生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

悲しみは祝福

2023-09-21 03:49:35 | 日々の暮らし
800年前のペルシャ(現イラン)の神秘的詩人ジャルディン・ルーミーの詩が素敵なので紹介したいと思います。

私は「嘆き」が「悲しみ」の杯を飲み干すのを見て叫んだ。

「悲しみは、実におつな味がするものだねえ」
すると「君には、お手上げだよ」と「嘆き」の奴は答えたのさ。
これでは、私の商売上がったり。
どんな悲しみも、祝福と受け止められてしまった日には「悲しみ」を売る当てではなくなってしまうと。

この詩は、中世から現代の私たちにメッセージを送ってくれているのです。
「悲しみとは、立ち直る途上で甘受(かんじゅ)しなければならない必要悪というよりも、むしろ積極的な祝福なのだ」と。
やさしく説明すると、 事故や病気、生活苦、人間関係の破綻、火事、洪水、津浪、地震などで人生の悲惨な、どん底に人は何度も苦しみ、悲嘆に暮れてきました。
しかし、長い時間がたって、徐々に悲しみから立ち直り、やがてその悲劇を受け入れ、その悲劇を転じて、より高い境地に至るためのエネルギーに変えていくものです。
例えば、高く跳ぶには、深くかがみこむように。
『嘆き悲しみ苦しみは次のステップのための祝福と見なしなさい』と述べています。
彼の言葉は人類史に残る偉大な先覚者と言われています。
多くの人が彼の言葉を
引用しているのです。
悲しみ苦しみは祝福と受け止めましょうと。
苦しみや困難に出会っているあなたへの励ましの言葉になりますように。
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聖者への道

2023-09-20 04:13:45 | 日々の暮らし
【聖者への道】

「一生の終わりに
 気づくものがある
 自分が修めた事よ 
 りも
 人のために残した
 事である。」
      (私)

たくさん師の死に際に会った時、師から頂いた教えに感謝しています。
自分の為に集めるのではなく、人に分け与える役目を知ることが大切と感じました。
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千里も一里

2023-09-19 02:17:40 | 日々の暮らし
江戸末期の都々逸(どどいつ)に
「惚れて通えば千里も  一里
 逢えずに帰ればまた千里」
    (作者不詳)
があります。何か初恋の時を思い出します。
この気持ちを夢や希望、目標に置き換えてみたら、諦めたら、また千里の果てしない道になってしまいます。
あと一里と思えるよう頑張りたいものです。
(一里とは3.927km)
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将希

2023-09-18 02:12:42 | 日々の暮らし
私が作った言葉に
「将希」があります。
将来に希望を持とう!

新しく旅立つ人へのエールの言葉です。
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星月夜の井戸

2023-09-17 02:41:43 | 日々の暮らし
星月夜は鎌倉の枕詞(まくらことば)です。
鎌倉には水の綺麗な十の井戸があります。
仲間と回った時、星月夜の井戸がありました。
井戸の周辺は暗い場所ですが、のぞき込むと昼間でも星空が移って見えたといいます。
なんと!素敵なことでしょう。。
私は念じました。
皆様の周りには苦しみ悲しみのくら闇の中の人もいるかも知れない。
ここをのぞき込むと星の灯りを見つけ勇気を得る井戸。
星月夜の井戸になりますようにと。
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