経文の中に和顔悦色施(わげんえつしきせ)、言辞施(ごんじせ)があります。 『和顔悦色施』とは、微笑みを浮かべ、にこやかな顔で他人と接すること。 『言辞施』とは、優しい言葉を他人にかけること。 この二つを合わせた言葉を、 『和顔愛語(わげんあいご)』といい、 いつもやわらいだ笑顔で人に接し、いたわりの言葉を他人にかけることをいいます。 和顔愛語は仏道修行の一つとされ、誰でもできるお布施といわれています。 ストレス社会の現代では大切な修行ではないかと思います。 どの職場でも心掛けてみてはどうでしょうか。 ただし、ずっと続けることです。 きっとあなたへの評価が変わります。 昔話にある村で、何日も日照りが続き、田んぼが干上がってしまいました。 村人は祈祷師を雇いました。 その祈祷師は3日間祈りましたが雨は降りませんでした。 祈祷師はあきらめて村を去って行きました。 村人は腕の悪い祈祷師だと悪口をいい、評判のいい祈祷師を雇いました。 その祈祷師は3日お祈りしましたが、雨は降りませんでした。 また3日祈りましたが雨は降りませんでした。 また3日祈りました、 9日目に雨が降って来ました。 村人は沢山の褒美を与えました。 この祈祷師は特別な力があったわけではありません。 ただ、雨が降るまで祈り続けただけでしたから。 偉大な成功者とは成功するまで続けるのです。 和顔愛語が三日坊主になりませんように。 何事も継続は力なり。 合掌
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