先日お世話していた老人が亡くなった。
みんな泣いていた。
よっぽどみんなから好かれていたのでしょう。
何度かお習字を教えていました。
片付けをしていた職員から本の間からビニール袋に入った白髪を見つけたと報告受けた。
昨年亡くなった奥様の形見のようだ。
そこで思い出した句に
「手にとらば
消えん涙ぞ
あつき秋の霜」
(松尾芭蕉)
母の形見の白髪を手にとると私の流す涙のために秋の霜のように白髪は消えてしまいそうである。
故郷に帰り死に目に会えなかった母の形見の遺髪と対面し一晩中泣いていたと兄が述べていました。
私はその白髪を手にとって二人の思い出を懐かしく眺めていたよ。
みんな泣いていた。
よっぽどみんなから好かれていたのでしょう。
何度かお習字を教えていました。
片付けをしていた職員から本の間からビニール袋に入った白髪を見つけたと報告受けた。
昨年亡くなった奥様の形見のようだ。
そこで思い出した句に
「手にとらば
消えん涙ぞ
あつき秋の霜」
(松尾芭蕉)
母の形見の白髪を手にとると私の流す涙のために秋の霜のように白髪は消えてしまいそうである。
故郷に帰り死に目に会えなかった母の形見の遺髪と対面し一晩中泣いていたと兄が述べていました。
私はその白髪を手にとって二人の思い出を懐かしく眺めていたよ。