の近くの知恩院を散策してみました。

朝の6時半、
昼間は観光客が一杯の古門前通りも、しんと静まり返り、
人っ子一人として見当たりませんでした。
この道を真っ直ぐ行った突き当りが知恩院の黒門になります。

 

 

黒門坂を上ります。

 

 

 

 

黒門です。

 

 

黒門を抜けて進むと国宝「御影堂」が見てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

池の向こうには納骨堂が見えました。

 

 

知恩院を後にして、隣の青蓮院門跡にも寄ってみました。
こちらは有料なんですね。
未だ
閉っていて中には入れませんでした。

 

 

 

 

 

ところでブログ「飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ」の画像ファイルが
やっと1GBを超えました。
4年半で1GBですから3GBを使い切るにはかなり先になりそうです。

容量を気にせずヘボ写真をドンドン貼り付けますので、ご訪問宜しく
お願い致します~。

 

 

 


京都・滋賀(その3)

2022-05-16 00:00:01 | 2022年5月 京都・滋賀

前回に続き京都観光より、
河合神社を後に下鴨神社境内を本殿へと向かいました。

下鴨神社は正式には賀茂御祖神社(カモミオヤジンジャ)と呼ばれ、
西殿に賀茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)、
東殿に玉依媛命(タマヨリヒメノミコト)が祀られています。

賀茂建角身命は、古代の京都をひらかれた神さまです。

ある日、鴨川で禊をしている玉依媛命を見初めた賀茂建角身命は、
丹塗の矢に変身して玉依媛命の元へ流れ行きました。
玉依媛命が矢を拾われて、床に置かれたところ、
その矢は美しい男神になられ、お二人の神様は結婚されたとの神話
が伝えられて
います。
神様もなかなかやるものですね~。

 

余談になりますが、
日本神話には天津神(あまつかみ)=天孫族と国津神(くにつかみ)の
2系統の神々が登場します。

天津神は朝鮮半島から九州を経由して近畿大和の地へ侵攻、大和王朝を
建てた扶余族の神々です。
一方、国津神は扶余族が侵攻する前に倭国に定住していた倭人の神々に
なります。

国津神を代表する美人の女神と言とえば、いわずと知れた「玉依姫命」ですね。
一方、天津神を代表する美人の女神は「天宇受売命」(アメノウズメノミコト)
でしょうか。
天孫族が九州へ渡海(天下り)するにあたり、当時北九州で最有力だった国津神の猿田彦命
(サルタヒコ
ノミコト)を調略。
天孫族随一の美女・天宇受売命が裳裾を臍の下まで押し下げ、ホト(陰部)もあらわに
猿田彦命を誘惑したため、猿田彦命はもう大変!
下半身が天狗の鼻みたいになってたちまち恋の奴隷に、天孫族に寝返り倭国侵攻の先陣と
なりました。

ちなみに天宇受売命は天岩戸と天孫降臨の二つの場面に登場しますが、
猿田彦命を誘惑する話が本来の伝承で、
天岩戸でのストリップショーは後世の創作とするのが定説の様です。

 

話はもとに戻り、
下鴨神社の参道は新緑が溢れ、とても爽やかでした。

 

 

どんより曇った空なのがちょっと残念。

 

 

南口鳥居をくぐると、

 

 

国家「君が代」に歌われた「さざれ石」がありました。
苔は生(む)してませんね~。

 

 

楼門です。
新緑に映えて、とても鮮やかでした。

 

 

 

 

舞殿です。

 

 

中門です。

 

 

この奥に、
賀茂建角身命を祀った西殿と、玉依媛命を祀った東殿があるのですが、
残念ながら公開されていませんでした。

 

 

下鴨神社の次は安産の神様として有名な「岡崎神社」を訪ねました。
最近は「うさぎ神社」として、若い人達の人気スポットになって来た
様です。

ご祭神は速素盞鳴尊(スサノヲノミコト)、奇稲田姫命(クシイナダ
ヒメノミコト)です。
ご祭神二柱が三女五男八柱神ものたくさんの御子神をもうけられ、
子宝に恵まれたこと、
又この地が野うさぎの生息地で、うさぎが多産であることから、
安産の神様として深く信仰を集めてきました。

飲兵衛も女の子の孫が授かるようお祈りしました。

 

 

狛犬の横には兎の像が新設されました。

 

 

提燈にも兎の模様が描かれていました。

 

 

 


京都・滋賀(その2)

2022-05-12 00:00:01 | 2022年5月 京都・滋賀

前回に引き続き京都観光より、
御金神社の次に「いけばな」発祥の地として有名な六角堂・池坊を訪れました。

六角堂の正式名称は、紫雲山頂法寺です。
用明天皇2年(587)、四天王寺建立のための用材を求めてこの地を訪れた
聖徳太子が、霊夢によって六角形の御堂を建て、
自らの護持仏である如意輪観音像を安置したと伝えられています。

六角堂(本堂)の北側は、聖徳太子が沐浴した池の跡と伝えられるところで、
その池のほとりにあった僧侶の住坊が「池坊」と呼ばれるようになりました。
太子に仕えていた小野妹子が出家してここに入ったといわれています。

室町時代、六角堂の執行(しぎょう)として寺の実務を担っていた池坊は、
専慶・専応らがいけばな成立期において大きな活躍を見せ、華道家元の地位を
確立していきました。
執行は現在の住職にあたり、家元とともに代々池坊が務めています。

 

 

 

 

 

 

十六羅漢。

 

 

 

 

六角堂の次は美麗祈願で女性に大人気の河合神社を訪れました。

河合神社は下鴨神社の境内に設置された摂社(本社に付属し、その
祭神と縁故の深い神を祀った神社)で、ご祭神は玉依姫命です。

玉依姫命は玉の様に美しい事から、美麗の神として深く信仰されています。

 

 

 

 

 

 

河合神社では美麗の祈願として鏡絵馬が奉納されています。

手鏡の形をした絵馬(顔を表す模様が入った)に各自の普段使用
している化粧品でメイクをし、
裏に願意をご記入するもので絵馬に自身の綺麗な表情を描き、
絵馬に願いを託すことにより外見だけでなく内面も磨いて美しく
なると言う絵馬です。

 

 

 

 

 

 

 


京都・滋賀(その1)

2022-05-09 00:00:01 | 2022年5月 京都・滋賀

皆さん、今回の十連休は如何お過ごしでしたか?

飲兵衛は連休の前半は横浜の孫のところへ、
後半は京都を旅行し、帰路琵琶湖周辺を訪れました。

そこで今回より数回にわたって京都、最後に琵琶湖周辺をアップいたしますので、
ヘボ写真ですがご覧いただければ幸いです。

今回の京都旅行は、京都市東山区白川筋三条下ルの大正時代の町家を
改造した「白川庵」という貸し別荘に宿泊しました。

目の前を白川が流れ、すぐ隣に明智光秀公の首塚や知恩院など
京都の観光地のど真ん中で、京都情緒を思う存分味わう事ができました。

そこで一句

白川のせせらぎ枕に京の宿

こちらが「白川庵」。
前を流れるのは白川です。

 

 

 

 

鴨が泳いでいました。

 

 

 

 

室内でパチリ。

 

 


貸し別荘にはレンタサイクルが用意されていましたので、
自転車で京都市内を観光しました。
歩道や車道のみならず路地裏の小路にも自転車レーンがあり、
京都観光には自転車がとても便利なのを実感しました。

 

 

 

 

 

 

今回の京都旅行で最初に訪れたのが「御金(みかね)神社」です。
御蔡神は金山毘古命。
小さな神社ですが、京都随一の金運神社として近年とみに有名になり、
飲兵衛もご利益に預かろうと、いの一番にお参り
いたしました。