生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心が元気

2025-03-13 05:39:14 | 日々の暮らし
鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝の妻に北条政子がいます。
頼朝51歳で亡くなった時に髪をおろし、尼さんになりました。
彼女が法然(ほうねん)に浄土宗の教えを分かりやすく説いていただいたものが「浄土宗略抄」です。
北条政子は祈れば、病気や命が永らえるのか聞いたのかも知れません。
その返事のようなものがあります。
『加持祈祷(かじきとう)など、祈ることによって病気が治り、生きる人の生命が延びることがあるならば、この世で病気をしたり、死んだりする人は、誰一人としていないはずです。
祈ることによって救われるのは、一人ひとりの心です。』
      (法然)

仏教には「体の病気を治す」という教えはありません。
ただし、「心を元気」にする教えは数多くあります。
心を元気にすれば『生きる力』になるというのが仏教の教えと彼女に説いたのだと思います。

祈ることで心が元気に
なるのは「言葉」だと思っています。
言葉を念じて祈っていれば必ず返ってきます。
皆様の「心が込もった言葉」に毎日勇気を頂いていますので私も救われています。
ありがとうございます。
コメント
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