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原理  愛 ・公平・自由
原則 人権・平等・平和
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河野談話の否定。高市女史が血迷う自民党執行部

2014年08月24日 | 政治
 朝日新聞の慰安婦強制連行記事の訂正、吉田証言の否定であたかも
軍慰安所従業婦、略称 慰安婦問題は無くなった。
 「国と国民の名誉を将来にわたって傷つける誤った情報が海外に発信
されているので、それを打ち消していく」
 「新しく調査によって判明した新たな談話を発出してもらいたい」


 今年の春、2次安倍内閣、菅義偉官房長官が
「河野談話の見直しはせず、これを継承するという政府の立場は変わらない」
となっても、河野談話は誤りである! 

 戦前の過ちを認めることは日本国民とって違和感はありません。
象徴天皇から君主に憲法改変を目指す自民党執行部は
 大日本帝国の名誉が傷つけられている。として耐えられない?

 今春の菅官房長官の発言や1993年の河野談話。日本の政府見解の
蓄積を覆すことが安倍政権で可能とまともに考えているのでしょうか?
2007年、安倍首相はアメリカで慰安婦謝罪?会見がありました。
支持者向けのプロパガンダにしても与党執行部の発言としてはひどすぎる。
 河野談話が発表された当時、既に吉田証言の信憑性は問われていました。


 石原元官房副長官の証言記事が有りましたが、過去の産経新聞では
「指環」のHPより
   ーではなぜ強制性を認めたのか
 「日本側としては、できれば文書とか日本側の証言者が欲しかったが、見つ
からない。加藤官房長官の談話(注☆)には強制性の認定が入っていなかったが、
韓国側はそれで納得せず、元慰安婦の名誉のため、強制性を認めるよう要請し
ていた。そして、その証拠として元慰安婦の証言を聞くように求めてきたので、
韓国で十六人に聞き取り調査をしたところ、『明らかに本人の意思に反して
連れていかれた例があるのは否定できない』と担当官から報告を受けた。十六
人中、何人がそうかは言えないが、官憲の立ち会いの下、連れ去られたという
例もあった。  (後略) 」
   ー聞きとり調査の内容は公表されていないが、証言の信ぴょう性は
 「当時、外政審議室には毎日のように、 元慰安婦や支援者らが押しかけ、
泣き叫ぶようなありさまだった。冷静に真実を確認できるか心配だったが、
在韓日本大使館と韓国側が話し合い、韓国側が冷静な対応の責任を持つ
というので、担当官を派遣した。時間をかけて面接しており当事者の供述に
は強制性にあたるものがあると認識している。  (後略) 」
  ー韓国側が国家補償は要求しないかわり、日本は強制性を認めるとの取引
があったとの見方もある。
 「それはない。当時、両国間で(慰安婦問題に関連して)お金の問題はなか
った。今の時点で議論すれば、日本政府の立場は戦後補償で済んでいるとなる」
        1997年3月9日付け産経新聞
 石原信雄氏は「『強制連行』証拠なく」とは一言も言っておらず、それどころか、
日本政府の担当官が派遣され冷静な状況下で面接し、その担当官が強制性が
否定できないと報告し、石原信雄氏自身も「当事者の供述には強制性にあたる
ものがあると認識している」と言っているのです。

 今年の産経新聞の「『強制連行』証拠なく」の一面トップ記事の見出し
慰安婦問題 偽りの河野談話破棄せよ 国際社会の誤解解く努力を
石原信雄元官房副長官の証言で明らかになった

 矛盾しています。
 従軍慰安婦の呼称も問題になっていますが、
陸軍での正式名称は 軍慰安所従業婦
内務省下の警察の用語としては 軍隊慰安婦 (指環)より

注☆:加藤官房長官談話 1992年 日本政府およびアジア女性基金の文書
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懲りない橋下市長 みたび慰安婦発言

2014年08月13日 | 政治
橋下徹市長、日本、大阪維新の会、朝日新聞の訂正記事によって
国家をあげて強制連行をやった事実がなかったことがほぼ確定した
 橋下氏は問題発生時に日本外国特派員協会で、旧遊郭街として知
られる「飛田新地」の『料理組合』の顧問弁護士であった。
違法なことがあれば、捜査機関が適正に処罰する。

 国をあげて・・(強制連行を許可、指示する法律はなかった)
事実がなかったことがほぼ確定した。

 → 強制連行なしは確定 橋下氏  サンケイ拡大ピーアールへ

 慰安婦問題は党の代表者が矢面に立って日本の正当性が主張できる
問題ではありません。弁護士時代の経験で法律論を盾に強弁しても、
喝采するのは身内だけであって、信頼できない人間として自らを貶め
るだけです。
 河野談話では強制連行の有無はまったく言及していません。
外務省 慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話 参照
 慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 と強制的な生活に言及しているだけです。
 慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直
接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の
要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、
強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあ
り、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らか
になった。

 強制連行と問題を大きくして、それを否定しても始まりません。
歴史的な事実(談話)を受け入れる度量、大きさが無いのか?
 なぜ河野談話を前提として問題を解決しようとしないのか?
人間、橋下徹 が問われる

 読売テレビたかじんのそこまで言って委員会 橋下擁護で再度
報道されるであろう内容に反証します。
 靖国神社の英霊の言乃葉に「僕は唱歌が下手でした」で紹介されてい
る佐藤源治 元陸軍憲兵曹長は『ジャワ獄中記』の中で
 多くの本来純朴であったはずの農村出の若者たちが、外地の民衆、
とくに婦女子にたいし、どれほど非人道的行為を加えたか、それは
まさに目をおおわんばかりの破廉恥な残虐行動だったといえる。
 日本の敗戦は他民族の民心を把握し得なかった点にもあったし、
天道への背反による破綻であったともいえる。

 一部報道によればスマランのオランダ人収容所から強制連行による
士官用慰安所は2ヶ月で閉鎖された。これこそが強制連行はなかった
証拠。処罰はジャカルタの軍事裁判で受けた。
 なんと馬鹿げたコメントが許されるマスコミ報道 関西テレビ
 一部重複、参照
懲りない橋下市長 墓穴を掘る歴史認識
生きる力 道徳と差別 裸の王様
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