くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

悦び、哀しみ

2018-02-28 21:43:52 | 日記




今まで多くのものを手にしてきた。







それと同じぐらい、多くのものを失ってもきた。






これから新たに手に入れるものは何だろう?







これから、失なうものって何だろう?







それは、まだ分からない。







けど、







確かに言えることは、









自分自身が生きていないと、







手に入れることも、失なうこともできなくなってしまうということ。







2018春の新作

2018-02-23 19:13:59 | ハンドメイドルアー
毎日寒い日が続いておりんす。




まさに真冬。。。


❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄







しかし、
暦の上と私の頭の中だけはすでに春~


🌸 🌱 🌸 🌱 🌸🐝
🌸 🌱 🌸
🌸 🌸 🐝🌱 🌸 🌱🌱🌱🌷🌱🌱🌱🌱🌸🌱🌷🌱🌱🌸🌱🌷🌱🌸🌱🌱🌷🌱















……………っちゅーこって、強引に
『春の新作』という記事タイトルに(^.^)




初のスプレー缶で塗装を施し、見事に色流れの失敗をしたこの前のヤツですが、そのままボツにしてしまうには惜しかったので、最後まで完成させました。
私個人としましては、塗装の良し悪しが釣果に影響を与えるとはあまり思ってはおりません。
でも、せっかく作るからにはこれからも自分の納得できるキレイな塗装を目指したいとは思っております。




まぁ、塗装は失敗しましたけれど、今回の作品は自分的には満足しております。
自作のスイミングフックを装着してみました。
なかなかいい感じです。




今回モデルにしたのは、私が崇拝している渓流ルアーフィッシングのスペシャリストである飯田さん。
飯田重祐さんの代表作とも言えるインジェクションミノー、アレキサンドラ50HW




このアレキサンドラ50HWの自重はシングルフック込みで4.3g




私の作ったバルサアレキサンドラもどきはというと、








フックとスプリットリング込み込みで3.2g




残念……………………










でもまぁ、しゃーないでしょ、これは。
バルサだし……………💦





あー、はやく実戦で試してみて~(>_<)





STELLA

2018-02-18 02:21:36 | 日記
まもなく約4年ぶりにフルモデルチェンジしたステラが発売されます。

まだ現物を触ったことがないから分からないけれど、マイクロモジュールⅡになったギヤと、サイレントドライブが組み込まれたギヤフィーリングはどんな感じなのだろう。


性能が申し分ないことはすでに分かっている。


それよりなによりの魅力はステラというブランド、ハイエンドモデル、"フラッグシップ"という響きと、その所有感。
アングラーならずとも、釣りをしたことのある方なら名前ぐらいは聞いたことがあるという人も多いのではないだろうか?


















欲しい!!










………だが高い。。。





別にステラでなくちゃ魚が釣れないわけではない。









だけど必要なんです。











なぜなら、














STELLAだから。











ネットで購入したとしても70000円
行きつけの釣具屋だと現物も確認しながら買えるけど75000円ぐらいにはなる。
















買えん。。。




……







……











いや、











切り詰めればなんとかなるか。







ハァ。。。









イカン、

そんなことばかりを考えていて、












眠れん(-_-)💨










最近はほとんどカーディナルしか使わなくなってしまったので二束三文で売ってしまった10ステラ。
約3年間使い倒したけれど、不具合などまったく無かった。
(2014.2月撮影)

(2014.6月撮影)









やっぱしやめときゃ良かった



😵💨




ハァ、







今更ながらの後悔……………









12ステップなどの教えでは「失敗はしてもいい。だが後悔をするようなことを作ってはならない。」

………みたいなことをどこかに書いてあったような気もするな。





でも、だからって後悔が無くなる訳じゃねーしなぁ。
そりゃムリだって、後悔を無くす……とか。








ハァーァ。

けど、今後もずーっと続くであろう後悔を、75000円でもし帳消しに出来るようなら安いもんか。









うーん、悩む。













至高の巻き心地。

18ステラ、デビュー。














(…………寝れん(-_-))




"STELLA PV Technology Version" を YouTube で見る






"STELLA PV Image Version" を YouTube で見る


大島君2

2018-02-14 18:44:00 | 日記




今日も仕事帰りに行きつけのスーパーへ。



相変わらず人もまばら。




適当に食材をカゴへぶち込みレジヘ。






私の前にはカゴいっぱいの主婦が一人。



「おっ、一人だけしか並んでない。ラッキー!」




すかさずそのレジに並ぶ。




隣のレジには二人ほど並んでいた。





よくよく見ると、レジ打ちをしていたのは、また大島君だった。





この前よりもだいぶ軽快にレジ作業をこなしていた。






"やっぱ若いから飲み込みも早いのかな。"



……そう思いながら前のお客の会計が終るのを待っていた。






…………

…………

…………




しかしちっとも終わらない。。。






気になり様子をチラ見してみると、前に居るのはカード払いのお客のようだったが、どうやらカードがうまく読み取れないようだった。





大島君:
「あれー、おかしいなぁ。

お客さま、このカード通りませんねー。」







お客の主婦:
「え!
す、すみません💦
他のカードが車にありますから、このままにしておいてチョット取りに行ってきていいですか?」





そんなやりとりをしていた。





お客であるその主婦は、後ろで待っている私に気を遣っているのか、少し顔色を伺うように、焦りながら会釈をしている。





大島君:
「あ、お客さま。チョット待って下さい!」





そう言うと、大島くんは隣のレジにいた同期の新人らしい同僚の肩を叩いてヘルプサインを出しに行った。





すると隣のレジで作業していた同僚が大島くんのレジにやって来て何やら画面をタップする。






同僚の兄ちゃん:
「コレ、違うよ。
ココ。」








同僚らしきお兄ちゃんは小声で大島くんにそう伝えていた。


どうやらレジに入力しなくてはならない項目があり、それを大島君は忘れていたか入力ミスをしていたようだった。






大島君:
「あー!これか!

…………


お客さま、すみませんでした。これで大丈夫だと思います。」







お客の主婦:
「あー、よかった💨
なんか、すみませんねー。」



なぜかその主婦は私にそう言って再度会釈をした。






私はおかしくて吹き出しそうになってしまった。






謝るべきなのは君ではないのかな?大島君。






結局私の並んでいたレジは、他のレジよりも時間的にはかなり遅くなってしまっていた。




大島君。


相変わらずだな。


頼むからこれ以上オレを笑わせないでくれ。





会計終了後、また間違えてないか心配になりレシートをチェックしてみた。


どうやら今日は大丈夫のようだ。




まぁ、いい。




君も私もお互いに新人だ。




間違えることだってあるだろう。



これからも頑張ってくれたまえ。









だが、




多分、私の方が君よりはミスは少ないと思うぞ。

































































閉ざされた時間

2018-02-11 19:03:05 | 日記





今日は半日だけ仕事。


午後はとくに予定もなかったので病院へ行ってきました。




お見舞いに。





最近は私自身がミーティングへあまり行っていないせいでもあるのか、AA、GAについての記事も減ってきていますね。
これがいい傾向なのか、悪い傾向なのかは自分自身でもよく解りませんが、このブログ自体が断酒、断ギャンブルへ向けてのブログでもありますので極力脱線しすぎないように心がけてはおります。

趣味の渓流釣り、ハンドメイドルアーなども綴ってはおりますが、やはり依存症、AA,GA関連のブログと、趣味に関してのブログは別々に完全に分けておく方がいいのかもしれません。
ブログ移転も思案中です。




今日は私がかつて、2年前のちょうど今頃にアルコール依存症で入院していた病院へ行ってきました。
最近では、外来通院ですら昨年の10月以来行ってはいなかったので約4ヶ月ぶり。

病院のすぐそばには大きな川があります。
堤防道路に車を停めて、2年前のことを思い出していました。


病棟の窓からこの景色を眺めていた2年前……




「もうオレはダメなのかな………
社会には戻れないのかな………

もう、釣りもできないのかな………」





そんなことを考えながら病棟で過ごしていた2年前。


あれから2年経った現在、少しずつ、ホントに少しずつではあるけれど、あの頃よりも夢も希望も、そして…欲も出てきた。









今日はKさんのお見舞いへ。



病院へ来る途中にあるスーパーで、彼の好きなかりんとうとジュースを買ってから病棟を尋ねました。

Kさんは昨年の11月から入院している。
私にとってはAAの仲間、かつて私が入院していた頃にはKさんと同じ病室でもあった。

退院してからはお互いに同じグループのAAミーティングへ通い、私にとっては仲間でもあるけれど"同士"のような存在でもあるKさん。




そんな彼の突然のスリップ、そして連続飲酒へ……

昨年の11月。私的にはかなりショックな出来事だった。
(Kさんに関する過去記事⤵)
Kさん - くもり空の下で……




あれから三ヶ月。
そろそろ冷静に自分自身のことを考えられるようになっている頃、もしかしたらすでに退院しているかも……と思いながら精神科病棟のインタホンを押しました。

看護師:
「はい。」

私:
「あの、Kさんいらっしゃいますかね?
○○といいますが、面会できましたらお願いしたいのですが。」


看護師:
「あー、居ますよ。チョット待っててくださいね。」



しばらくしてから閉鎖病棟の扉が開いた。

すぐに通してもらえるとは思ってもみなかった。
普通、精神科病棟に入院している患者に対しての面会は、患者本人に確認した上で成り立つものだと私は考えていた。
そうしないと、患者、看護師、面会者の間で何かとトラブルになるケースも多い。
なので看護師は細心の注意を払っておかなければならないはずなのだが、あまりにアッサリだったので少々面食らってしまった。

私もかつては入院していたこの病院にはアルコール依存症以外にも様々な病気を抱えている人たちが入院している。
アルコール依存症、うつ病、拒食症、OD(オーバードーズ)、統合失調症、その他……

そんないろんな人が入り乱れている中でも、アルコール依存症の患者は比較的おとなしい存在。(あくまでも私目線で)
酒が入るとタチが悪い人はアルコール依存症者でなくとも世の中にはいっぱい居ると思う。
飲まなければ借りてきた猫のように穏やかなのに、一旦酒が入ると人格が変わったように怒って乱暴になってみたり、泣きまくったりするような人。
もしかしたらアナタの周りにも一人ぐらい居るのではないでしょうか。

Kさんはまさにそんなタイプ。






看護師に部屋まで案内され、久しぶりにKさんと対面した。以前にAAミーティングで会って以来だったので約半年ぶりの再会。
私が思っていたよりは元気そうなKさん。



私:
「Kさん、思ったより元気そうじゃん。
酔っぱらって電話かけてきたの覚えてます?、スリップした言い訳を延々とオレにしてましたよ(笑)」




と私が聞いてみると、Kさんはバツ悪そうに「えっ?そうだっけ?」……と笑っていた。




…………
…………
…………

それから、しばらくKさんといろんな話をしてから私は病棟を出てきました。


私:
「じゃー、また。」



Kさん:
「うん、ありがとね。それじゃ。」







『ガチャン』というロックされた音と共に再び閉ざされた空間。






私:
「退院したら、またミーティング行きます?」





Kさん:
「うん。
………行く、つもりだけどね。」







私:
「いやー、スゲーっすね。
オレはスリップはしてないけど、もしスリップしてしまったのなら………

多分……オレなら、もうミーティングには行かなくなっちゃうかもしれないですね。」






……………この先、KさんがAAミーティングに戻ってくるかどうかは分からない。
でも、もし断酒して生きていきたいという想いがあるのなら、きっと戻ってくると私は思っています。




AAは、


「戻ってきなさい。」


と強要するようなことは言いません。






それは当事者本人が決めるべきこと。






閉鎖病棟に三ヶ月。
未だにKさんは院外への散歩すら許可されてはいない。




どうでもAAなどに戻って来なくてもいい。



けれど、


あの狭い、閉ざされた空間の中だけでいつまでも過ごす日々だけでは、なんだか勿体ないな。。。



私もかつては、出たくとも出ることのできない "あの空間" にいたからよく分かる。





時間は待ってはくれない。






外界と交わることのほとんどない閉鎖的環境。
あの閉ざされた空間の中だけは、いつまでも時間が止まったまま。