先週、降り続いていた雨。
それでも微かな期待を込め、片道1時間半かけて目的の川へ車を走らせた。
けれど、到着し、川の状況に愕然。。。
思っていた以上の増水、濁り。
即Uターンで帰宅するしかなかった。。。
◆◆◆◆◆
そして……
今週。
懲りずに、同じ川へゆく私。
AM4:00
真っ赤に染まった朝焼け。
釣りの支度をしながら、思わずパチリ📷
川辺には駐車スペースがないので、仕方なく民家近くの空き地に車を停めて、川まで10分ほど歩く。
薄暗い中、民家の近くを歩いてゆくと、いつも決まって
「バウッ!!バウッ!!ウー💢!!」
と威嚇しながら吠えるはずの飼い犬が、今日は珍しく武装した私の姿を見ても吠えなかった。
「オレのこと、そろそろ覚えてくれたのかな?」
などと、勝手な推測をしつつ、今日も尺ヤマメ狙いのポイントへと向かう。
◆◆◆◆◆
AM4:30早朝、まだ日の出前。5時前だというのに、釣りをするには充分な明るさ。
時合を待ちきれず、キャスト開始。
目的のポイントへジワジワと近づきながらキャストを繰り返すけれど、この前のようにヤマメのチェイスが見えない。
ルアーをチェンジしつつ、しつこくネチネチとキャストを続ける。
手前のポイントでは反応が見えなかったので、核心のポイントへ蝦夷を撃ち込む。
ゆっくりリトリーブ。
『ツンッ!!』
という、ルアーを啄むようなバイト!!
しかし、乗らない。。。
「く、くっそ〜。」
キャスト角度を変えて、もう一度。
蝦夷が流れに乗り、下流へと反転する。
蝦夷の後ろで「ギラッ!」と光る魚影。
「グンッ!!」
と、エキスパートカスタムに重みが掛かる。
特有のローリングをしながら激しく悶える山女魚。サイズはそれほどでもなさそうだ。
悶える山女魚を手前に引き寄せ、ネットin。
ネット収まったのは、8寸ほどの山女魚。
朝日と共にパチリ📷
とりあえずボウズは回避。
安堵( ´Д`)=3
◆◆◆◆◆
その後………
遡行を続けながら、次の目的のポイントへ向けて川を歩いてゆくと、私の約100メートル先を歩いている釣り人の姿が見える。。。
「え???
先行者アリ……か(-_-;)」
普段なら私の入渓ポイントからしでしか入渓できなかった川だけど、今年は最近始まったばかりの工事現場付近から入渓できるようになっていたようだった。
「仕方ない、戻ろう。。。」
先行者の後追いをしながら、我慢の釣りを出来るほど私は気長ではない。
仕方なく車まで戻り、他のポイントへと車を走らせてみたけれど、ドコモかしこも釣り人らしき車、先客アリ。。。
まだ時刻はAM7:00過ぎだというのに。
「終わったな、今日は。」
◆◆◆◆◆
昨今、
釣り人の人口が増えているのかどうかは私にはよく分からないけれど、私の感覚的にはメチャクチャ増えたようにも感じます。
ある意味、
「早いもの勝ち」
的な趣味でもあることも承知しております。
まして私は「週末アングラー」
私の釣友である二人のフライマン。彼らは最近では管理釣場(エリアフィッシング)へと転向しました。
理由を訪ねると、
友人のフライマン:
「だって、
最近じゃさ、人が多すぎて川でゆっくりとフライを楽しめない。」
と言っていました。
◆◆◆◆◆
「なるほど。同感。」
私も友人の意見に納得してはおります。
でも………
私は、きっとこれからも川を歩き続けると思います。
なぜなら、
過酷な状況になればなるほど、手にすることのできた山女魚には、
より感動的な出会いがあるはずだと、信じているからです。
さてと、
次への準備でもしておきますか。
★タックル
■ロッド: ITOCRAFT エキスパートカスタムEXC510ULX
■リール: ABU カーディナル3BP
■ライン: SHIMANO ピットブル⑧0.6号+フロロリーダー5lb
■ルアー: ITOCRAFT 蝦夷50S TypeⅡ、ハンドメイドルアー50S【椿】