飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

傾城阿波の鳴門・順礼歌の段(雄踏歌舞伎)

2019-07-29 00:00:01 | 田舎歌舞伎

我が浜松は江戸時代より田舎歌舞伎の盛んな所で、今でも横尾歌舞伎や
雄踏歌舞伎が定期的に上演されています。
今日はその中から雄踏歌舞伎「傾城阿波の鳴門・順礼歌の段」をご紹介いたします。

十郎兵衛・お弓の夫婦は、徳島の玉木家の家宝国次の刀を探すため、
大阪の玉造に住み、今では盗賊の仲間に入っていました。
お弓が留守番をしているところに、順礼の少女がやってきます。

「おひねり」(投げ銭)が投げ込まれ場面を盛り上げます。

 

「巡礼にご報謝~」
戸口に聞こえた愛らしい声。

 

 

お弓が外へ出てみると見ると、巡礼装束を身にまとった可愛らしい少女が
戸口に立っています。

 

 

国許に残してきた自分の娘と同じ年頃なので、話を聞いてみると娘の名前は「おつる」、
両親を探して徳島からはるばる旅をしてきたという身の上を語ります。

 

 

 

「そうかい。それで、親の名は何というんだい」
「あい、とと様の名は十郎兵衛、かか様はお弓と申します」
間違いなく自分の娘であることがわかりました。

 

 

娘の「おつる」も「お弓」に母親の面影を感じ、はここにおいて欲しいと頼むのでした。

 

 

 

 

今すぐに抱きしめ母と名乗りたい思いを抑え、盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れて、
国へ帰るように諭します。
そしてこのままここにおいて欲しいと頼むおつるを、お弓は泣く泣く追い返します。

 

 

悲歎にくれるおつる。
どっと投げ込まれた「おひねり」が場面を更に盛り立てます。

 

 

やがておつるは哀しそうに順礼歌を口ずさみながら立ち去ります。

 

 

 

 

「ちちははの恵みも深き粉河寺~ 仏の誓いたのもしの身や~~」
おつるの歌う順礼歌が遠のくと、お弓はこらえきれずにおつるの後を追いかけるのでした。

 

 

 

 


第19回浜松がんこ祭り-その9

2019-07-25 00:00:01 | よさこい踊り

 

今年の3月9日~10日に行われました「浜松がんこ祭り」(よさこい踊り)より
「信衆」、「仏教大学よさこいサークル紫踊屋」(しょうや)、「覇瞳海」(はどうかい)、
「岐阜大学騒屋」(そうや)の4チームをご紹介いたします。

まず最初に長野県松本市より参加の「信衆」の踊り子さんです。
がんこ祭り出場3回目、平均年齢26歳の20名の踊り子さんで構成された
チームです。
テーマは「冬のアルプスを越えて春を呼ぶ山風」です。

 

 

 

 

 

 

続いて京都市より参加、がんこ祭り出場14回目、平均年齢20歳の学生99名で
構成された「仏教大学よさこいサークル紫踊屋」(しょうや)の皆さんです。
沢山の人々に笑顔と元気をモットーに日々活動しています。

 

 

 

 

 

 

続いて「覇瞳海」(はどうかい)さんです。
がんこ祭り出場5回目、東海、関東、九州の、中学生から社会人まで
平均年齢27歳の踊り子さん22名で構成されたチームです。

 

 

 

 

 

 

最後に岐阜市より参加の岐阜大学騒屋(そうや)の踊り子さんです。
がんこ祭り出場6回目、平均年齢20歳の学生89名で構成されたよさこいチーム
です。
今回のがんこ祭りで振り収めとなる「灯火彩」を艶やかに披露しました。

 

 

 

 

3年生は3月に行われる今回の「浜松がんこ祭り」を最後に現役を引退。
最後の1年は裏方に回り後輩の指導にあたります。
最後の演舞を終えたあとの表情が清清しいですね。

4月からは新入生が加わり新メンバーの活動が始まります。

 

 


中正記念堂衛兵交代式

2019-07-22 00:00:01 | 2017年8月 台湾

 

以前はよく沖縄を旅行しましたが、ここ3年は沖縄に代わり台湾旅行が増えました。
今年と昨年の台湾旅行は当ブログにアップしていますので、一昨年(2017年)の
台湾旅行の中から思い出に残る場面をアップしてまいります。

まずはは台湾の初代総統である蒋介石の顕彰施設「中正記念堂」の衛兵交代式を
ご紹介いたします。

こちらが中正記念堂です。

 

 

 

 

こちらの中正(蒋介石)坐像の前で交代式が行われます。

 

 

衛兵の制服は緑色が陸軍、青色は空軍、白は海軍(冬は黒)です。
飲兵衛が見学したときは青色の空軍が衛兵を務めていました。
衛兵は、選ばれた優秀な者だけが就くことができる名誉ある職務とされています。

指揮をとる衛兵1名、これから護衛に就く衛兵2名、合計3名の衛兵が行進しながら
ホールに入ってきます。

 

 

3名が蒋介石橡の前まで進むと、今まで護衛についていた2名の衛兵も1時間の任務
を終えて合流。5名で交代の儀式が始まります。

衛兵たちが手に持っているのは本物の銃で、重さは約6㎏もあります。
衛兵の入場から終わりまで、約10分。
厳しい訓練を受け、一糸乱れぬ動きの衛兵交代式は厳粛で、その迫力に圧倒されました。

 

 

 

 

 

 

左右の2名はこれから1時間の中正像の護衛任務に向かいます。

 

 

交代を終えた2名の衛兵が指揮官を伴い退場します。

 

 

新しい衛兵がこれから1時間、次の交代式まで直立不動で護衛の任務にあたります。

 

 

 

飲兵衛、お姉さんを撮るのは大好きなのですが・・・
男を撮るのは多分これが最初で最後だと思います。

 

 

 


2017年度ミス浜松(抽染・浴衣・和装展にて)

2019-07-18 00:00:01 | ミス浜松

 

今年(2019年)と昨年(2018年)のミス浜松のお嬢さん達は当ブログ
でご紹介いたしましたが、
一昨年(2017年)のミス浜松のお嬢さん達は旧ブログのためにもう見る事
ができません。

皆さんとても素敵なお嬢さん達ですので、改めてこちらににアップする
ことにいたしました。

画面左が坪井さん、右がグランプリの辻さんです。

 

 

 

 

ちょっと女優の波瑠さんに似た感じの辻さんです。
でも女房殿は似てないって、そう思うのは私だけかも?

 

 

 

 

 

 

鮮やかな花柄が良く似合う坪井さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に可憐な感じ、石野さんです。

 

 

 

 

 

 

 


2019年度ミス浜松(注染・浴衣・和装展にて)

2019-07-15 00:00:01 | ミス浜松

皆さんは浜松というと楽器とかオートバイとかうなぎを思い浮かべる様ですが、
実は秋田、京都、博多に並んで美人の多いところでもあります。

そこで今日は7月6日(土)~7日(日)と浜松駅前ソラモで開催された注染・浴衣・和装展」
より2019年度ミス浜松の3名のお嬢さん達をご紹介いたします。

まずは初日、画面左側が広中さん、右側がグランプリの中谷さんです。
ミス浜松のお嬢さん達「いずれ菖蒲か杜若」と素敵な方揃いでしたが、
今回はその中からグランプリの中谷さん中心にアップしてまいります。





更にアップで。



手元が寂しいので軽く団扇を添えてもらいました。



横顔も可愛いですね。



パッチリと素敵な目元。
♪君の瞳は1万ボルト 地上に降りた最後の天使
アリスの「君の瞳は1万ボルト」を思い出しました。



二日目の日曜日はは黒地の浴衣で登場です。
昨日の白地の浴衣も素敵でしたがこちらの浴衣もよく似合っていました。

画面左が石野さん、右が中谷さんです。








 

 


沖縄美ら海水族館

2019-07-11 00:00:01 | その他

 

前回に引き続き旧ブログより、
北海道の旭山動物園の次は南の沖縄より「美ら(ちゅら)海水族館」をアップいたします。

まず最初にタマカイ&イロブダイです。
画面上がタマカイ、下がイロブダイです。

 

 

タマカイは世界最大のハタで体長3メートル弱、400キロの記録があります。
国内では沖縄で水揚げがあり、養殖されていて、ちり鍋、塩焼き、唐揚げ、
刺身などの食用になっています。

 

 

色ブダイの成長した雄です。
色ブダイは成長の過程や雄・雌で体色が著しく変化します。
刺身、まーす煮(塩煮)、唐揚げ、味噌汁などで食されます。

 

 

メガネモチノウオはインド洋や太平洋などの熱帯域に分布しているベラの仲間で、
眼を通る黒色の縦線が走っていて眼鏡をかけているように見えます。
雄では眼の上が隆起していてコブ状になっている。
老成した雄のコブは更に突出し、この形がかつてのフランスの軍隊帽に似ていることから、
ナポレオンフィッシュなどとも呼ばれています。
近年その数が減少し絶滅危惧種(EN)として指定されています。

 

 

モヨウフグは沿岸のサンゴ賞などに生息する大型のフグです。
皮や卵巣、肝臓などには強い毒があります。

 

 

 

 

ツノダシはインド洋や西・中部太平洋などに分布する海水魚で、サンゴ礁や
岩礁域などに生息しています。
綺麗な体色と体つきから観賞用に利用されています。

 

 

ツノダシの周りにいるのがヒメフエダイ(姫笛鯛)です。
ヒメフエダイは岩礁域、サンゴ礁域などに生息し、沖縄県では味のいい魚として認知度が高く、
魚汁、まーす煮、刺身など広く使われている高級魚です。

 

 

この変わった顔つきの魚はヒメテングハギです。
成魚の額の角状突起はこの仲間で最も長くなります。
新鮮なうちは美味なのですが、少し古くなると独特な臭みが感じられるそうです。
ちなみに飲兵衛は刺身で食べましたが美味しかったですよ。

 

 

こちらはコンゴウフグです。
沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に生息します。
幼魚は愛らしく観賞魚とされるが皮膚から粘液毒を出し、他の魚を殺すことが
あります。

 

 

ユーモラスな顔のアカエイ(マダラエイ?)です。
煮付けや刺身など非常に美味ですが鮮度が落ちるとアンモニア臭がします。
アカエイは、その特徴的な鞭のような尾に毒腺をもつ棘があります。
アカエイは海底の砂に潜ってじっとしていることが多い魚です。
水中で遊んでいるときに、アカエイを踏んでしまい刺されてしまったという事故
も多く発生しています。

 

 

ちゅら海水族館で人気NO.1といえば勿論このジンベイザメです。
成長すると10~12mになる魚類の中の最大種です。
模様が夏着の甚平に似ていることからジンベエと名付けられたとされています。
大きな身体をしていますが、動物プランクトン等の小さい餌しか食べない大人しい
性質のサメで、ダイバーが近づいても逃げようとしません。

 

 

最後に琉装のとっても可愛いお嬢さん達をアップします。

 

 

 

 


旭山動物園(その2)

2019-07-08 00:00:01 | 動物園

前回に引き続き旭山動物園を紹介いたします。

レッサーパンダの施設は出窓側と通路を挟んで向かいにある木側とに分かれていて
その間は高さ3mの釣り橋で繋がっています。

まず最初に出窓側からアップします。

 

 

目が合いました。
いや~可愛いですね。
ちなみに我が家の長女がこんな顔してます。

 

 

レッサーパンダが頭上の吊橋を渡って向かいの木に移動しています。

 

 

この木には逆止めがありそれ以上は進めない様工夫されています。
昨年でしたかこの逆止めを超えて超えてレッサーパンダが逃げ出したそうです。
でも狭い檻に閉じ込めるよりもはるかにマシ、旭山動物園にはこれからも開放的で
楽しい動物の姿を見せ続けて欲しいと願ってやみません。

 

 

 

 

続いてユキヒョウ(雪豹)です。

 

 

このユキヒョウは下からまじかに見ることができます。
ご覧の通り手が届く距離で、この毛に触ったり引っ張ったりする不届き者がいる様で、
ここだけは監視の職員が見張っていました。

 

 

こちらはキタキツネです。
奥からヒョコヒョコとやって来ました。

 

 

 

 

金網に足をかけると、

 

 

ヒョイと木の上に飛び上がりました。
その身軽なこと!
飲兵衛びっくりしました。

 

 

 

 


旭山動物園(その1)

2019-07-04 00:00:01 | 動物園

前回に引き続き、旧ブログの中から何枚か思い出の写真をアップいたします。

飲兵衛の地元の浜松を始め、日本各地に動物園がありますが、
やはり旭山動物園(旭川市)は別格ですね。
随所に、動物たちを活き活きと楽しく見せる工夫がなされていて、
子供達だけでなく大人も楽しめる素晴らしい動物園です。

まずはアザラシ館より。
アザラシ館はアザラシのプールの真下にに造られていて、
プールに繋がった透明なチューブがアザラシ館の中を上下に走っています。

時々このチューブの中をアザラシが猛スピードで潜り抜けます。
そのたびに観客は大歓声!
地上ではのんびりアザラシも水中では実に俊足、機敏に動き回ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてこちらはお昼寝中のカバさん。
テレビを見ながらゴロ寝の女房殿にそっくりなので思わず笑っちゃいました。

 

 

猛獣館では透明な強化ガラスの窓越しにライオンを真近に見る
ことができます。
飲兵衛が覗くと、ライオンと目が合ってしまいました。

 

 

するとライオンはムックリと起き上がって、

 

 

 

 

 

 

飲兵衛の目の前に迫って来るではありませんか。
その距離1m未満!
怖い!
飲兵衛慌てて逃げ出しました。

 

 

 


京都の旅

2019-07-01 00:00:01 | 2015年9月 京都

現在のgooブログ「飲兵衛の酔写アルバム Part Ⅱ」を開設してまもなく2年になります。
それ以前の旧ブログはもう見る事ができませんので、
今回改めて旧ブログの中から思い出にに残る写真を何枚かこちらにアップしよう思います。

それでは四年前に訪れました京都より、
青蓮院門跡、清水寺、南禅寺水路閣、高台寺をアップいたします。

まずは天台宗「青蓮院門跡」です。
親鸞聖人が植えたと伝えられる門前の大楠木がひと際目を引きました。

 

 

 

 

朝の10時に訪れた時はまだ参拝客も少なめでしたが、
帰るときには縁側が参拝客で鈴なりになっていました。

 

 

次にアップするのが清水寺の夜景です。
手振れしないよう注意して、そっとシャッターを切りました。
後でExif(撮影情報)をみると、なんとシャッター速度が1/5秒。
我ながら良くカメラ振れさせずに撮ったものです。

 

 

 

 

 

 

続いて南禅寺・水路閣をアップいたします。

まずは歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と満開の
桜を愛でる場面で有名な南禅寺三門です。

 

 

三門をくぐり暫く境内を進むと、琵琶湖の水を京都引いた水路閣が見えてきました。
クラッシックな赤レンガのアーチがとてもフォトジェニックな雰囲気を醸し出して
いました。

 

 

 

 

 

 

最後は豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した高台寺です。

飲兵衛が訪れた9月のシルバーウイークは65歳以上は拝観料が無料でとてもラッキー
でした。