飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

台湾旅行(その8・玄光寺)

2019-01-31 00:00:01 | 2019年正月 台湾

日月潭・水社碼頭よりフェリーに乗り対岸の玄光碼頭に着きました。
この奥左手の石段を上って行くと玄奘法師(三藏法師)を祀った玄光寺になります。








玄光寺正面からは日月潭の素晴らしい景色が一望できました。















玄光寺は1955年に建てられ、西遊記でもお馴染みの玄奘法師の霊骨を祀っています。

玄奘法師は唐の太宗の時代、インドへ経典を探しに赴き、10年あまりかけて帰国しました。
その際650部の経文を持ち帰り、その内75部を弟子と翻訳し、1355巻を完成させました。
これらの経文は中国における仏教の発展に大きく貢献しました。

日中戦争中、日本軍は南京から玄奘法師の霊骨を運び出し、
埼玉県の慈恩寺に奉納していましたが、1955年(昭和30年)11月に霊骨は台湾へと奉納
(分骨)され、玄光寺の完成後は当寺に祀られています。

























玄奘法師のインドへの往路・帰路が描かれていました。














台湾旅行(その7・日月潭)

2019-01-28 00:00:01 | 2019年正月 台湾

台湾旅行二日目。
台中駅より少し北側にある南投客運の台中干城站(日月潭行バスの始発バス停)よりバスに乗り
約1時間半、終点の日月潭に到着しました。

こちらはバスの路線図です。






















日月潭は、台湾3大観光地の一つで、最大の淡水湖です。
水深23.5m、標高749mのところにある深緑色の湖の美しさは、
国内外から多くの人を魅了しています。
陽射しの具合で、翡翠色や紺碧に見えることもあります。

水社碼頭よりフェリーに乗り対岸の玄光碼頭へ向かいました。







































何となく見慣れた景色、飲兵衛の地元・浜名湖を思い出しました。





台湾旅行(その6・港町十三番地)

2019-01-24 00:00:01 | 2019年正月 台湾

夕食は柳川の近くの「港町十三番地」という日式(日本)料理の店に
しました。
台湾旅行は三回目になりますが日式料理店は今回が始めて、この店なら
メニューも日本語で書かれているのでは?との淡い期待も空しく、
メニューは全て中国語で書かれていました。
山勘で注文した品は、予想とは若干違ったものの、それほどひどくは
外れずにホっとしました。

台湾では日式料理は大人気で、店内は地元台中の人で一杯、日本からの
観光客は私達だけでした。









箸袋には「古日本風味料理」と書かれていました。








今回が初めて「老虎啤酒」(タイガービール)です。
おなじみの台湾ビールがすっきりとした喉越しなのに対し、かなりコクのある味わいで
飲兵衛の好みでした。
扱っている店が少ないのが残念です。








こちらは「各种各样的生鱼片」(刺身の盛り合わせ)。
この写真からはわかり難いかも知れませんが、刺身が日本の居酒屋の倍ぐらいの大きさで
なかなかのボリュームでした。
左側の黄色はボラの卵でしょうか?
始めて食べましたがまさに絶品でした。








こちらは「牛串」と「牛排」(ステーキ)です。
牛排は一口サイズに切り分けられていました。
右側に見えているのはチャーハンです。




台湾に来てまで日本料理と侮る無かれ、台湾風にアレンジされた独特の味付けは
なかなかの美味、グルメの飲兵衛も大満足でした。
こちらの店「港町十三番地」は値段も安くてお勧めです。台中訪問の折はぜひ寄ってみてください。





台湾旅行(その5・台中柳川のイルミネーション)

2019-01-21 00:00:01 | 2019年正月 台湾

台中市役所から民権路を北西に2ブロックほど行くと柳川です。
近年台中市内の河川は急ピッチ整備されてきました。
この柳川も綺麗に整備され、夜になるとイルミネーションが灯り台中市民や
観光客の憩いの場となっています。

ところでこのイルミネーションなのですがどうも日本と感じが違う。
いまいち透明感に欠けるのは何故だろうと考えましたが、どうやら気候の違い
が影響している様に思われます。

日本で見るクリスマスのイルミネーションは寒く澄み切った冬の夜で、月でさえ
青く澄んで見えますが、ここ台中は南国、冬でも気温も20℃以上で湿気も多く、
日本ほど空気が乾燥していないため透明感がいまいちなのではと思いました。

























































台湾旅行(その4・台中市役所)

2019-01-17 00:00:01 | 2019年正月 台湾

夕暮れの近づいた台中の街中を台中市役所に向かって散策して見ました。























「台中市役所」は1911年(明治44年)に台中庁公共埤圳連合会事務所として
建てられました。
1920年に現在の台中市、彰化県、南投県を合わせた台中州が成立すると、
台中市の行政官署「台中市役所」となり、代々日本人が市長を務めました。

その後2002年に、歴史的・建築的価値が評価され、歴史建造物として修復、
再利用が決定。総額6,100万台湾元(約2億円)かけて修復工事が行われました。

2016年2月27日、第二期工事が終了し、一般公開が開始されました。
こうして息を吹き返した貴重な文化財は『台中市役所文創園区』として、
アートと飲食が楽しめるスポットに変貌を遂げました。








台中市役所と道路を挟んで向かい側にある「台中州庁」も日本統治時代に
建設された官庁で、今も台中市政府の事務室として使われています。





















台湾旅行(その3・宮原眼科)

2019-01-14 00:00:01 | 2019年正月 台湾

「宮原眼科」は台湾台中市にある日出グループが経営するお菓子(土産物)屋さんです。
こちらの日出グループ、店舗は5つあるのですが、全て台中市のみ。
台北市にはないので、台中土産に最適です。
その5つの店舗の中でも一番の人気を誇るのがこちらの「宮原眼科」です。

宮原眼科は戦前は眼科として使われて、その後放置されていた建物を、大胆に
リメイクしたものです。
以前の建物の面影を残した外観とはうらはらに、まるでお伽の国の図書館に迷い込ん
でしまったかのような雰囲気の漂うお店でした。














入り口の床には蟻の絵が描かれています。
まるでお菓子の甘い香りに引き寄せられたみたいですね。







店内は大勢の観光客で賑わっていました。































天井には大き金魚の提灯が飾られています。







台湾旅行(その2・台中駅旧駅舎)

2019-01-10 00:00:01 | 2019年正月 台湾

台湾桃園国際空港へ降り立った後は台中へと向かいました。
今まで台湾では高速バスに乗ったことが無かったので今回は高速バスで台中へ
向かうことにしました。
バスの乗車券売り場で中国語で「Taichung」と何回も言ったのですが通じない、
諦めて日本語で「タイチュウ」と言ったら即通じました
もうがっかりです・・・・

台中駅旧駅舎は、日本統治時代の1917年に建設された赤レンガの歴史的建造物です。
2016年10月に台中駅付近が高架化されて台中駅に新駅舎が誕生し、旧駅舎の駅とし
ての機能は終了しましたが、情緒ある建物は残され、出入口も1カ所をそのまま使用し、
新駅舎とも接続できるなど駅の付帯施設として利用されています。























旧駅舎の横に新設された新駅舎です。








大きなトンボのオブジェが印象的でした。








すこし遅めの昼食を台中駅ののすぐ近くにある台中肉員で取りました。
この店はは1933年創業の老舗。
肉員とは、サツマイモ粉や片栗粉で作られた皮に、豚肉やしいたけ等
で作った餡を包んだものを、蒸したものです。
少し甘めのタレとパクチーがかかっていて、モチモチ感たっぷりの生地
によく絡んで、とても美味しい一品です。

魚丸湯(魚のつみれ汁)と冬粉湯(春雨スープ)も注文しました。













台湾旅行(その1)

2019-01-07 00:00:01 | 2019年正月 台湾
新年明けましておめでとうございます。
皆様は年末年始はいかがお過ごしでしたか?

飲兵衛は12月31日より1月3日までの4日間を台湾で過ごしました。

台湾旅行は今回で三回目となりました。
一回目は台北、二回目は台南・高雄、そして三回目の今回は台中を中心に周りました。
台北と異なったレトロな感じがこれまた魅力的で、台湾は本当に良い所ですね。
行けば行くほど好きになります。

それではまず中部国際空港(セントレア)より、写真をアップします。















飲兵衛の乗ったJAL821便がセントレアを飛び立ちました。





























セントレアを飛び立って約3時間半、台湾桃園国際空港が近づいてきました。
台北は雨です。








小雨に煙る台湾桃園国際空港に着陸です。