飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

ハナテラス&赤富士ワインセラー

2019-08-29 00:00:01 | 2019年8月 河口湖

旅行二日目、河口湖畔のハナテラスを訪れました。
河口湖畔の厳しい景観基準に沿うために、低層で店舗間にゆとりを持たせた
設計となっていて広々と爽やかな雰囲気を味わう事ができました。

 

 

 

 

 

 

甘いものはあまり得意ではないのですが、
こちらの店で桔梗信玄餅入りのアイスクリームを食べてみました。
食べ終わった後に写真の撮り忘れに気がつき、ちょっぴり残念!

 

 

天気が良ければ河口湖の向こうに富士山がくっきりと見えるのですが、
こればかりは本当に残念でした。

 

 

見ることのできなかった富士山に未練を残しつつも次の目的地・赤富士ワインセラーへ向かいました。

 

 

 

 

 

 

普段は安物のワインばかり飲んでいる飲兵衛ですが、ここは清水の舞台から飛び降りた気持で
大奮発、こちらの白ワインを購入しました。
芳醇な香りと味わいに加えてスッキリとした切れの良さ!
白身魚の刺身に合いそうです。

 

 

こちらが「食物アレルギーを抑える効果」があると言う当ワインセラーお勧めの赤ワインです。
飲兵衛も試飲してみたのですが、葡萄ジュースにアルコールを加えたような甘くてまったりとした
味わいで、残念ながら飲兵衛の口には全く合いませんでした。

 

 

 

 

 


鳴沢氷穴&富岳風穴

2019-08-26 00:00:01 | 2019年8月 河口湖

河口湖の旅行二日目です。
ホテルで食事の後は今回の旅行の一番の人気スポットの鳴沢氷穴と富岳風穴
を訪れました。

鳴沢氷穴へ行くにはある程度の渋滞は覚悟していたのですが、
なんと駐車場に車を留めるまでに2時間、入場券を購入してから氷穴に入る
までに1時間、計3時間をかけて実際の氷穴内の見学はたったの10分で終わり
ました。
夏休みに鳴沢氷穴へ出かけるのはやめましょう!
もう懲り懲りしました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ鳴沢氷穴にはいります。
ちなみに氷穴に入るにはヘルメットの着用が必要です。

 

 

 

 

天井が低いところは中腰横ばいのカニ歩きで進みます。
頭を天上にぶつけるのでヘルメット着用も納得です。

 

 

 

 

氷穴内には氷の貯蔵庫があります。
この貯蔵庫の氷は、江戸時代には将軍家に献上するための物品として、
昭和の中ごろまでは天然の冷蔵庫として使われていました。
現在は用途が無いため、毎年冬に四角い氷を作り当時を再現しています。

 余談ですが、安倍首相の別荘が当・鳴沢村にあります。

 

鳴沢氷穴に続いて富岳風穴へと向かいました。
こちらは渋滞は全く無く、すぐ駐車場に車を留めることができました。
また風穴にも待ち時間ゼロで入ることができ、もう鳴沢氷穴の渋滞・混雑とは雲泥の差。
氷の貯蔵庫こそありませんが、飲兵衛としてはこちらの富岳風穴をお勧めいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

鳴沢氷穴の時もそうでしたが、洞窟からでるとどっとばかりに暑さが
押し寄せてきて、この温度差は老体にはけっこうこたえました。

 

 

 


忍野八海

2019-08-22 00:00:01 | 2019年8月 河口湖

 河口湖の旅行二日目です。
ホテルの朝食の前に、富士山の澄んだ雪解け水が湧く「忍野八海」を
訪ねてみました。

まず最初に訪れたのが湧水量が八海の中でもっとも多く、
「忍野八海」を代表する「湧池」です。
朝の6時半なのにもうちらほらと観光客の姿が、皆さん考える事は
同じなんですね。

 

 


「湧池」を北に進むと大人気の「中池」が見えてきました。
実はこの池は「忍野八海」とは無関係の人工池なのですが、大きくて
綺麗な湧水池で、むしろ「忍野八海」より評判が良いようです。

 

 

「中池」から更に北に向かうと「鏡池」に着きます。
晴天の日にはこの池に富士山が映り、まるで鏡のようなので「鏡池」と
呼ばれる様になったそうです。
あいにく当日は曇りで「鏡池」に映る「逆さ富士」は見ることができず、
湧水も少なく何の変哲も無いただの池という感じでした。

 

 


「鏡池」を過ぎて右に曲がると「菖蒲池」です。
こちらの池も湧水が少なく、菖蒲が密生しただけの普通の池でした。

 

 

「鏡池」「菖蒲池」を更に北に向かい忍野浅間神社にお参りをしました。

 

 

 

 

 

 

忍野浅間神社にお参りを済ませた後は再び「湧池」に戻り、
その西隣の「濁池」から西へと進んでみました。
こちらの「濁池」には「中池」の湧水が流れ込んでいて、そこから清流沿いの
散歩は、早朝ということもあり、とても爽やかでした。

 

 

 

 

 

 

こちらは「銚子池」です。
今では湧水もほとんど無く、まるでボウフラでも湧いていそうな汚く濁った池でがっかりしました。

 

 

再び清流に沿って西へ進むと「お釜池」に着きます。
小さな池ですが湧水は豊富で池の底の湧水穴がクッキリと見えました。

 

 

最後に「出口池」です。
この池は「湧池」などとはかなり離れた所にあるため、駐車場まで戻り
そこから車で向かいました。
「忍野八海」の中では最も大きな池なのですが、他の池から離れているため
観光客は全く見当らず、しんと静まり返っていました。

 

今回は「底抜池」には行きませんでした。
その池は「榛の木林資料館」の中にあり(入館料大人300円)、資料館の開くのが
9時のため、残念ながら見ることができません。

ところで「忍野八海」は中国の観光客に大人気で、日中になるとツアーの団体客が
怒涛の如く押し寄せて来ます。
喧騒を嫌う方は早朝に訪れる事をお勧めいたします。

 


白糸の滝

2019-08-19 00:00:01 | 2019年8月 河口湖

皆さん夏休みは如何お過ごしでしたでしょうか?
飲兵衛は12日(月)~13日(火)と河口湖周辺を旅行しました。
まず最初に訪れたのが天下の名瀑としてその名を轟かす白糸ノ滝です。

白糸ノ滝は、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と
下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出しています。
高さ20m・幅150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちています。
その姿は白糸の名にふさわしく、幾筋もの絹糸をさらしているようです。

 

 

右下の川に入っている人たちをアップで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝に近づいてパチリ。

 

 

 

 

続いて河口湖湖畔より、雲の切れ間から顔を出した富士山(裏富士)です。
普段見慣れている、静岡県側から見た、富士山とは趣が異なっていました。
残念ながら台風10号が接近中で、富士山を見ることはできたのはこの時だけでした。

 

 

 

 

 

 


手筒花火奉納(浜名惣社神明宮)

2019-08-08 00:31:40 | 手筒花火奉納

今回は3年前の2016年8月6日(土曜日)に浜松市西区三ケ日町の浜名惣社神明宮境内で
町内の六地域の青年団により行われました手筒花火奉納をご紹介いたします。

それでは手筒花火よりアップいたします。
火の粉がパラパラと舞いかかるほど真近での撮影で、すごい迫力でした。

 

 

手筒花火は最後にドンと下に抜けます。
なんとかその一瞬を捉えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて仕掛け花火です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




絵本太功記・尼ケ崎閑居の場(横尾歌舞伎)

2019-08-05 00:00:01 | 田舎歌舞伎

今回は浜松市引佐町の横尾歌舞伎より「絵本太功記・尼ケ崎閑居の場」をご紹介いたします。

主君織田信長の執拗な辱しめに耐え続けた明智光秀だったが、
本能寺に陣を張る織田信長を夜襲して討ち取った。

光秀の母・皐月は息子の主殺しを良しとせず、尼ヶ崎の隠居所へ一人身を退いてしまった。
そこへ光秀の妻・操と息子の十次郎、その許嫁初菊が皐月の身を案じて訪ねてくる。
十次郎は皐月に出陣の許しを請う。
皐月は可愛い孫・十次郎に初菊との祝言の杯をさせて、十次郎を戦に送り出すことにする。
初菊は泣く泣く重い鎧を運び出陣の身支度を手伝う。

 

 

出陣を前にして祝言を挙げる十次郎と初菊。

 

 

 

 

 

 

 

出陣する十次郎を見送る初菊。



十次郎の身を思いやり涙にくれる初菊と操。



 

そこへ旅僧に身をやつした羽柴秀吉がやって来て一夜の宿を乞う。
皐月の勧めで旅僧が風呂に入る。



光秀が現われ、ひそかに隠居所をうかがう。
光秀が庭先から秀吉を狙って竹槍を突き入れる。
と、秀吉と思ったのは身替りになった母の皐月だった。






先ほど出陣した十次郎が瀕死の重傷を負って戻ってくる。
十次郎は負け戦の様子を語って絶命する。











母と息子の死を悲しむ光秀。するとその前に羽柴秀吉が旅僧から元の姿に戻って現れます。
合い対面した二人は戦場で雌雄を決することを約し幕となります

 

 

 


 


白波五人男(横尾歌舞伎、雄踏歌舞伎)

2019-08-01 00:50:32 | 田舎歌舞伎

浜松で行われている田舎歌舞伎で一番人気の演目といえばやはり「白波五人男」でしょうね。
江戸を逃げた五人男が稲瀬川に勢揃い、口上を述べて見得を切る「白波五人男・稲瀬川勢揃いの場」を
まず最初に横尾歌舞伎からアップいたします。

右から日本駄右衛門、弁天小僧菊之助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸と並びます。

それでは日本駄右衛門の口上から。

問われて名乗るもおこがましいが 産まれは遠州浜松在
十四のときから親に放れ 身の生業も白浪の
沖を越えたる夜働き 盗みはすれど非道はせず
人に情けを掛川から 金谷をかけて宿宿で
義賊と噂高札に 回る配布の盥越し
危ねえその身の境涯も 最早四十に人間の定めはわずか五十年
六十余州に隠れのねえ 賊徒の首領日本駄右衛門



さてその次は江ノ島の 岩本院の稚児上がり
平生着慣れし振袖から 髷も島田に由比ヶ浜
打ち込む浪にしっぽりと 女に化けた美人局
油断のならぬ小娘も 小袋坂に身の破れ
悪い浮名も龍の口 土の牢へも二度三度
だんだん越える鳥居数 八幡さまの氏子にて 
鎌倉無宿と肩書きも 島に育ってその名さえ
弁天小僧菊之助



弁天小僧菊之助の人気はすごいですね。
投げ込まれた「おひねり」の数も半端じゃありません。





こちらは雄踏歌舞伎です。
まず最初は日本駄右衛門。



弁天小僧菊之助



忠信利平


赤星十三郎



南郷力丸



最後は追手の役人と大立ち回りを演じて幕となります。