生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

喜びの4つの鍵

2023-09-15 03:49:10 | 日々の暮らし
1.寛容
2.祈り
3.感謝
4.心配するな
(聖書・ルカ福音書)

解釈すると
・寛容とはあらゆる煩悩から解放すること。
・祈り、感謝、心配するなは
悲しみ(失敗、病気、挫折、災難、怪物のような苦しみ悲しみ)はすべて神様からの贈り物。
すべてが神様が下さったものならば受け取ろうという気持ちになった時が喜びの鍵なんだと私は解釈しました。
「苦しみは神様からの贈り物」
  (マザー・テレサ)
皆様も今の苦しみから解放されますように。
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負の遺産

2023-09-14 00:43:43 | 日々の暮らし
「マイナスを何度も繰り返すとプラスになる。」
    (私)
人生は何度も「負」の連続です。
そうして、「正」をつかむものです。
ノーベル賞をとった人達の言葉を聞いてもそうです。
正は負の遺産から成就するものです。
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天が見ている

2023-09-12 01:58:06 | 日々の暮らし
如在の心とは
「在(あ)るが、如(ごと)く」または、
「そこにいるが如く」
という意味です。

常に誰かがそこにいるが如くに、行動をしなさいということです。

これは西郷隆盛が座右の銘として
『人を相手にせず、天を相手にせよ。

天を相手にして、己を尽くし、人をとがめず、我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし』

意味は、人を相手に仕事をするから、その人が見ていなければいいやとか、バレなければいいだろうとか、そういう気持ちが出てくるんだ。

ゆえに
「天を相手に仕事をしろ」と。

天は常に見ているから、常に正しいことができると。

それが、
「如在の心」です。

周りの人を責めるな、
周りの人のせいにしたくなったら、自分の誠意が足りなかったと考えなさい。
と述べています。
介護の仕事もそうです。
家族が見ていないからいいやではなく、天が見ているから、手を抜くなと教えていると思います。
私は皆によくいうのは、ご先祖様が見ているからと言っています。
仕事の心構えが違ってくるものです。

中国の後漢書に、
楊震(ようしん)という英才が、長官に任命されて赴任する時に、
昔世話をした王密という者が、金十斤の賄賂をもってやって来た。
楊震は、「わしはお前をよく知っている。
なのに、お前はわしをよく知らないで、
賄賂をもって来るとはどういうことだ」
と受け取らなかった。
すると王密は、
「もう夜になって誰もいませんから知られることはありません。
どうかお納め下さい!」とすすめた。
それを聞いた楊震は、
「君は誰も知る者がないと言うが、天が知っている。神も知っている。
わしも知っている。
君も知っているではないか。
どうして知る者がないと言えるのだ!」
王密はすっかり恥じ入ってすごすごと去っていったという。
賄賂も仕事も同じ、
「如在の心」
天が見ていることを
肝に銘じていきたいものです。
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怪しい占い師

2023-09-11 04:01:10 | 日々の暮らし
芥川龍之介は古典の
宇治拾遺物語からたくさんの題材を得て短編集を作りました。
「鼻」や「こぶとりじいさん」等。
私は占い師の娘の物語、「易の占い」が好きです。
旅人が宿を探していた折り、荒れ果てた大きな家があるのを見つけ、ここに泊めて下さいと訊くと、女の声でどうぞお泊まりくださいと返事があったので皆馬から下りた。
家は大きいが人の気配がない。
女は一人でいるらしかった。
そうして、夜も開けたので朝食をとり、出て行こうとすると、女が出てきて、出て行けません、金千両を払ってから出てくださいと言うのです。
従者が笑ってそんなわけがあるか、言いがかりだと言うと、旅人が女に聞きました。
親が千両の金を貸した旅人が10年後の何月にここに来て泊まるから、その人から千両を受けとりなさい。
それまで、物を売ってしのげと言ったので、少しずつ売りながら暮らして、今年になって売るものがなくなったまま親の言ってた日が来たのです。
旅人は聞きました。
父上は易の占いをしていましたかと。
そんなことをしていたかと思いますと答えた。
旅人は女に家の大事な柱を叩かせ、この中に金があります。
少しずつ取り出してお使いくださいと教えました。
親はすべてを与えてはすぐに使ってしまうだろうとこの日を予言していたのです。
この旅人も占い師だったのです。
何か素敵な発想の物語だと思いませんか?
人生の道案内に占いがある。
「自称怪しい占い師」だからこれからも皆様を導いて行きます。
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秋扇

2023-09-09 00:54:12 | 日々の暮らし
秋扇(あきおうぎ)とは秋になると不用の物になってしまった扇のこと。
これから夢中に恋した思いが冷めてしまったことをさすようになりました 。
しかし、少し離れてみると相手の良さが見えてくるもの。
離れた故郷が懐かしく思うもの。
そんな解釈も付け加えて欲しいと思います。
ここを去った人がまた戻ってくるように。
いつまでも居心地のいい場所でありますように。
埋み火のようにまた役に立つ時まで埋めておきましょう。
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