もう一度…
断酒をしなければ…………
そう私を思わせたのは、最近あった"ある電話"だった。
ある日の夕方、
ある仕事を社長と常務と私、3人でしていた時のこと。
私のスマホにブルブル((📱))っと着信。見たことのない番号だった。
「だれだ???」
気になったので、その場で出てみる。
私:📞
「もしもし。」
???:📞
「○○さんの携帯でしょうか?」
私:📞
「はい。そうですが、どちら様でしょうか?」
???:📞
「先日は健康診断にご来院くださいましてありがとうございました。
私○○病院の○○と申します。」
嫌な予感がした。。。
病院担当者:📞
「実はですね、○○さんの血液検査の結果が出ておりまして、緊急にお伝えしておかなければならないことがございまして。
肝機能の数値が出ていましてね。
それで、できましたら再検査をして頂きたいと思いまして、今電話している次第です。」
嫌な予感はどうやら的中。
私の近くには社長と常務もいる。
嫌な汗を背中の辺りに感じながら、近くにいる二人に悟られないように電話を続けた。
病院担当者:📞
「○○さんの問診票によりますと、週に一回程度の飲酒とありますが、間違いないでしょうか?」
私:
「あ、あの💦💦
い、いえ💧
もうチョットは飲んでいるかもしれません。」
病院担当者:📞
「そ、そうですかぁ。
それにしても高いんですよね、数値が。
毎日でも飲んでいないと、こんな高い数値にはなかなかならないと思うんです。」
ま、マズイ!!
いま、この状況で、この電話を続けるのは、非常にマズイ💦💦
と、思いつつも、結果が気になり、私の近くにいる上司二人から少し距離をとり電話を続けた。
私:📞
「Γ-GDPとか、ですよね?
どのぐらいです?」
病院担当者:📞
「えっとですね。2年前に来院していただいた時にはΓ-GDPが37だったんですが、今回は370って出ていましてね。
2年前の10倍ですから、何か肝機能に重大な異常が見られるのではないかと思いまして、急いで電話をした次第です。
再検査、来られませんか?」
私:📞
「そうでしたか、ハハ💦💦
いや、今チョット仕事で手を離せない状況ですので、また改めてコチラから連絡させていただきます。申し訳ありません。
ありがとうございました。」
◆◆◆◆◆
幸い、近くにいた上司二人には悟られてはいない様子だったけれど、Γ-GDP370か…………
思ったよりも進行していたな。
コリャ、マズイ。
非常にマズイ!!
検査結果が書類で送られてくれば、きっと常務がチェックするはず。
何か、
適当な言葉、いや、なんとかこの状況を打破できるような方法はないだろうか…………
このままではヤバすぎる。
何故なら、
私は会社では、
「今から5年前に肝臓を壊してお酒を辞めた人。現在まで断酒していて、お酒は一切飲まない人。」
ということになっている。
これはマズイ。
なんとかしなければ。
◆◆◆◆◆◆
そして、翌日……………
事態は思わぬ方向へと向かってゆく。
………つづく
断酒をしなければ…………
そう私を思わせたのは、最近あった"ある電話"だった。
ある日の夕方、
ある仕事を社長と常務と私、3人でしていた時のこと。
私のスマホにブルブル((📱))っと着信。見たことのない番号だった。
「だれだ???」
気になったので、その場で出てみる。
私:📞
「もしもし。」
???:📞
「○○さんの携帯でしょうか?」
私:📞
「はい。そうですが、どちら様でしょうか?」
???:📞
「先日は健康診断にご来院くださいましてありがとうございました。
私○○病院の○○と申します。」
嫌な予感がした。。。
病院担当者:📞
「実はですね、○○さんの血液検査の結果が出ておりまして、緊急にお伝えしておかなければならないことがございまして。
肝機能の数値が出ていましてね。
それで、できましたら再検査をして頂きたいと思いまして、今電話している次第です。」
嫌な予感はどうやら的中。
私の近くには社長と常務もいる。
嫌な汗を背中の辺りに感じながら、近くにいる二人に悟られないように電話を続けた。
病院担当者:📞
「○○さんの問診票によりますと、週に一回程度の飲酒とありますが、間違いないでしょうか?」
私:
「あ、あの💦💦
い、いえ💧
もうチョットは飲んでいるかもしれません。」
病院担当者:📞
「そ、そうですかぁ。
それにしても高いんですよね、数値が。
毎日でも飲んでいないと、こんな高い数値にはなかなかならないと思うんです。」
ま、マズイ!!
いま、この状況で、この電話を続けるのは、非常にマズイ💦💦
と、思いつつも、結果が気になり、私の近くにいる上司二人から少し距離をとり電話を続けた。
私:📞
「Γ-GDPとか、ですよね?
どのぐらいです?」
病院担当者:📞
「えっとですね。2年前に来院していただいた時にはΓ-GDPが37だったんですが、今回は370って出ていましてね。
2年前の10倍ですから、何か肝機能に重大な異常が見られるのではないかと思いまして、急いで電話をした次第です。
再検査、来られませんか?」
私:📞
「そうでしたか、ハハ💦💦
いや、今チョット仕事で手を離せない状況ですので、また改めてコチラから連絡させていただきます。申し訳ありません。
ありがとうございました。」
◆◆◆◆◆
幸い、近くにいた上司二人には悟られてはいない様子だったけれど、Γ-GDP370か…………
思ったよりも進行していたな。
コリャ、マズイ。
非常にマズイ!!
検査結果が書類で送られてくれば、きっと常務がチェックするはず。
何か、
適当な言葉、いや、なんとかこの状況を打破できるような方法はないだろうか…………
このままではヤバすぎる。
何故なら、
私は会社では、
「今から5年前に肝臓を壊してお酒を辞めた人。現在まで断酒していて、お酒は一切飲まない人。」
ということになっている。
これはマズイ。
なんとかしなければ。
◆◆◆◆◆◆
そして、翌日……………
事態は思わぬ方向へと向かってゆく。
………つづく