IDDM21年目

~病気のこと・日々のこと~

私の心配性は治らない

2024年11月24日 | その他

木々が秋の色に染まり落ち葉の季節になると

もうすぐ、シロと私の大好きな季節がやってきます。

毎日暑くて、一日中シロが心配な夏を乗り越えて迎える冬は

喜びもひとしお。

積もる雪の中に顔をつっこみながら散歩するのが今から楽しみな

岩手に住む秋田犬のシロです。

 

心配なことと言えば 先日の出勤途中。

 

通勤路のコンビニで買い物をするため、併設のドラッグストア側

入口から車で進入すると、まだ開店前で車が1台も停まっていない

ドラッグストアの駐車場の真ん中あたりに

白杖・サングラスの、視覚障害者と思われる人が立っていました。

大丈夫かな…と気になりましたが、車の迎えを待っているのかも、

と思って通り過ぎ、そのままコンビニでお買い物。

買い物を済ませ外に出ると人の姿はなかったので

問題なかったとほっとして車に乗ろうとすると・・・

ドラッグストアとコンビニの間の死角になっている所に

額の上あたりに手をあて光を防ぐような仕草で白杖の人が

立っていました。

 

これは、  大丈夫じゃないんじゃないか?・・・と思い、

声をかけることにしました。

「お困りではないですかー?」と聞くと、

「おこまりです・・・」という返事が。

 

あぁ、声かけてよかった。助けを必要としていたんだ。

どんなに心細かったことか。

 

どうしましたかと聞くと「コンビニに行きたいのです」とのこと。

「10メートルほどですから、では私の肩につかまってください」

と言うとその人は迷うことなく左の手を私の肩に置いてくれました。

・・・拒否されなくてよかった。

そのままふたりでスムーズに歩きだすことができました。

 

歩いて30秒ほどの距離の間、その人に聞いてみると、

いつも来ているのだけれど、今日は光が眩しくて方向もわから

なかった のだそうです。

店内は大丈夫なのかと聞くと、大丈夫と言うので あとは、

さっきレジではぶっきらぼうだった店員さんがどうかこの人には

優しく接してくれますようにと祈りつつ、

外ドアを開けて一緒に一歩入り、内ドアの「自動ドアが開きましたからね」

と伝えて、中に入ったことを確認し、見送って戻ってきたのですが・・・。

 

買い物をした後、あの眩しさの中無事に家に帰れたかなぁと

心配な1日でした。

 

 

視覚障害者向けの音訳ボランティアをしている私は

ボランティアの会から目の不自由な人の誘導について書かれた

リーフレットを渡されています。

声をかけるのは勇気がいりましたがそのようなボランティアの

会の一員として見過ごすことはできませんでした。

 

が、一員でない私だったなら、声をかけれていたのかな

 

ちょうど「赤い羽根募金」のテレビCMで

「ホームに白い杖の人 声さえかけれなかった」と流れていました。

やっぱり声をかけるのって勇気がいるものですね。

 

声をかけてもしも拒絶されたら…声をかけたことを後悔して

しまうかもしれませんが

断られたって全く気にすることなんてない、そこは

心配しなくたっていい。

 

手助けを必要としていることもあるのだから

そう思うようにしてこれからも声をかけれる自分でいたいと思います。

声をかけずにいたなら、

あの人はどうしただろうって、そっちの方が心配なのだから

 

 

 

 

 

 

 

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小川を求めて

2024年09月20日 | その他

田んぼは実りの時期を迎え、稲刈りがさかんに行われています。

田んぼわきの水路にはしばらく前から水が流れなくなりました。

水路に入るのが楽しみなシロは水路まで走って行って水がないのを

確認するとがっかりして後戻り。

それが何回か続くともう水がないことを認識して水路までは

行かなくなりました。

水に入りたいシロのため、シロが入れる川を探しているのですが

なかなかちょうどいいせせらぎがみつけられません。

ちょうどいい用水路には「よい子は遊んではいけません」

と書いてあったので

シロもやっぱり入ってはいけないのでしょう・・・。

だめよ、と言って入りたがるシロを引っ張ったけど

まだまだ入っていたかった様子。

ごめんね。ここはダメなのよ。

 

あやにランチに誘われたので、そのあとでせせらぎ探しに

付き合ってもらいました。

ちびあやと一緒に、ふれあいの丘へ。

でも、この周辺、やはり犬はダメと書いてありました。

シロにちょうど良さそうなせせらぎ

その名は ジャブジャブ池

犬はだめですがせっかくなのでちびあやが入って遊びます。

嬉しそうです。よかった。シロは連れてこられないけど

ちびあやが楽しくてよかったよ。

このふれあいの丘、昔、あやが小さいころふたりで来たよね。

あやはちゃんと覚えているそうです。

あのあやが今はお母さん。

私も年をとるわけです。

これからはちびあやを連れて、あやと遊びに行った場所へ行こうね。

シロも一緒に行きたいけど

犬OKな場所でも 小型犬、中型犬限定が多く

大型犬は色々と問題があってなかなか

連れて歩くのは難しいです。

残念だけど

しょうがないね。

でもね、やっと、シロが入れる小川をみつけたかも!

 

 

 

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夜のお花見

2024年04月15日 | その他

4月だというのに夏のような暑さの中咲いている桜。

散り始めてはいましたが、まだきれいに咲いています。

水沢公園へ夜桜をみに行きました。

灯りが弱くて桜の美しさを堪能とはいかなかった夜桜。

やっぱりお花見は昼間がおすすめ。

水沢公園、さくらまつり。

土日はすごい人でにぎわっていたようでしたが

月曜の夜なのでそれほどでもないでしょうと思って行ったのですが

お花見食堂は行列ができていたので

ここで食べるのはあきらめることにしました。

並ぶのが苦手な私と同じく並びたくないめめちゃん。

桜の下でおいしいもの食べる予定を断念。

 

公園を出て、ラーメン食べに行きました。

これを完食。。。。今日も私は食べすぎです。

 

 

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冬のレジャー

2023年01月21日 | その他

すっかり大衆演劇にはまり、

行ってきました。

マース北上

 

初めてのマース北上。

先月の一関の桃の湯に引き続き、北上でも妃咲劇団!

妃咲繚座長の追っかけと思われても、もう、仕方ない。

だって、サイン入りのトートバックも買ってしまったし

初めての劇場で席札の使い方もわからず…係の人を質問攻めして

なんとか観劇してきました。

キラキラの舞台。感動しました・・・。

繚座長はかっこいいし、ひなたちゃんはニコニコかわいいし、

広大くんはきれいだし、2月末迄北上なのでもう一回はみにきたいです。

 

北上とか一ノ関とか、

劇場が近くに2か所もあるって、大衆演劇を知ってから気づいたことですが

これってとても恵まれている環境なのでは?

 

そんな環境にいて、大衆演劇の深みどんどんはまりそうでちょっと怖いですが

ともあれ、楽しい時間を過ごせることは幸せなことです。

買っちゃった。

サイン入り~ 推しグッズとか買うのっていつぶりかな

 

 

マース北上、駐車場はほぼ満車状態でした。

すごい人気なんですね。

劇場もほぼ満席。大入でした。

お風呂はというとそんなに混雑もしていなくて快適に入浴できました。

 

いちにちゆっくりするつもりで行ったので時間もあることだしと、

30年ほど前に行った韓国旅行以来の「あかすり」も体験しました。

これが・・・激しいったらありゃしない。

ガッツリこすられて

こんな乾燥する時期にこんなこすっちゃってお肌に悪いんじゃないか、

あとからかゆくなりそう・・・だとか

真っ裸でお湯かけられたままのまな板の鯉状態、この時期寒くて

風邪ひきそう・・・だとか

気持ちいいというよりその激しさに圧倒されてしまっていた60分。

なんだかちょっとあかすり受けたことを後悔してしまったのだけれど

終わってみるとなにこの感触お肌スベスベツルピカ~!

 

月イチペースとかだと肌にもデメリットありそうですが

3か月に一回とかならいいんじゃないか?と思います。

 

あかすり担当のオネエサン、私が腕につけている絆創膏を見てすぐさま

「血糖値測るやつネ」と言いました。

すごい、リブレも認知されてきてるんですね。

「実験かなにかデスカ」と聞かれました。

病気だから毎日つけてるんですよと言ったら少し驚いた様子でした。

お腹の付近に差し掛かった時には「注射のあとアルネ」とも言われました。

そういうの聞かれてもぜんぜんいやじゃないし、

私の病気に興味を持ってもらえて逆に私は嬉しいです。

次もこのオネエサンに担当してもらいたいなと思いました。

 

 

観劇と入浴とあかすり・・・マース北上でゆっくりした一日。

アクティブな旅行もいいけど、こうして、ゆっくりくつろぐのも

いいなと思うお年頃・・・

 

 

 

 

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ばあちゃんへ おわかれの言葉

2022年08月08日 | その他

いつかこんな日がくることは覚悟していましたが、

100歳まで元気でいようって約束していたからまだ今はとっても

残念な気持ちがしています。

 

ばあちゃんの遺影の写真、伯母ちゃんが携帯で撮った

ばあちゃんがすごくいい顔しているこの写真に決まりました。

他に「これはどうかな」とみんなで見たのは、

ばあちゃんが楽しそうに笑っている写真でした。

でもその写真は、ばあちゃん、あまりにも笑いすぎだったから、

こっちのまじめな顔をしている写真になりました。

 

ここ数年のばあちゃんはよく笑うイメージでした。

いつもにこにこしていて、

時々テレビみながら「えへへへへ」って笑う。

 

ばあちゃんの、いろんな笑顔をみんな忘れないからね。

ばあちゃんは天国でも朗らかに笑ってみんなをみていてくださいね。

 

90歳を過ぎて、いろいろなことの認識が難しくなってきている中で、

私が、「ばーちゃん、これ、だれかわかる?」と聞くと、

「わがるよー、」

「だれ?」

「孫、」

「まごってだれ、わがんないの?」って言うと、

「わがるよー、ちゅんちゃんだー、」って

 

人の顔や名前を思い出すのも簡単じゃなくなってきていたはずなのに

ちゃんと覚えていてくれるのが心から嬉しかったよ。

 

ばあちゃん、ありがとう。

96年間お疲れさまね。

さようなら。

まごより。

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